インスタグラムのビジネス利用は近年増加傾向にあり、実店舗のあるビジネスでもインスタグラムを使って集客のツールにしている人は非常に多くいます。
なので今回の記事は「インスタグラムで飲食店などの店舗の集客を増やすコツとは」のタイトルで書いていきます。
今回の記事では
「立地が悪くてお客さんがこない。。」
「無料でもっとお店にお客さんを増やしたい・・」
「SNSで投稿しているのになぜか反応が悪い」
などの悩みを持っている方の力になる内容となっているので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
目次
- 0.1 インスタで画像や動画を投稿する
- 0.2 店舗情報がわかるようにプロフィールを充実させる
- 0.3 過去に投稿した写真を整理して世界観を統一。必要に応じて削除もしておく
- 0.4 インスタ映えするフォトジェニックな商品を用意する
- 0.5 クオリティの高い写真や動画を「継続的に」投稿する
- 0.6 店舗内にインスタグラムアカウントのQRコードやネームタグを載せておく
- 0.7 店舗専用のハッシュタグを用意しておく
- 0.8 キャンペーンの実施や告知をする
- 1 少し変わった方法で集客をする
- 2 簡単に出来るけど重要なインスタの使い方
- 3 繁盛店をリサーチしてインスタで発信する
- 4 繁盛しているお店がしていること
- 5 おわりに
インスタで画像や動画を投稿する
これぞ王道な方法ですが、やはりインスタの特徴を活かせるのは「画像」や「動画」の投稿です。
動画であば「15秒くらいの長さで撮影する」
撮影の時間は長ければいいわけではなく、長過ぎれば時間がないから最後まで見てもらえない可能性があります。
とはいえ、短すぎてもメッセージは伝わらないので、僕が調べた結果15秒くらいがベストと判断しました。
店舗情報がわかるようにプロフィールを充実させる
プロフィールは店舗情報が漏れなく伝わるように記載する必要があります。具体的には以下の項目が必要でしょう。
- お店の場所
- 店で取り扱っている商品情報
- HP、ぐるなびなど店舗情報が載ったサイトへのリンク
- 店の売り、特徴
- 外国人にも売り込む場合は英語での記載
- インスタグラムでどのような情報を配信するのかのコンセプト
店の所在地などの情報は書いておかないとお客さんが来店できませんので記載しておきましょう。
また、たとえばキャンペーン中でクーポンを配布しているといった情報があるならそれについてプロフィールページにも記載しておくと、見てくれたユーザーが興味を持ちやすくなります。
お得なクーポンがあるかもしれないとわかっていた方が、多くの人に投稿を見てもらえる可能性が高くなります。
過去に投稿した写真を整理して世界観を統一。必要に応じて削除もしておく
インスタグラムのアカウントは店舗やブランドの一つの「入り口」であり「顔」になります。
道行く人が立ち止まり、興味を持って店内に足を踏み入れてくれるように、インスタグラムの店舗アカウントも全体の世界観を統一し、訪れてくれたユーザーが継続して写真や動画を見たいと思ってもらえるよう常に意識することが大切です。
それに伴って、クオリティの低い過去の写真や動画は思い切って削除(アーカイブ)してしまうのも一つの選択肢として考えておきましょう。
投稿を見て興味をもってくれたユーザーは、まず店舗のインスタグラムのプロフィールページを見ます。
そのときに過去の投稿が一覧表示されますが、写真に統一感なく配色もバラバラでどんなコンセプトの店なのかがユーザーに伝わらないと、継続してフォローされません。
ブランドの世界観と合わない写真は思い切って削除してしまい、クオリティの高い動画や写真のみを残してアカウント全体を洗練させていきましょう。
店のブランドの世界観が上手く伝わるか、「トンマナ」を意識した投稿にできているかあらためて確認してみてください。
インスタ映えするフォトジェニックな商品を用意する
猫も杓子もインスタ映え、と言いたくなるほど個人も店舗も日々インスタ映えを狙ってフォトジェニックな投稿をしています。
インスタグラムでは「クオリティの高い写真や動画」がすべてです。
