目次
この知識はこんな人にオススメ
「集客はできるのに、売上が伸びずに悩んでいる人」
「LINE@の具体的な配信ノウハウを知りたい人」
LINE@で「売れる配信」を実現するために

前半の記事では、ビジネスにおける教育についての解説をお届けしてきました。
今回は、より具体的な配信内容、そして1ヶ月単位の配信スケジュールについても開設していきましょう。
まず前提として、「教育配信」ができていれば、LINE@で「売れる配信」を実現することができます。
LINE@に登録してくれるお客さんは、そもそも商品を買わない前提でいますし、今すぐ買う理由を持っていないのが当たり前です。
ですので、売上を伸ばすためには、お客さんの断る理由をどんどん潰していくことが重要になります。
自分の商品がどんな特徴を持っているのかを紹介したり、お金を支払って自己投資することの重要性を伝えてあげる。
それが教育の役割であり、売上につながるLINE@の配信テクニックなんですね。
今やるべき理由を伝える
特に「なぜ今買わないといけないのか?」を理解させることも重要です。
たとえば、あなたが美容やエステ関連の商品を扱っていたとして、「肌は何もしなければ老化する一方である」という事実を伝えるイメージです。
今すぐにやらなければ、確実に美しい肌は取り戻せなくなっていくことを教えてあげて、即決即断、即行動を促さないといけません。
自分がダイエットコーチだったとしたら、お客さんの多くは「いつか痩せられたらいいな」という考えていることがほとんどです。
でも、今すぐにダイエットしてスマートな体型を手に入れたら、ビジネスでもプライベートでも信頼されやすく、自己管理ができる人というイメージを持たれやすいことを紹介してあげる。
絶対に早いうちにやったほうが残りの人生を豊かにできるから、今すぐダイエットしないといけないよ!と伝えてあげるのです。
「なぜ今なのか?」を理解させるのが、教育のポイント
これによって、お客さんに「今すぐやらないといけない!」と思わせることができて、売上を伸ばすことが可能になるんですね。
結局、お客さんの行動を促して、お客さんに一歩踏み出させることができる人が、教育でうまくいっている人の特徴だったりします。
「なぜ今集客を学ばないといけないのか?」も同じことです。
早いうちに集客を学ぶことで先行者利益を得られるようになり、売上を伸ばしやすくなる。
だからこそ、集客を学ぶべきだと私も何度も繰り返しお伝えしているわけです。
ライザップのLINE@が優れている理由

ところで、私が経営している株式会社SYKの共同経営者に、山崎という人がいます。
彼は最近、体を引き締めるのを目的にライザップに通い始めらしいんですね。
食事制限をしたりサプリメントを摂取したり、カロリー計算してトレーナーに送ったり。
実は彼が申し込んだのは、3ヶ月で100万円という価格設定のかなり高額なコースでした。
おそらく、彼以外にも3ヶ月で100万円のお金を出す人は多くいると思います。
自分の理想の体型を手に入れるために、借金してまでライザップに通っている人もいるかもしれません。
ライザップは「ビフォーアフター」で教育している
そんなライザップもLINE@アカウントを開設しているのですが、そのアカウントの配信内容が非常に勉強になるので、あなたもぜひ友達登録してみることをおすすめします。
ライザップのLINE@のリストには2000人ほどのお客さんがいるとされていますが、ライザップのアカウント運用のうまいところは「実践者の声」を公開しているところにあります。
「40歳○○に在住の●●さん。3ヶ月間でここまで変わりました」というビフォーアフターを、視覚的なインパクトとともに紹介しているわけです。
その劇的なビフォーアフターによって、「本当に結果が出るの?」というお客さんの不安を解消し、「じゃあ申し込んでみよう!」と思わせる教育を実現しているんですね。
高単価のほうが、質の高いお客さんが集まる
「でも、3ヶ月で100万円払ってくれる人なんているの?」
そんなふうに思える方もいるかもしれません。
これはビジネスというより自己投資の話になるのですが、自分の身銭を切ってお金を払うからこそ、本気で取り組める…なんてことってよくありますよね。
自分でビジネスをやっていて「安くしないと売れないんじゃないか?」を思えることはよくあると思いますが、実は安い商品ほど本気じゃないお客さんが集まり、ターゲット層から外れたお客さんが集まりやすい傾向にあります。
そうではなく、ちょっと気軽には手を出しづらい高単価に設定するほうが、本気度の高いお客さんが集まるようになるんですね。
「100万円も払ったんだから、絶対に結果を出してやる!」といったバイタリティあふれる人が多く商品を買ってくれるので、当然成功する人も多くなっていきます。
実はビジネスにおいては、商品が安ければ安いほどいいというわけではないのです。
たとえ高額な商品であっても、教育がしっかりとできていれば商品は売れるんですね。
LINE@の配信スケジュールをどう組むか?

次に、具体的なLINE@の配信スケジュールについてご紹介していきましょう。
カレンダーベース、逆算思考でスケジュールを考える
まず前提として、LINE@の配信はカレンダーベースで考えるのが基本となります。
そのうえで、逆算思考でまずゴールを決めるのがポイントです。
たとえば、「セミナーを開催する!」というゴールを決めたとして、そのゴールに向かってお客さんを集められるように、告知や教育の日程を決めていくわけですね。
仮に2月27日にセミナーを開催するとして、前日の26日にセミナーの告知をしたとしても、お客さんは集まらないはずです。
そんな日程だと、お客さんからしたら「いきなりすぎるよ!」と思われてしまいますし、そもそもそのセミナーについての情報がないので、参加したらどんなメリットがあるのかも想像がつきません。
加えて、LINE@に登録してくれたばかりのお客さんからすれば「この人ってどんな人なのかよくわからないし…」「なんだか売りつけられそうだな…」という不安もあって、セミナーに参加してくれる可能性は非常に低くなるでしょう。
お客さんにそう思われている時点で、教育不足であることを自覚しないといけません。
告知は1週間前、数日にわたり発信する
仮に2月27日にセミナーを開催するというゴールを決めたとしたら、その1週間前の20日あたりにセミナーの告知を入れましょう。
できれば1日限りではないほうがいいので、20日だけではなく18日〜20日くらいの数日間にわたって告知をするのがベストです。
そして、1日から18日までの2週間ほどの間に、教育を行っていくわけです。
2週間で教育「セミナーに行きたい!」と思わせる

月の最初から中旬くらいまでの期間で、自分はどういう人間なのか、どんな商品を扱っているのか、そしてなぜ今やるべきなのかを教育していきます。
全体的な考え方はごくシンプルです。
ゴールから逆算して告知をかけて、それ以外の期間で教育していくのが大まかなLINE@スケジュールの流れとなります。
この方法を実践しているので、私たちも次の1ヶ月のLINE@配信スケジュールは、前月の月末までには決まっているんですね。
もちろん、事前に30日分のLINE@の配信を作るのは難しいので、テーマだけを決めるのがおすすめです。
具体的なLINE@の文面は当日や前日に作り込んでおけば、スケジュール通りのLINE@配信ができることでしょう。
おわりに
LINE@の配信では、一つひとつの配信の目的を明確にして「戦略的配信」を心がける必要があります。
戦略的配信を実践しながら、ここで紹介したLINE@の配信スケジュールを守ることで、教育効果を最大に高めることができるでしょう。
この配信スケジュールは今すぐに真似できるテクニックですので、ぜひ導入してみてください。