目次
この知識はこんな人にオススメ
「タスク管理についての基本的な考え方を身につけたい人」
「集客を自動化して、勝手に稼げる仕組みを作りたい人」
集客の原点は、認知である

この記事では、具体的にSNS集客の自動化について話していきますが、まずはその前に1つだけ知っておいてほしいことがあります。
それは、集客とは認知であるという事実です。
つまり、自分のことを知ってもらうための宣伝活動こそが集客の本質なんですね。
たとえば、東京に住んでいる人が大阪に旅行へ行くなら、一番最初に浮かぶのは「USJに行こうよ!」という旅行プランだと思います。
友達の中で誰一人「ひらパー行こうよ!」と発言することはないでしょう。
ひらパというのは大阪にある「ひらかたパーク」のことなんですが、おそらく関西以外の人にはほとんど認知されていないはずです。
このUSJとひらかたパークの違いのように、仮にどんなに自分がいい商品を持っていたとしても、お客さんに認知をしてもらえなければ選んでもらえないわけです。
ステップ1:SNSで認知を拡大

その認知を拡大するために、まず使うべきなのはSNSです。
お客さんにとっては、そもそもあなたのことを知らない、認知していないのが普通です。
認知されていないということは、お客さんの選択肢にすら入れてもらえていないということなんですね。
なのでまずはSNSでお客さんに認知してもらい、自分の商品に興味があるお客さんをLINE@に集約して、最終的に売上に結びつける。
これが、今回のテーマとなる自動化戦略の全体像になります。
ステップ2:LINE@にお客さんを集客する

私がよくお話ししている集客・教育・販売の3ステップをもとにしたマーケティングは、一般に「リストマーケティング」と呼ばれています。
リストというのは、LINE@に登録してくれたお客さんのこと。
LINE@では、お客さんたちにメッセージを送って、コミュニケーションを取ることができるのが一番のメリットとなります。
友達数と売上は比例する
私たちの売上というのは、集めたLINE@の友達数に比例します。
たとえば、100人のリストがあれば、100万円売れてもおかしくありません。
私もビジネスを始めた当初は、37リストで52万円稼いだことがありました。
300リスト集まる頃には、800万円の売上を記録していたこともあります。
リスト数が増えれば売上も上がっていく。逆にリストが少なければ、売上も伸びないというシンプルな法則があるんですね。
もしあなたが100万円の売上を得たいなら、10人しか友達がいない状態ではまず不可能です。
しかし、リストさえ集めることができれば、100万円とはいわず1000万円、1億円と売上を伸ばしていくことが可能になるのです。
2500万ものリストがあるから、1000億円稼げる
実際、私が経営に携わっている株式会社SYKでは、トータルで約3万5000リスト保有しています。
これだけのリストを持っているからこそ、3〜4億円の売上を記録できているわけなんですね。
ダイエットで有名なライザップも同じです。
ライザップは年商1000億円売上げる規模の会社ですが、ライザップは2500万ものリストを持っているとされています。
だからこそ、それだけの売上を記録しているんですね。
リストマーケティングは、フリーランスの売上を安定化する

LINE@を使ってリストを集めない場合と比べると、リストがあるおかげで売上が安定しやすくなるメリットもあります。
もしリストがなければ、「先月は100万円稼げたけど、今月は10万円しか稼げなかった…」という状況が当たり前のように起こってしまいます。
これでは、もともと収入が不安定なフリーランスや起業家の経済事情を圧迫してしまうことでしょう。
口コミや紹介をメインとする集客方法も同じです。
口コミや集客で売上を伸ばせるかどうかは運の要素が強いので、急に売上が落ちてゼロになってしまうリスクが十分考えられるんですね。
今回の記事で目指すのは、たとえ自分が高熱を出して1週間寝込んでしまったとしても、売上が自動で増えていく仕組みを作ることです。
この仕組みに絶対に不可欠なのが、リストなんですね。
まずは、SNS集客で「成約率」を算出する

では、リストを集めたらその先どうやって自動化していけばいいのか?
まず第一ステップとしては、SNSを使って無料でお客さんを集めることがあげられます。
いろいろなSNSがあるなかでも、私がおすすめしているのはInstagramになります。
というのも、InstagramはFacebookやTwitterといったSNSと比べて、約3倍のペースで成長しているという統計があるからです。
成長率が高くユーザー数が増加しているということは、それだけお客さんに認知してもらいやすいんですね。
100人のリストで、何件売れるか?
そして、InstagramからLINE@にお客さんを集めたら、次に成約率を計算します。
仮に100人のお客さんを集めたとして30万円の商品が3件売れたなら、90万円の売上で成約率は3%になりますね。
もちろんInstagramで集客するだけでも稼げるのは事実ですが、Instagramを毎日更新しなければならないなどのデメリットがあるのも事実です。
そうした手間をなくして集客を自動化するためには、「広告」を使う必要が出てきます。
広告なら雪だるま式に売上が増えていく

広告といわれるとお金がかかりそうなイメージがあるかもしれませんが、最初は5000円くらいの少額からでもスタートできるテクニックです。
広告を使った集客では、100リスト集めるために30万円くらいの広告費がかかるとされています。
もしあなた30万円の広告費を出して100リスト集めることに成功すれば、SNS集客で算出した3%の成約率をもとにすると、100リストのうち3件、90万円の売上があがることになります。
つまり、30万円の広告費で90万円の売上が手に入るということです。
これはまるで、1万円入れたら3万円になって戻ってくる自動販売機みたいなものですよね。
ここまでの仕組みを作ったら、自動化の完成です。
広告集客が、自動化戦略の最終形
その90万円の売り上げのうち、約半分の50万円で広告費をかけたら、150リスト・150万円の売上が入ってきます。
その150万円の売上から100万円の広告費を出して、300リスト・300万円の売上を手にできる。
この繰り返しによって、どんどん売上を増やしていくことができるのです。
無料集客で一番最初の広告費を稼ぎ、計算に必要な成約率も出したら、あとはバンバン広告を出していく。
そうすることで、まるで雪だるまのように売上が増加していくでしょう。
実は「教育」も自動化できる

ちなみに、集客を自動化したあとのさらなる自動化テクニックも存在します。
つまり、LINE@を使った教育の自動化ですね。
具体的にどんなことを始めるのかというと、LINEステップメールを使って「教育」が勝手に行われるような仕組みを作るのです。
そもそもLINE@は、一斉発信でメッセージを送るツールです。
なので、昨日登録してくれた人は昨日配信したメッセージを読めますが、今日登録してくれた人は昨日のメッセージを読めないというデメリットがありました。
ステップメールなら、勝手にお客さんを教育してくれる
しかし、「Lステップ」のようなステップメールサービスを使うと、LINE@のメッセージをシナリオ化することが可能になります。
毎日メッセージを作らなくても、「登録1日目」「2日目」「3日目」に送るメッセージを、事前に作って配信予約しておくことができるんですね。
毎日LINE@の内容を考える必要がなくなるうえ、高い開封率で読んでもらえるのでメルマガを使ったステップメールよりも優秀。
これなら使わない理由がありませんよね。
おわりに
広告を使って集客を自動化。そしてLINEステップを使って教育を自動化。
これが、SNS集客の自動化戦略のメカニズムになります。
これができると年商1億円以上の売上が安定して稼げるようになるので、ぜひ実践してみてください。