いくら店のサービスが良くても、クオリティの低い写真が投稿されていてはユーザーには伝わりません。
反対に、インスタ映えすれば集客が伸びやすいことは事実なので、インスタ映えを狙ったフォトジェニックな商品を用意して話題性を生むことは王道かつ重要な戦略となります。
クオリティの高い写真や動画を「継続的に」投稿する
クオリティの高い投稿は一度くらいなら頑張ってできます。
しかし、ユーザーが求めているのは高クオリティな写真や動画を「継続的に」楽しむことです。
一度素晴らしい写真や動画を投稿しても、その後更新されなければインスタグラムのアカウントは誰からも見られなくなります。
かといって、低クオリティな投稿を毎日してもファンはつきません。
投稿の品質と頻度のバランスは非常に難しい部分ではありますが、「高クオリティな写真や動画」を「一定の頻度」で投稿できるように工夫して、ファンを飽きさせないようにしましょう。
店舗内にインスタグラムアカウントのQRコードやネームタグを載せておく
インスタグラムから店舗について知ってもらうことは重要ですが、店舗に来てくれたお客さんにインスタグラムのことを知ってもらうのも重要です。
まずは店舗に来てくれたお客さんがお店のインスタグラムアカウントの存在をわかるようにしておきましょう。
飲食店なら各テーブルにアカウントのQRコードやネームタグを置いたり、ファッションショップならレジの会計時に「クーポンも定期的に配布してますのでフォローお願いします」のように宣伝します。
興味を持ってくれたお客さんはアカウントをフォローしてくれるようになり、インスタグラムから引き続き店舗の情報を受け取り、また来てくれるリピーターとなる可能性が高くなります。
店舗専用のハッシュタグを用意しておく
現代ではGoogleやYahoo!といった検索エンジンではなく、インスタグラムのハッシュタグ検索を利用して気に入った商品を見つけるユーザーが増えています。
そのため、ハッシュタグ経由で自分の店舗の写真や動画投稿を見てもらうことも重要な戦略です。
このとき、オリジナルのハッシュタグを作っておくことで、ユーザーの検索性が上がり、店舗のインスタグラムアカウントを見つけてもらいやすくなります。
オリジナルハッシュタグの作り方ですが、店舗名、地域名、看板商品名、などを組合せてハッシュタグ化するのがオススメ。
たとえば、
店舗名+地域名なら「#●●カフェ東京」「#●●ショップ大阪店」
のようにハッシュタグ一つで店舗を特定できるとユーザーにとっても親切です。
店に来てくれたお客さんにそのハッシュタグをつけてインスタグラムに投稿するように促すことで2次拡散も狙うことができます。
ただし、あまり長くて難しいハッシュタグを作っても、検索性が悪くなったり、投稿に付けるのが面倒になり好まれないケースもあります。
シンプルにわかりやすいオリジナルハッシュタグを作るようにしましょう。
キャンペーンの実施や告知をする
インスタグラムのアカウントをフォローしてもらえても、ユーザーにとって何かしらメリットのある情報を配信しなければユーザーは離れて行ってしまいます。
写真や動画のメリットとしてはオシャレ、面白い、などがありますが、もっとも簡単かつ効果的なのはキャンペーンの実施やその告知です。
インスタグラムの投稿を使ってクーポンを配布すればユーザーにとってダイレクトなメリットとなります。
定期的にお得な情報を配信しユーザーの心を逃さず、興味関心を引き出し、集客に結びつけましょう。
少し変わった方法で集客をする
フォトスポットをつくる
店のロゴ看板、ネオン色、大きなデザイン、などいろいろ考えられますが、お客さんが写真を撮りたくなるようなスポットを用意すると話題性を生みやすくなります。
店のオリジナルハッシュタグとあわせて写真をインスタグラムにアップする人が増えるので、拡散されやすくなります。
さらに、「フォトスポットで写真を撮ってくれた人には試供品プレゼント」といったサービスを組み合わせることで、お客さんにメリットが生まれてより話題になりやすくなります。
有名なインスタグラマー(インフルエンサー)を店舗に招待して宣伝してもらう
最近注目の「インフルエンサーマーケティング」を活用するのも店舗の集客に役立ちます。
