目次
この知識はこんな人にオススメ
「最短最速で結果を出すためのノウハウを知りたい」
「月100万円稼ぐための再現性のあるやり方を学びたい」
感覚でビジネスをやるな!

私がこれまで多くのフリーランスや個人事業主の方を見てきて思うのは、「感覚でビジネスをやっている人が多すぎる」という事実です。
例えば毎月の売上目標だったり、売上目標から逆算した日々のタスクだったり。
これらをなんとなくで決めてしまっている人が非常に多く、客観的な数字を使ってロジックでビジネスを組み立てている人が少ない。
感覚でビジネスをやるということは、まるでギャンブルに挑戦するようなものです。
当たるか外れるか最後までわからないようなビジネスをやるのではなく、しっかりと再現性のあるノウハウをもとに作業するべきなんですね。
「100万円ほしいな」と願うだけなら誰でもできる
「月100万円稼ぎたいな」と、頭の中で漠然と考えることは、誰にだってできます。
しかし、具体的に何人のお客さんにどんな商品を売っていくのかを考えて実行できなければ、いつまで経っても稼げるようにはならないでしょう。
今回のテーマは、感覚ではなく「ロジック」をもとにビジネスを展開していくことで、最短最速で成果を手にする方法論についてです。
ビジネスは戦略なくして勝利なし

最初に今回の記事の全体像についてお伝えしておくと、私たちがまずやるべきなのは「KGI設定」となります。
これは「自分がいくら稼ぎたいのか?」という目標であり、ゴールのことですね。
たとえば「月収30円稼ぎたい」「年収1000万円を目指したい」といった数値目標が挙げられます。
実際に私たちが手掛けている企業向けのコンサルティングでも、必ずKGI設定の話から入るほど重要性が高いトピックとなります。
「逆算思考」で月収100万円を目指す
KGI設定でゴールが決まったら、次に「KPI設定」にも取り組みます。
名前がよく似ていて紛らわしいですが、これらの用語を暗記する必要はありません。
KPI設定というのは、あなたが立てた目標から逆算して、短期的に「どんなタスクをやるのか?」を決めることを言います。
たとえば「月100万円稼ぎたい!」と考えたときに、LINE@には何人のお客さんを集めないといけないのか、Instagramはどのくらいフォロワーを増やす必要があるのか、あるいは単価がいくらの商品を何個売ればいいのかを決める段階になります。
この2つを明確にしてロジックにもとづいたビジネスを展開することができると、最短最速で月100万円稼げるフリーランスを目指せるはずです。
KGI設定でゴールを明確化→KPI設定でタスクをピックアップ

まずは私たちが目指すべきゴールを設定しましょう。
仮にあなたが「月100万円稼ぎたい!」と思った場合、あなたが具体的にやるべきタスクにはどんなものがあるでしょうか?
結論から言ってしまうと、ここで重要なのは「いくらの商品を、何人のお客さんに売ればいいのか?」を決めることです。
仮に単価1万円の商品を扱っているなら、100万円稼ぐためには100人のお客さんに売る必要があります。
一方で単価100万円の商品なら、100万円稼ぐためにはたった1人のお客さんに売ればいいということになります。
『単価×販売数=売上』
これがビジネスの成果を決める方程式です。
売上の要素を左右する「単価」「販売数」をしっかりと設計する必要があるんですね。
商品の単価を決める3つのポイント

これからビジネスをやろうと考えている人がぶつかる問題として、「単価はどうやって決めたらいいのか?」という疑問があると思います。
そこでまずは、具体的な単価の決め方についての3つのポイントについて紹介していきましょう。
①相場
まずリサーチする必要があるのが、あなたと似たビジネスをやっている人の商品の相場です。
相場を無視した単価で売り出しても、なかなか売れるようにはなりません。
例えるなら、どこででも手に入る普通の鉛筆を、1本1万円で売ろうとするようなものです。
文房具屋さんでは1本100円で売られている鉛筆を、その100倍の値段で売ることはほぼ不可能でしょう。
もちろんその鉛筆が世界に1つしかない貴重なものだったら別ですが、何の変哲もない鉛筆を相場を無視した価格で売ろうとしても無理があるわけです。
ですので、単価を決める際には、まず自分と同じようなビジネスをやっている人の単価をチェックしなければいけません
どれくらいの価格帯なら売れやすいのか、いくらが妥当な価格なのかを調べておきましょう。
②自己イメージ
2つ目のポイントは、「この値段で売る!」と先に決めてしまうことです。
「自分の商品にはこれだけの価値がある!」と心から思える値段に設定して、その単価で売り出していきます。
その際には、なるべく高額な価格設定にすることをおすすめしています。
単価1万円の商品を売るよりも、単価100万円の商品を売るときの方が、ずっとビジネスに対する本気度が高いはずだからです。
高額な単価に引っ張られて自己イメージが向上して、価値ある商品を提供できるようになる…そんな好循環を目指します。
③適正価格
そして3つ目のポイントが、適正価格を知ることです。
仮に自分の商品を、半年間で30万円という単価で売っていく場合を考えてみます。
ひとまずはこの単価で1〜2ヶ月様子を見てみて、販売数がどれだけ伸びるかをチェックしていきます。
もし好調に売れるようなら問題ありませんが、「どうも成約率が悪いな」と思えるなら、単価を変更して適正価格を探っていく必要があります。
たとえば私の生徒さんの一人に、過去にコーチングで25万円の商品を売り出したものの、全然売れないという悩みを持った方がいました。
しかし、単価を見直して15万円と30万円という2つのコースに分割して販売してみたところ、飛躍的に売上が向上したという例があります。
誰でも最初から適正価格をバシッと言い当てることは難しいので、少しずつテストしてすり合わせていく必要があるんですね。
100人いたら何人に売れる?商品の単価と成約率について

仮にあなたが20万円の商品を扱っていたとしたら、全部で5人に売れば100万円の売上を手にできる計算になりますよね。
そこで次に考えるべきなのは、自分が20万円の商品を5人に売るためには「LINE@の見込み客をどのくらい集めたらいいのか?」という点です。
一般に、20〜30万円程度の商品の成約率は、3〜4%くらいだとされています。
100人いたら3〜4人がその商品を買ってくれるイメージですね。
ちなみに、単価50万円なら2%ほどの成約率が目安になります。
100人のお客さんがいれば、月収100万円を目指せる!
このデータを踏まえると、LINE@でおよそ100人くらいのお客さんがいれば、20万円の商品を5人前後のお客さんが買ってくれると期待できるわけです。
間違って欲しくないのですが、仮に100人の見込み客がいてLINE@に登録してくれたとしても、100人全員が商品を買ってくれるわけではないことに注意してくださいね。
おわりに
単価20万円の商品で月100万円を目指すとして、具体的にどうやって100人のお客さんをLINE@に集めたらいいのか?
その具体的なテクニックについては、後半の記事でお伝えしていきましょう。