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この知識はこんな人にオススメ
「努力に結果がついてこなくて困っている人」
「ビジネスの唯一の成功法則を知りたい人」
あと一歩続けていたら、宝物を手にしていたのに…

こちらのイラストをみてみてください。
二人のビジネスマンのうち、下の人は目の前に大きな成果があるのにその手前で引き返してしまっています。
一方で上の人は、ひたすら穴を掘り進めてきっと近いうちに大きな成果を発掘することでしょう。
このようなイメージ写真をどこかでみたことがある人も多いでしょう。ビジネスの世界では有名なイラストですね。
ただし、「このイラストを知っている」ことと、「このイラストの本質を理解している」ことはまったくの別物です。
私たちがビジネスで大きな成果を手にしたいと考えるなら、このイラストが示す本質的なメッセージをしっかりと頭に入れておかないといけません。
これまでの積み重ねを信じるべき
「これだけ努力しているのに、思うような結果が出ない…」
そう感じるのは、ビジネスをやっていればよくあることです。
ビジネスを始めて最初のうちは、がんばればがんばっただけ成果が出る時期があったと思います。
2:8の法則という有名な言葉にもあるように、ビジネスで8割の成果を手にするにはたった2割の努力さえあればいい。
しかし10割の成果を手にするためには、これまでの5倍の努力の量が求められるものなのです。
そんなときに自信を失って挫折してしまいそうになる人も多いのですが、そんなときにはこれまでの自分の積み重ねに目を向けてみるといいでしょう。
「これだけ何年も続けてきたのだから、自分にはきっとできる」「あと少しだけがんばってみよう」
そんなモチベーションが生まれることで、大きな成果を手に入れる土台となるのです
「あと少し」の努力が結果を手にする
冒頭のイラストにもあったように、多くの人は「あと少し」の努力を放棄してこれまで来た道を引き返してしまいます。
実際には「あと少し」の努力さえあればできるはずなのに。
このイラストが本質的に伝えようとしているメッセージは、継続することの大切さです。
大きな成果を手に入れるためには一時的に努力しただけではダメで、1つのことをコツコツ積みあげられる人こそ成功者になれるのです。
ビジネスは右肩上がりで成功するものではない

多くの人が勘違いしてしまっているのですが、ビジネスというのは右肩上がりの「直線」で成長していくものではありません。
そうではなく、ある地点を越えると一気に成果に結びつくケースがほとんど。
これまでひたすら努力してきた人が、毎月10万円しか稼げていなかったのに、ちょっとしたきっかけによって月100万円稼げるようになるイメージです。
既に成功している人たちの中にも、最初から最後まですべてがうまくいって、今の結果を手にしているというケースはほとんどありません。
長い下積み期間を経験していたり、何度も失敗を繰り返している人が大半なのです。
あるブレイクポイントを破ると、一気に成長する
たとえばブログ集客やYouTube集客でも同じことが言えます。
ブログやYouTubeでは、最初の1記事でお客さんが集まることはあり得ません。
でも、毎日ひたすら記事や動画をアップし続けることで、少しずつアクセス数やチャンネル登録者数が増えていきます。
毎月10人30人にしかみてもらえなかったところが、100人300人と増えていくわけです。
そして1000人や3000人の人届けられるようになると、GoogleやYouTubeのアルゴリズムで「あ、この人のメディアは信頼性の高い情報を発信しているんだな」と判断されます。
すると検索で上位に表示されやすくなったり、人気の動画として多くのユーザーに目にとまるようになったりするわけですね。
このようなブレイクポイントを経験することができると、私たちのビジネスは一気に成長します。
成果が出なくても、ひたすら続けることが大切
ブレイクポイントに達するまでは、なかなか結果が手に入るようにはなりません。
せっかく力を入れてつくった動画が1人にもみてもらえない…なんてことになったら、挫折しそうになる気持ちもよくわかります。
しかし、大切なのはあきらめずに継続していくこと。
もしかしたら明日の動画がインフルエンサーに拡散されて一気にバズって、ブレイクポイントに到達する可能性だって十分あります。
でも、そもそも動画をつくるのをやめてしまったら、そうしたチャンスも二度と訪れないのです。
必ず訪れる「停滞期」をどう乗り越えるか?

ブレイクポイント以外にも、ビジネスをやっていると必ず経験する時期というのがあります。
それは、いくらがんばっても成果につながらないという停滞期です。
たとえば、ブレイクポイントを経験して一気に1000人のユーザーに動画をみてもらえるようになったけど、なかなか3000人の壁が突破できない…という状況。
毎日動画をアップして、クオリティも向上させているにもかかわらず、一向に数字が上向かない状態ですね。
大半の人が停滞期で挫折する
このような停滞期に直面すると、多くの人がビジネスをあきらめるという選択肢を選んでしまいがちです。
最初のブレイクポイントに達するまでは、1日に10人から30人、50人と、少しずつでも努力と結果がセットになっていました。
しかし停滞期になるとがんばりがまったく数字に反映されないので、モチベーションを失ってしまいやすいんですね。
誰だって、せっかくがんばったのになんの成果も得られないとなったら、その仕事を放り出してしまいだいと思えるはずです。
「結果が出ない…」という悩みを想定して準備しよう
ビジネスの停滞期は、どんな職種でもどんな業界でも必ず直面します。
その事実をしっかりと認識しておき、実際に停滞期を迎える前に準備しておくことが大切になるのです。
「もし努力と結果が比例しなくなったら、続けることだけを目的にしよう」
このようにあらかじめプランを決めておくことで、停滞期でビジネスの世界から退場してしまう結末を避けることができるでしょう。
「続ける」という最強のスキルを身につけよう
ここまでいくつかの話題を取り上げてきましたが、結局言いたいことは1つです。
「とにかく続けること」
これが、ビジネスで成功するための唯一の法則です。
『成功とは、成功するまでやり続けることだ』
という格言もありますよね。
そう考えると、「続ける」というスキルはビジネスでもっとも価値ある最強スキルと言えるのです。
自分を律する力には限界がある
ただし、自分を律する力や自制心に期待しすぎてはいけません。
人間はもともと楽をしたがる生き物なので、どれだけ意志の強い人であってもいつしか必ず限界がきます。
特に完璧主義な人なら、たった1日仕事をサボっただけで「もういいや!」と投げ出してしまいがち。
大切なのは、続けるための仕組みをつくることです。
続けるための仕組みを用意するのがポイント
たとえば、毎日目標を宣言しあうビジネス仲間をつくったり、「ブログを毎日更新します!」と周りに宣言したりといった感じですね。
自分の意志が弱くても、ちょっと疲れている日があったとしても、「でも、みんながみているからがんばろう」と思える環境が大事なのです。
いつまでも自分を律する力だけに頼っている人は、どこかで失敗してしまいます。
成功者になりたいなら、自分を律する力に加えて、続けるための仕組みを整えていきましょう。
おわりに
今回は「努力してるのに結果が出ない…」というときに知っておきたい成功法則についてお話ししてきました。
ブレイクポイントと停滞期、そして続ける仕組みの大切さについて、ここでしっかりと頭に叩き込んでくださいね。