この知識はこんな人にオススメ
「1億円稼いでいる人の考え方を知りたい」
「成功するためのマインドを身につけたい」
ノウハウとマインドがセットになって初めて結果が出る

年収1000万円以上稼いでいる人と、年収1000万円以下の人の違いはどんなところにあるのか?
その思考法の違いについて、今回は解説していきます。
なお、今回で紹介していく内容は、期間限定で無料配信している喜多野の電子書籍『ビジネス1年目で年商1億稼いだ男の究極の思考術』を補足するものになります。
もしこの電子書籍をまだ読んでないという場合には、こちらを先に目を通してもらえると理解が深まりますよ。
(1)アウトプット力

結果を出せるとそうでない人の違いは、まずアウトプットできているかどうかにあります。
それも、ただアウトプットするだけでなく、アウトプットの質を高めることができるのが、成功している人の特徴なんですね。
実際、私の知り合いに月収1億円稼いでいる経営者の方がいるのですが、その人は口癖のように「稼げる人はアウトプットだ」といっていました。
その経営者の方にも師匠がいて、その師匠も同じように常にアウトプットする習慣をつけていたそうなんです。
2人とも成功してからアウトプットする習慣をつけたわけではなく、全く稼げていないときからずっとアウトプットの習慣を持っていたというのがポイントです。
成功者はずっとアウトプットの習慣を続けている
たとえば、いい本を読んだ、いいことを聞いたというときにも「おもしろかった」で終わらせることなく、何らかの形でアウトプットしているということですね。
私のYouTubeでは、大事な情報はその場でコメントして自分の言葉で表現することをよくお願いしているんですが、これもアウトプットの形の1つです。
いい言葉や知識を得たら、すぐに手帳にメモしたり、スマホやパソコンで入力したりする。
月収1億円稼いでいる人たちは、当たり前のようにアウトプットの習慣を持っているのが特徴です。
すぐにアウトプットできる人は、成長が早い
ちなみに、私のYouTubeライブをみて、その日のうちにLINE@でライブの感想を送ってきてくれる人がいるんですが、そうやってアウトプットしてくれる人をみていると、やはり結果が出るスピードが速いなと思いますね。
私が運営しているスクールの受講生でもそうなんですが、すぐにアウトプットできる人ほど、成長する速度が速い傾向にあります。
このブログで学んだ知識も、ぜひあなた自身の言葉でメモやノートに残して、アウトプットしてもらいたいなと思います。
(2)欲求に素直

今回紹介する7つの違いのなかで、個人的に一番重要だと思うのが、この欲求に素直に行動できるかです。
そもそも人間の人生を形作る要素として、欲求は非常に大きなウエイトを占めています。
たとえば私も一番最初にビジネスを始めようと思ったきっかけとして、小学生の頃に当時全盛期だった堀江貴文さんを目にした体験があげられます。
テレビで露出している堀江さんをみて、「年商1000億稼ぐ人が本当にいるんだ!」という強い衝撃を受けました。
自分もそれくらい稼いでみたいな…という憧れの気持ちから、ビジネスをやりたいと考え始めたんですね。
ホリエモンや、ドラマに影響されて行動
また、高校2年くらいの頃になって、「コードブルー」というドラマを視聴したことがありました。
このドラマをみて、今度は医者になりたい!という強い憧れを抱いたのをよく覚えています。
我ながら優柔不断だなあと思うんですが、これもやっぱり欲求に正直になった結果なのでしょう。
「人の命を救うために自分の命を捧げる」そんなやりがいに魅力を感じて、医者になりたいという目標を持つようになったんですね。
もっと明るく人生を歩みたい!が原動力

