今すぐ『Zoomセミナー』を開催すべき理由!リアルセミナーと比較したメリットとは?

この知識はこんな人にオススメ

「Zoomアプリの特徴や使い方を知りたい」

「Zoomを使ったオンラインセミナーのやり方を知りたい」

Zoomでオンラインセミナーを始めるための3ステップ

前回に引き続き、Zoomについての使い方を解説していきましょう。

今回のテーマは、Zoomを使ったオンラインセミナーについてです。

なぜリアルセミナーよりもZoomセミナーのほうが優れているのかをメインに紹介していきます。

まずは、Zoomセミナーがいかに簡単に始められるのかについてみていきますね。

①Zoomアカウント作成、Zoomアプリダウンロード

Zoomセミナーを主催する場合、まずは無料アカウントを取得する必要があります。

前回の記事では、Zoomセミナーの参加者はアカウントが不要だが、主催者はアカウントが必要であることをお伝えしました。

ビジネスでZoomを使ってセミナーを開催したいと考えるなら、必ずアカウントの登録が必要です。

40分以上の長時間のセミナーを開催するなら、Zoomの有料プランにも加入しておくのがおすすめ。

加えて、Zoomアプリのダウンロードもすませておくとよいでしょう。

セミナーの開催はパソコン版のZoomを使うことをおすすめしていますが、Zoomセミナーにスマホで参加するユーザーの表示を確認するために、スマホ版Zoomアプリもインストールしておきましょう。

②参加者へ「招待URL」送信

新たなZoomセミナーを立ち上げると、そのセミナー専用の「招待URL」が作られます。

このURLがセミナー会場への入り口であり、チケット代わりとなります。

招待URLを知らない人は、あなたのセミナーには立ち入ることができません。

Zoomセミナーには最大100人まで招待することができるので、LINE@の友達に向けて送信して、大規模なセミナーを主催することだって可能です。

③告知した時間からセミナーを開始

アカウントを取得してZoomアプリをインストールしたら、あとはセミナーを開催するだけ。

事前にセミナー参加希望者に伝えておいた日時にZoomセミナーを開始して、リアルセミナーのように話していけばOKです。

参加者は招待URLをクリックするだけで、アカウントなしでZoomセミナーに参加できることをお伝えしました。

さらに主催者側もたった3ステップ(2回目以降は2ステップ)でセミナーを開催することができて、非常に使いやすいのがZoomを使うメリットなんですね。

従来のリアルセミナーとZoomセミナーとの比較

実際のセミナー会場を借りて往復の交通費を払って開催するリアルセミナーと、オンライン上で完結するZoomセミナー、この2つの違いについてみていきましょう。

セミナーの開催しやすさ(参加しやすさ)