インフルエンサーマーケティングとは、インスタグラムのフォロワーが数万人~数十万人といった有名な人気インスタグラマーを店舗に招待し、写真や動画投稿を通してお店のPRをしてもらう手法です。
テレビCMや新聞広告といった従来のマス広告に比べて、
- 狙ったターゲットに情報が届きやすい
- 顔が分かる人が発信するので訴求力が高い
- 口コミで広く話題になりやすい
といったメリットがあります。
簡単に出来るけど重要なインスタの使い方
写真の世界観を統一する
たとえば、飲食店の投稿を見ているユーザーは食べ物の写真を見たいと思っている可能性が高いです。
にも関わらず、アカウントオーナーの趣味がラグビーだからといってラグビーの写真を多分に含んでいると、ユーザーは「ラグビーではなく食べ物の写真が見たいんだけどな・・・」と期待を裏切られ、ファンが離れていってしまいます。
「自分の店舗について知ってもらいたい」のか「自分の趣味を見てもらいたい」のか、目的をはっきりさせることが大切です。
インスタグラムでは複数のアカウントを作っても問題ありませんので、店舗のアカウントと個人のアカウントをそれぞれ作って運用するのがよいでしょう。
飲食店だから絶対に食べ物以外の写真を投稿してはいけないわけではありませんが、コンセプトから外れた写真は避けた方が無難です。
せっかく料理が美味しいのに文字を入れすぎると広告にしか見えないのでNGです!
繁盛店をリサーチしてインスタで発信する
リサーチと聞くと少し難しいかもしれませんが、単純に繁盛店をネットなどで調べるだけで大丈夫です。
・有名な飲食店はどんな写真を取り入れているのだろう?
・食品はどんなものを扱っているだろう?
・店舗内の雰囲気はどうだろう?
といったように、リサーチをすれば大丈夫です。
今回は実際に僕が売れる店舗がやっていることをリサーチしてみましたのでご紹介いたします。
繁盛しているお店がしていること
差別化できる個性がある
絶対に行列ができるようなお店には、その店舗でしかできないようなオリジナリティ要素が必ずあります。
例えば飲食店であれば、
・地元に特化した特徴がある
・そのお店限定の食材を使っている。
・新鮮な食材を使っている。
などなど。
この特徴をインスタを見ている人でも分かるように発信することでお客さんが知って来てくれるようになります。
インテリアにこだわっている
清潔感があって、新しい雰囲気があるけど、いたって普通。
といったお店の場合はすぐに飽きられてしまいます。
なので内装にこだわっている店舗なら
・ウッド調で自然な感覚を味わえる
・レトロやアンティークな個性的な雰囲気がある。
・キャラクターとコラボしている
などです。
このインテリアは特にインスタなどの画像がメインのSNSなら相性抜群なので使わないてはないですよ!
お客さんとのコミュニケーションを大切にしている
店舗が明るくて入りやすいのはもちろんですが、
インスタでメッセージをくれたりするお客さんにはちゃんと返信をしてあげるなど小まめなやりとりをすることでお客さんの定着率が大きく変わります。
常連のお客さんにはDMでやりとりをしてあげるのもいいですね。
お客さんからの意見が良いヒントにもなることもあるので、率先してコミュニケーションをとって言っても良いかもしれません。
拡散してもらう仕組みを作る
これはよく言っていますが、LINE@のチラシを置いたり、インスタのアカウントへ誘導できる仕組みを作ってあげる事で自然とあなたの店舗を見てくれる回数が増えますし、お客さんが拡散をしてくれるようになるので絶対にやりましょう。
悪い評判も広がることにはなるので、これだけやっておけば勝手に拡散されるとは思わないようにしましょうね。
インスタをビジネスアカウントにする
インスタのビジネスアカウント機能というのは企業用のアカウントなのですが、個人でも使用が可能です。
ビジネスアカウントに切り替える事でできることがたくさんあります。
・店舗地図情報の添付
・お役電話番号
・メルアドの追加
などが行えるようになります。
以上が繁盛する店舗が行なっている方法についてでした。
おわりに
結論から言えば、インスタなどのSNSを利用する事で効率よく集客ができるようになるので使いましょう。という内容です。
SNSを使ってお客さんとのコミュネーションを率先してとっていくようにしていく事で