年収1000万起業家になるための潜在意識の正しい使い方(1/2)

この知識はこんな人にオススメ

「ノウハウを学んだのになかなか結果が出ない」

「潜在意識や無意識の力をフル活用したい」

マーケティングだけじゃない!ビジネスで重要な要素とは

このブログでもYouTubeでも、ビジネスではマーケティングが重要であるということを繰り返しお伝えしてきました。

この世界では集客で悩んでいる人が非常に多いので、集客スキルを習得することでライバルに差をつけられるし、集客ノウハウを販売することで売上を立てることもできる。

だからこそ、さまざまな集客ノウハウをあちこちでお伝えしているんですね。

ただし、集客ノウハウを学んだだけでは、成功者になることはできません。

ノウハウは実行に移してこそ効果があるものであり、ノウハウコレクターになっても1円も価値を生み出すことはできないからです。

マインドが7割。ノウハウは3割でいい

もちろん、一定のノウハウがなければ成果を残すことはできないでしょう。

ビジネスの初心者がどれだけお客さんにアプローチしても売上が伸びないのは、ノウハウ不足によるものが大きいのは事実です。

しかし、成功するために必要な要素として、ノウハウはたったの3割しか占めていません。

本当に重要なのは、そうしたノウハウを実行に移すためのマインドなんですね。

価値あるノウハウがあっても、行動できなければ無意味

小手先のテクニックだけをたくさん知っているノウハウコレクターが批判されることが多いのは、それを実践する行動力が伴っていないからです。

たとえどんなに価値あるノウハウを知っていたとしても、それを実際に使ってみなければ意味がありません。

一方で、どれだけノウハウ不足であっても行動さえ起こすことができれば、圧倒的に売上に繋がる可能性が高くなります。

100万円のノウハウを知っているだけでは1円も稼げませんが、行動を起こして集客・教育・販売に取り組めば1万円稼げることだって出てくるのです。

アイデアには価値がない。行動にこそ価値がある

私がよく社員に向けて言うのは、「アイデアだけでは価値がない、行動してこそ価値が生まれる」という言葉です。

決してアイデアを軽視するわけではありませんが、アイデアだけではやはり1円も稼げないんですね。

どれだけ陳腐なアイデアであっても、実施に行動に移せば何らかの形でフィードバックが返ってきます。売上だったり、お客さんからの声だったり。

そのフィードバックが、ビジネスを成長させる原動力になるんですね。

行動の源泉となるのは、成功者マインド

しかしこれだけ重要性を説いても、行動できずに悩んでいる人が多くいます。

それはなぜなのかといえば、成功者が当たり前のように習得しているマインドが足りていないからです。

正しい成功者マインドと正しいノウハウがセットになって、はじめてビジネスで成功を掴むことができるんですね。

自覚できる「意識」と自覚できない「無意識」

成功者マインドを身につけるにあたっては、まず人間の脳の仕組みを学ぶのが手っ取り早いです。

具体的には、「顕在意識」と「潜在意識」の違いについて知っておくことが、マインドを習得するうえで非常に役立ちます。

顕在意識というのは、私たちが自分で自覚できる意識のことですね。

たとえば、こうして喜多野のブログを読もうとするのも顕在意識の働きです。

一方の潜在意識は、普段の意識の下にある無意識のことで、私たちは自覚することができません。

指を動かしてスマホを操作するのも、呼吸するのも、心臓を動かしているのも無意識の働きです。

多くの人は「意識」を重視する

ビジネスで成果が出ていない人のほとんどは、2種類の意識のうち自分の意識(顕在意識)だけに目を向けようとしてしまいがちです。

「明日はがんばろう!」
「絶対に作業を終わらせよう!」

のように、はっきりと決意したり判断を下したりするのが意識によるものですね。

無意識が95%、自覚意識はわずか5%

しかし、最新の脳科学によると、意識全体において私たちが自覚できる意識が占めるのはたったの5%しかないという説があります。

