これだけはやってはいけない!成功を遠ざける「朝の悪習慣」とは

この知識はこんな人にオススメ

「午前中の時間が一瞬で過ぎてしまって困っている人」

「朝すぐにやるべきことを知りたい人」

朝の「○○○チェック」は絶対にやってはいけない

あなたは今日の朝起きてから、1番最初にどんなことをしましたか?

「スマホをみる」「テレビをつける」「パソコンを立ち上げる」など、人それぞれの習慣があると思いますが、心理学的に絶対にやってはいけない朝の行動が存在します。

その行動とは、ズバリ「メールチェック」です。

メールチェックの回数とストレスは比例する

ある研究によると、1日のうちメールチェックの回数が増えれば増えるほど、ストレスの度合いがどんどん高まっていくことがわかっています。

朝起きたらまずスマホを手に取って、メールやLINEをチェックする人は多いと思いますが、その行動が私たちのストレスの原因になっているというわけですね。

実は、私たちは自分で思っている以上に、毎日メールチェックに時間を割いています。

余裕があればあなたも一度カウントしてみて欲しいのですが、一般的な人々は1日に何十回とメールチェックをしてしまっています。

基本的に、メールチェックは何の価値も生み出さない作業の代表格です。

もちろんクライアントとメールのやりとりをしなければいけないシーンというのはあると思いますが、1回のメールチェックやメール作成で1万円の売り上げが入ってくる…なんてことはありえないんですよね。

それどころか、メールチェックの回数が増えればストレスが増大することもわかっているのですから、朝からメールチェックに時間を費やすのは絶対に避けるべき行動なのです。

メールチェックを減らすと、大幅にリラックスできる

2週間の間、メールチェックの回数を1日3回までに制限した場合、日々のストレスが和らいでリラックスできるようになり、さらにプライベートでも幸福度が上昇したというデータがあります。

たった2週間メールチェックの回数を3回までに減らすだけで、人生の満足度が飛躍的に向上するということですね。

逆に考えれば、メールチェックの回数が増えることで仕事のストレスが増し、プライベートでも充実した時間を過ごせなくなり、さらにストレスが増加して不幸な人生に陥ってしまう可能性も十分ありえます。

これを読んでいる方なら、フリーランスや起業家として自由な人生を歩みたいと考えている人が大半のはず。

メールチェックの回数を減らすことは、そんな理想な人生に近づくための大きな1歩になるでしょう。

メールが効率を落とすのはマルチタスクが原因

では、そもそもメールチェックが私たちのストレスを増やし、生産性を低下させてしまうのはなぜでしょうか?

それを考える上でヒントになるのは、「マルチタスク」という状態です。

人間の脳はマルチタスクに対応できない

人間の脳はもともと、1つのことに意識を集中するようにできています。

2つも3つも同時並行して、タスクを消化したりアイデアを考えたりすることができないわけです。

あなたも経験があると思いますが、テレビを見ながら仕事をしようとして普段よりもずっと仕事のスピードが落ちてしまう…なんてことがあります。

これも、私たちの脳が「テレビを見る」「仕事をする」という2つのタスクを同時並行できないことが原因です。

「いやいや、私は音楽を聴きながら仕事する方がはかどるよ」という人もいるかもしれません。

音楽がある方が集中できるタイプの人は、作業中に音楽に意識を向けることがほとんどないはずです。

もし仕事中に音楽に意識が向いてしまったら、この時点で集中力が途切れるからです。

普段から何度も聴いてほとんど意識を向けないような曲や、歌詞が付いていないクラシック音楽等であれば音楽を聴きながら作業してもマルチタスク状態に陥らないでしょう。

「メールきていないかな」と気にしながら仕事していませんか?

メールチェックを繰り返す人は、1つの作業に集中しているつもりでも「新しいメールは届いていないかな?」と、ずっと意識を向けてしまいがちです。

常にメールチェックのことが頭にあるので目の前の仕事に集中できず、マルチタスク状態に陥って集中力が低下してしまうのです。

逆にメールチェックの回数を1日3回に限定してしまえば、「メールチェックしなきゃ」ということに意識を向けなくてすむので、100%の集中力で仕事に取り組めるようになるのです。

午前中の生産性を10倍にするテクニック

ここまでの内容を踏まえて、午前中の仕事の時間をより効率的にするためのテクニックを紹介しましょう。

メールチェックは昼、夜に1回をルール化

まずメールチェックの回数は1日2〜3回に限定してください。

理想としては、昼に1回、夕方に1回がベストです。

「それだと仕事に支障が出てしまう」という人なら、午前中に1回メールチェックする時間を作ってもいいでしょう。

昼の13時夕方の17時にアラームをセットして、アラームが鳴ったときだけメールチェックしてOKというルールを決めるのがおすすめです。

メールチェックをしなくていい」と考えるだけで、圧倒的に気分が楽になって目の前の仕事に集中できるようになると思いますよ。

スマホやパソコンの通知はオフにする

メールチェックの回数を減らすのと同時にやってもらいたいのが、スマホやパソコンの通知をオフにすることです。

昔の仕事に集中しているときに、スマホの通知がピコンと鳴ってしまうと、意識が一気にそちらに向けられてしまいます。

これもマルチタスク状態の一種で、集中力や生産性の低下を招いてしまうのです。

iPhoneやMacを使っている人なら「おやすみモード」をオンにすることで、簡単に通知がならないように設定することができます。

少なくとも仕事をしている間は、おやすみモードを有効にして通知に邪魔されないように対策しましょう。

午前中にやるべき成功者の習慣とは?

朝や午前中の時間は絶対にメールチェックをしてはいけない。

では逆に、朝やった方が良い習慣にはどのようなことがあるのでしょうか?

科学的なデータをもとにすると、朝は「運動」に費やすのがベストであることがわかっています。

たった30分の運動が、人生を変える

「運動は体にいい」となんとなく考えている人は多いと思いますが、具体的にその効果を理解している人は少ないでしょう。

ある論文によると、1日たった30分程度の運動するだけで、その日の気分が向上し、集中力が高まり、メンタルが改善し、抗うつ作用も手に入ることがわかっています。

運動によってドーパミンが分泌されて集中力がアップしたり、ノルアドレナリンが分泌されることで気分が改善したりすることが証明されているんですね。

とはいえ、筋トレのようなハードな運動をする必要はありません。

ちょっとその辺をぶらぶら歩く程度の散歩でも、十分な効果が得られるとわかっているのです。

朝起きたら、メールチェックではなく散歩をしよう

朝起きたらまず、スマホを手に取ってメールチェックするのではなく、近くの公園まで散歩してみましょう。

パートナーがいるなら2人で一緒に散歩に行ってもいいですし、ペットを飼っているなら朝起きてすぐに散歩に行く習慣をつけるのがおすすめです。

朝のメールチェックを運動に置き換えて、理想の人生を手に入れましょう。

おわりに

ここでいうメールチェックには、LINEやSNSのチェックや、ビジネスチャットのチェックなども含まれます。

あなたも薄々感づいてると思いますが、スマホで通知をチェックするだけでは仕事が進みませんし、人生も豊かにはなりません。

朝の貴重な時間は散歩に費やしたり、その日の1番重要な仕事を終わらせるのに使っていきましょう。