リアルセミナーの場合、1回のセミナーを開催するまでに非常に手間がかかるという特徴があります。

たとえば、人数に応じた会場探しから関係者との打ち合わせが必要ですし、東京・大阪・福岡など複数の都市で開催するなら何倍もの手間がかかってきます。

海外からのお客さんを呼ぼうと思っても、そう簡単には集まらないのもリアルセミナーの欠点です。

しかしZoomセミナーを使えば、自宅にいながらオンラインでセミナーを始めることが可能。

最大100人まで招待可能なので、人数に合わせた会場探しは不要で、基本的に自分1人でセミナーの運営が可能。

日本全国、ときには海外からのお客さんも呼ぶことができるのも、Zoomセミナーならではのメリットです。

セミナー開催にかかるコスト

会場費からプロジェクターなどの機材費用、運営スタッフの人件費など、リアルセミナーにはさまざまなコストがかかってきます。

打ち合わせのたびに交通費がかかりますし、軽食代などのコストも計算しないといけません。

セミナーの参加費に加えて飛行機・新幹線をはじめとする交通費が、参加者にとっても大きな負担となるでしょう。

一方のZoomセミナーだと、これらのコストをすべてカットすることが可能。

オンラインで完結するので会場費は不要、Zoomの画面共有機能を使えばプロジェクターも必要なくなりますし、人件費もかかりません。

もちろん交通費なども節約できるため、遠方に住んでいる人も参加しやすいメリットが生まれます。

ただ、Zoomの有料プランに加入するならそのための費用はかかりますし、セミナー環境にこだわるなら、マイクやカメラの導入費用も必要です。

それでも、リアルセミナーより圧倒的なコストカットが可能なんですね。

セミナー参加者を集めるハードル

リアルセミナーの集客というのは、素人には非常に難しいという性質があります。

というのも、リアルセミナーには当日キャンセル(ドタキャン)される確率が非常に高いから。

あなたにも経験があると思うのですが、セミナーや勉強会の当日になると、「なんだか行きたくないな〜」と感じますよね。

その結果、せっかく広いセミナー会場を用意したのに参加者が集まらず、赤字のセミナーになってしまうこともよくあります。

1人から100人までなら自由に招待できるZoomセミナーと比べると、大きな制約になってしまいますよね。

ちなみにZoomセミナーの場合、家から出なくても簡単に参加できることから、ドタキャンされる確率がかなり低くなることも大きな魅力です。

セミナー運営に必要な準備や雑務

リアルセミナーに参加したことがある人ならわかると思いますが、1つのセミナーにはたくさんの人が関わっているのが普通です。

受付のスタッフや案内スタッフ、あるいは講師をサポートするスタッフなど、さまざまな人が動いているんですね。

セミナーの準備にも大きな時間と手間がかかり、あなたの時間を圧迫してしまうでしょう。

Zoomセミナーであれば、自分以外にサポートスタッフは不要なので、非常に低コストで始めることができます。

低コストで実現できるということは、仮にセミナーがうまくいかなかったとしてもダメージが少なくてすむということ。

資金力も人材力も少ない個人事業主やフリーランスにとっては、Zoomセミナーはメリットづくしになっているんですね。

オンラインセミナーで役立つZoomの機能5つ

Zoomには有料プランがあることをお伝えしましたが、有料プランでできるようになることはそれほど多くありません。

3人以上のミーティングの上限が40分から24時間に増えたり、「クラウド録画」という機能を使えるようになったりする以外は、ほぼ無料プランと同一。

つまり、Zoomは無料版のままでも十分便利に使えるということです。

今回は豊富なZoomの機能の中でも、オンラインセミナーに役立つものを厳選して紹介しましょう。

画面共有

Zoomでは、自分がみているパソコンの画面を参加者に見せてあげることができます。

ちょうどリアルセミナーにおけるプロジェクターのようなイメージで、資料や図表、あるいはパソコンの操作方法などを簡単に共有することが可能なんですね。

レコーディング

Zoomで開催したセミナーは、最初から最後まで丸ごと録画して保存することもできます。

次回の記事でより詳しくお伝えしますが、保存した動画をYouTubeにアップして、集客効果をさらに高めることも可能ですよ。

チャット

参加者とチャットでコミュニケーションを取る機能も存在します。

私のZoomセミナーでは参加者全員をミュートに設定するので、参加者とのコミュニケーションの場としてチャットを重宝しています。

ホワイトボード

こちらは文字通り、ホワイトボードを描くように手書きの図やイラストを共有できる機能です。

iPadやAppleペンシルを持っている人なら、まるで本物のホワイトボードのように活用することもできますよ。

「手をあげる」

たとえば、質問を募集するときに「手をあげる」機能を使うと、簡単に参加者を指名して質疑応答を行うことが可能です。

もしくは、「この中で集客に困っている人はいますか?」と尋ねて、コミュニケーションの1つとして「手をあげる」機能を使ってもいいですね。

おわりに

ここまでみてきたように、Zoomにはオンラインセミナーとして使うための機能が豊富に備わっています。

低コストで始められることからフリーランスにとって使いやすいですし、参加者のお客さんにとってもメリットが多数。

特に新型コロナが流行して外出が難しい昨今においては、Zoomセミナーは最高の集客方法となるでしょう。