残り95%が無意識によって占められており、私たちの行動や判断にも大きな影響を及ぼしているわけですね。

たった5%しかない意識でどれだけがんばろうとしても、やる気を出したり行動を起こしたりすることは難しいでしょう。

私たちの意識全体の大半を占めている無意識の力を借りないと、行動力を高めることはできないということです。

人生は無意識が決めている

人間の人生は、意思決定の連続です。

どの大学に通うか、どの会社の面接を受けるか、どの異性と付き合うかまで、私たちは大小さまざまな判断を下しながら生きています。

その意思決定や判断にも95%の無意識が働いているのですから、人生は無意識によって決められていると言っても過言ではないのです。

年収1500万円以上の成功者は、無意識をコントロールしている

実際、年収1500万円以上稼いでいる成功者たちは、自覚しているかどうかに関わらず、必ず無意識をコントロールしていると言われています。

意志の力で努力するのではなく、努力を習慣化することで結果を出す。

意識の力を信用しておらず、無意識が非常に大きな影響力を持つことを知っているからこそ、日々の習慣やルーチンを大切にしているんですね。

無意識を味方につけるためには?

では、大きな影響力を持つ無意識を自分の思い通りにコントロールするためには、どうしたらいいのでしょうか?

ポイントとなるのは「セルフトーク」の存在です。

セルフトークというのは、頭の中で勝手に生まれるつぶやきのこと。

セルフトークを制するものが、人生を制する

たとえば、「今日も疲れたな」「なんだかうまくいかないな」と、心のなかでつぶやくことってありますよね。

これがセルフトークと呼ばれるもので、無意識と密接な関係を持っています。

ふとした瞬間に「自分はダメな人間なんだ」と口をついて出てきてしまうような人は、無意識も「自分はダメ人間だ」と認識してしまいます。

しかし「今日もいいことがあったな」とポジティブに考えることがクセになっている人は、無意識も「今日はラッキーだった」と認識しているわけです。

1日60,000回の「心のつぶやき」が無意識を操る

このセルフトーク、別名「心のつぶやき」は、1日の間に60,000回発生しているとされています。

私たちが朝起きた瞬間から寝る直前まで、ずっと心のなかでセルフトークが湧いては消え、湧いては消えを繰り返しているわけです。

もし、この60,000回のセルフトークをすべて前向きなものに変えることができたら、無意識も自動的にポジティブなものへと変化していきます。

「自分は月商100万円稼げる人間だ」というセルフトークを繰り返せば、それが現実となって現れることがあるんですね。

『思考は現実化する』『引き寄せの法則』が正しい理由

セルフトークについての話を読んできた人のなかには、『思考は現実化する』という言葉や、『引き寄せの法則』を思い浮かべた人もいるかもしれません。

なんだか怪しそうなイメージを持つ方もいるかもしれませんが、「セルフトークが無意識を変えて、人生を変える」という意味では、どれも間違ってはいません。

『引き寄せの法則』も、決してスピリチュアルなものではなく、科学的で論理的な根拠にもとづいた考え方なんですね。

無意識は現状維持を好む

無意識の特徴として、現状維持を好む性質があることも知っておきましょう。

宝くじの高額当選者のその後として、何億円もの当選金をたった2〜3年で使い切って、さらに自己破産するケースが非常に多くあります。

これは、年収300万円や400万円しか稼いでいない人の無意識が、貧乏な現状を維持しようとムダな浪費を促した結果でもあるんですね。

しっかりと無意識をコントロールできていないと、仮にまとまったお金が入ってきたとしても、すぐに出ていってしまう危険性があるのです。

おわりに

潜在意識を活用する…そんな言葉からは、スピリチュアルで根拠のないものだというイメージを抱く人は多くいます。

しかし、無意識の存在は実際に成功者の間でよく知られているものであり、引き寄せの法則を説明する根拠にもなっています。

次回の記事では、潜在意識やセルフトークをテーマにさらに深堀りしていきますので、ぜひチェックしてくださいね。