年1200万売り上げるトリプルメディア戦略と営業の極意(1/2)

この知識はこんな人にオススメ

「収入は多いのに、お金がなかなかたまらない人」

「トリプルメディア戦略、営業の極意についてのノウハウを知りたい人」

お金持ちになれる人と、なれない人の違い

今回は「年1200万売り上げるトリプルメディア戦略と営業の極意」をテーマとして、前半後半に分けてビジネスをやっている人に役立つノウハウについてお伝えしていきたいと思います。

まずその前に、この記事ではお金持ちになれる人となれない人の違いについて、少し触れていきたいと思います。

これはビジネス以外の話にも共通するのですが、お金の使い方では「稼ぐ力」と「守る力」、この2つのスキルが重要であるとされています

もちろん月収や年収を増やしてより多くのお金が入ってくるように努力するのも大事なのですが、それ以前にお金を守る力を最初に身に付けておかなければいけません。

コップの水を飲み干すか、水滴を舐めるか

では守る力とはどういうものなのかというと、これはコップに水がたまっていくイメージで考えるとわかりやすいと思います。

あなたの目の前に1つコップがあって、そのコップの中に「資産」という名前の水がどんどん注がれていくとします。

お金持ちになれない人たちは、このコップの中にお金が少し入ってきたら、その水をすぐに飲み干してしまうという傾向があります。

いくら時間が経ってもコップの中の水が増えないので、一向に資産が増えずお金持ちになることができません。

一方でお金持ちになれる人というのは、このコップが満杯になるまでしっかりと我慢できる人です。

このコップが満杯になって水が溢れてきたら、溢れた水滴を少し舐めとるくらいのイメージ。

十分な資産がたまってから、ほんのわずかの浪費を楽しむという習慣を持っているんですね

増えた分だけ減っていく「パーキンソンの法則」とは

心理学の世界で有名な言葉として、パーキンソンの法則というものがあります。

これは、その人の収入が増えると、その分だけ支出も増えていくという現象を指した言葉です。

私たちの身の回りでも、お金が稼げるようになって高い家賃の部屋に引っ越したり、ブランド物をたくさん買うようになったりする人がいますよね.

もっとお金持ちになってくると、高級な時計や車、ボートなど、必要もないのに買ってしまうことがあります。

収入が増えると同時に支出も同じ割合で増加してしまうので、このままではなかなかお金が貯まるようになりません。

守る力がなければ、永遠に資産は育たない

つまり、「稼ぐ力」をつけて収入を増やせるようになったとしても、同じ割合で支出が増えていかないように「守る力」がないと、結局は資産を育てることができないというわけです。

パーキンソンの法則は、人間なら誰もが持っている本能から来るものです。

高い家賃の家に住むことが悪いわけではありませんし、ブランド物を買うことが悪だとはいいません。

実際、そうした消費活動によって経済が回っているわけですしね。

ただし、自分がこれからお金持ちになりたいと考えているなら、このパーキンソンの法則をしっかりと理解しておく必要があるでしょう。

稼ぐ力と守る力は、まったく別物

稼ぐ力と守る力は同じようなスキルだと思われがちですが、実は算数と国語のように、まったく異なる性質を持ったスキルだったりします。

そもそも私たちのお金の使い方には、消費・投資・浪費の3つしかないとされています。

食費や家賃など、私たちが生活するために必要な最低限の出費は「消費」ですね。

「投資」は、本とかセミナーなどを購入し、5万円払って50万円稼げるようになるような自己投資のための出費を指します。

ある程度稼げるようになってくると、どうしても「浪費」に使う金額が増えてしまう傾向にあります。

特に若い人の場合、あまり自制心が強くないのでブランドものを買いあさってしまったり、毎日おいしいものを食べ回ったりしてしまうことがよくあります。

コップに入ってくる水の量が多いからと調子に乗って、それを浪費のために全部飲み干してしまっては、いつまで経ってもお金はたまらないのです。

私も昔は、浪費人間でした

ちなみに私自身も、もともとは浪費癖のある人間でした。

高校生の頃などは、自由に使えるお金がないのでアルバイトを始めたものの、高級ブランドのスニーカーやデニムをひたすら買いまくっていたため、残りの貯金残高が3000円しかない…なんて経験もしたものでした。

クレジットカードのリボ払いに手を出したりもしていましたね。

実際にビジネスを始めてからも、事業が軌道に乗って稼げるようになるまでは2年ほどの歳月がかかりました。

ビジネスを始めて1年目には、年収がたったの5万円

「このままではいつまでたってもお金がたまらない」と危機感を覚えた私がまずやったのは、毎月の支出の中から浪費を徹底的に削ることでした。

浪費を徹底的に削り、自己投資に

友達と遊びに行ったり飲みに行ったりする交際費をほぼゼロにして、家賃5万円のボロアパートに引っ越し。

食費もできるだけ切り詰めて生活。

飲みに行ったりする時間を削ったことで生まれた時間は、ひたすらビジネスのために費やしました。

節約のおかげで手元に残ったお金は、ほぼすべてを投資に使う。

投資とはいっても、株式やFXのような金融商品のことではなく、新たなスキルを身に付ける自己投資のための出費です。

というのも、私は昔から「お金は盗まれたり奪われたりするかもしれないが、自分の頭の中の知識は誰にも奪われない」という考えを持っていたからです。

7000万円の自己投資のおかげで、今の自分がある

具体的には、マーケティングに関するコンサルやセミナーにお金を使い、これまでに費やしたお金は7000万円ほど。

そのうちコンサルだけでも、3000万円以上になると思います。

徹底的に浪費を排除して、自己投資にお金を使う。

それができたからこそ、今の私がいると考えています。

お金を使いたい気持ちは自然なもの

私も実際に経験したからこそよくわかるのですが、自由に使えるお金が増えてくると、やっぱり使いたくなるものなんですよね。

幸い私の場合は、このパーキンソンの法則を知っていたから浪費することを防ぐことができました。

これを読んでいる人の中には「自分は洋服が大好きなんです!」「時計コレクションが趣味なんです!」という欲求を持っている人もいると思います。

それはもちろん悪いことではありませんが、コップから水が溢れた程度の範囲内に納める必要があるんですね。

収入のうち浪費に使っていい割合とは?

では、収入のうちどのくらいなら浪費に使っていいのか?

これも科学的に証明されている数字があります。

私たちが収入全体のうち浪費に使ってもOKな上限としては、11%が正解です。

仮にあなたが月収20万円稼いでいるなら、月2万2000円の範囲でなら、贅沢をしてもいいよというわけです。

月収20万円の人が、高級なお寿司を食べるのに3万円のコースを注文するのはNG。

逆にいえば、月収200万稼いだら22万円の範囲で贅沢してもOKということになります。

稼ぐ力を身に付けて自由に使えるお金が増えてから、心行くまで贅沢を楽しむ。

それでは、お金の流れについてしっかり注意を払うべきなんですね。

おわりに

なぜいきなりこんな話をしたのかというと、もちろんこの先の展開に関連があります。

次回の記事で、トリプルメディア戦略と営業の極意について詳しく解説していきますので、

まずはここで取り上げた「パーキンソンの法則」について、しっかりと理解しておいてくださいね。