というのも、高校時代に同じ電車に乗り合わせていたサラリーマンたちをみて、全員同じような暗い顔をしていたことを覚えているからです。
私はもともとサラリーマン家庭で育ったのですが、仕事から帰ってきた両親が楽しそうにしているわけでもないし、幸せそうにも思えない。
「俺はそんな未来を歩みたくない!」という欲求が、今の成果につながっているという側面があります。
世の中でベンチャーを立ち上げる起業家のなかにも、自分の欲求に素直に行動している人が多くいます。
なかには「モテたいから起業しました!」と、欲求全開で動いている人もいるくらいです。
「中学校のときにいじめられたから、そいつらを見返すために金持ちになりたい」という負の欲求で動いている人もいます。
実際にビジネスをやっている人のなかには、「成功したい」「稼ぎたい」というプラスのエネルギーだけでなく、「あいつらを見返したい」「親を見下したい」のようなマイナスのエネルギーをガソリンとして燃やして、行動する人も多かったりします。
フェラーリを目撃して、モチベーションが上がったことも
私も20歳の頃に六本木でデートしているときに、1台のフェラーリに出会ったことがありました。
そのフェラーリの運転手の顔を覗き込んでみたら、自分より少し年上くらいの20代のイケメンで、隣にはモデル級の美女が座っていたんですね。
当時の私は「自分もあんなふうになりたい!」という欲求が生まれて、行動するエネルギーになっていたりもしました。
すでに家庭を持っている人のなかには「家族との時間を作りたい!」という欲求をもとに起業した人もいますし、承認欲求を満たすためにビジネスをやっている人も少なくありません。
人間は、抱えている欲求が強ければ強いほど、行動するための強力なエネルギーになる。
なので私がよくワークとしてやってもらうのは、自分の稼ぎたい理由や成功したい理由をひたすら紙に書きまくるというものです。
これは人に見せる必要はないのでぜひ一度やってもらいたいのですが、このワークをやって自分の欲求をひたすら書き出してみると、強力なモチベーションが生まれてくるはずです。
欲求に忠実に行動するのは悪いこと?
「でも、私利私欲のためにビジネスする人って、悪い人なんじゃないの?」そんなふうに思う人もいるかもしれません。
確かに、少しでも多く稼ぎたいからと詐欺まがいのビジネスをやっている人も一定数います。
しかし、そうしたビジネスでお金を稼いでも、決して幸せになることはできないんですよね。
そもそも自分の心が満たされて精神的な余裕がなければ、他人を幸せにすることはできません。
まずは自分がお金を稼いで精神的に豊かになって、幸せを感じないといけません。
自分に余裕があってはじめて、他人のために行動しようという気持ちが起こるのですから。
(3)即決即断できる

ビジネスでは、どんな決断も即決即断すべきである。
これは自己啓発本でもよくいわれていることなので、知っている人は多いと思います。
自分でビジネスを手掛けているフリーランスや経営者には、やるべきタスクが大量にあります。
その大量のタスクをこなすためには、些細な意思決定は即決即断して、時間を効率的に使うことが求められるんですね。
重要度が高い意思決定と、重要度が低い意思決定
私たちが普段行っている意思決定のなかにも、重要な決断と重要でない決断の2種類があると思っています。
たとえば、「今日の夜に何を食べようかな?」という意思決定は、ビジネスの結果や売上を左右する重要な決断ではないですよね。
この手の重要性の低い意思決定は、一瞬で終わらせることがポイントになります。
仮に今日の夜食べるものについて10分間考えて迷っていたとしたら、その10分間でライバルたちは新たなノウハウを学んだり、経験を積んだりしていることでしょう。
些細なことで時間を使っていると、あっという間にライバルに先を越されてしまうのです。
その日着る服のコーディネートも同じことです。
毎日毎日「今日はどの服を着ようかな?」などと考えていると、ビジネスに費やすための貴重な時間がどんどん削られていきます。
そうではなく、あらかじめ1週間分の服のコーディネートを考えて7本のハンガーに干しておき、朝起きたら1秒も考えることなく着替えを済ませる。
そんな状態が理想なんですね。
重要性が高い意思決定は、シミュレーションする
意思決定のもう1つのタイプが、重要性が高いものです。
たとえば、新規事業をはじめるかどうか、どこにいくら投資するのか、どこに広告を出すかといった決断があげられます。
このタイプの意思決定は、一瞬で決断を下すというのはなかなか難しいでしょう。
私が重要度の高いことを決断するためによくやっているのは、決断を下したことによってどんな結果が得られるのかというシミュレーションを行ってみることです。
100万円のコンサルで、100万円以上稼げるか?

仮に100万円の投資をしてコンサルを受けたとして、その後どれくらいの収入アップを見込めるのかを考えるわけですね。
もし10万円の売上アップにしかつながらないなら、そこには投資しない。
もし1000万円の売上アップが見込めるなら、積極的に投資するというルールです。
一度決めた意思決定は、それ以降は何も考えないこともポイントです。
お金を振り込んでしまえばもうキャンセルはできないのですから、「もしかして間違っていたかな?」などと悩むより、「よし、気合入れて学ぼう!」と考えるほうが生産的でしょう。
重要な意思決定では、費用対効果を冷静にシミュレーションして計算した結果、儲かる見込みがあるならすぐにゴーサインを出していくのです。
即決即断のトレーニング
重要でない決断は、一瞬で。
重要な決断は、シミュレーションして大胆に。
それがビジネスにおける即決即断のポイントです。
ちなみに、即決即断の練習をしてみたいなら、明日から食べるランチを3秒で決める!というルールを決めてみてください。
お店に入ってメニューを開いて、5分も10分も注文するものに迷っているのではなく、一瞬で決定する。
こうした小さな意思決定を即決即断していくことで、どんどんスピードが上がっていくはずですよ。
おわりに
私の経験談をもとにして、ゼロから1億円稼げるようになるための思考術について、前半の3つを紹介してきました。
いきなりすべてをマネしようとする必要はありませんが、最後に紹介した「ランチを3秒で決める練習」など、今すぐ取り入れられるものから活用してみてくださいね。