目次
この知識はこんな人にオススメ
「効率よくお客さんの教育を行いたい人」
「お客さんからの認知を高めたい人」
権威性とは?なぜ必要なのか

私たちフリーランスや個人起業家がSNSやLINE@、ブログ、YouTubeなどを使ってビジネスを行っていくためには、必ず必要になってくるものがあります。
それは「権威性」と呼ばれる要素です。
権威性というのは、たとえば白衣を着たお医者さんが言ったことなら100%鵜呑みにして信じてしまうように、「この人の言っていることなら信用できるだろう」と説得力を感じることを言います。
この権威性という要素はマーケティングでは当たり前のテクニックの1つで、たとえばビジネス書の冒頭で著者の経歴が書かれていたり、YouTubeの自己紹介で「売り上げ1億円の会社を経営している〜」「従業員が300人の会社をやっている〜」という言葉が使われるのも、権威性の一種。
一見するとただの自慢話のように思われるかもしれませんが、実はこうしたフレーズにも大きな意味があります。
それは、目の前のお客さんに「この人はすごい人だ!」「この人の話は価値あるものに違いない」と思ってもらうこと。
そうすることで自分の話を聞く耳を持ってもらい、効果的に自分の価値を伝えていくことができるんですね。
無名の一般人の発言は、誰にも読まれない
「私は自慢話なんてしたくないから!」と、もし権威性を使わずにビジネスをやろうとしたら、売り上げを伸ばすのは非常にハードルが高いものになってしまいます。
たとえばYouTube動画やブログ記事で、
- 稼ぐために必要なマーケティングノウハウ
- 月収1000万円稼ぐために必要なマーケティングノウハウ
この2種類があったら、どっちの話を聞きたくなるでしょうか?
当然、「月収1000万円」とつくほうですよね。
何の権威性も持たない一般人の話は、現代の忙しいお客さんたちは聞く耳を持ってくれません。
ですので、積極的に権威性を使っていくことにより「私の話には価値があるんですよ!」ということを伝える必要があるんですね。
最初のつかみでマウントを取れ!
権威性を使うと言われると何だか難しそうに感じますが、やることは非常にシンプルです。
イメージとしては、「最初の導入部分でマウントを取る!」という感じです。
もちろん相手を見下したり蔑んだりする必要はありませんが、「私はあなたよりも優れた人間です!」ということをアピールするんですね。
すると、お客さんにとってはあなたは「憧れの人」「尊敬できる人」「結果を出しているすごい人」という人物に映ります。
もしあなたがお客さんの立場だったら、尊敬できる人の言葉なら素直に受け取ろうとしますよね?
まるで白衣を着たお医者さんにアドバイスされるかのように、権威性を演出していくべきなのです。
では、具体的にどうやったら権威性を高めていけるのでしょうか?
ここではSNSやLINE@、ブログ、YouTubeなどで使える権威性の高め方について紹介していきます。
権威性を高めるコツ①虎の威を借りる

権威性を高める1つ目のテクニックは、虎の威を借りること。
つまり、他人の権威を利用して自分の権威性も高めていくということです。
たとえば、YouTubeでメンタリストDaiGoさんがよくやっているように、「2010年の○○大学の研究によれば〜」と具体的な論文や研究をもとにする例があげられます。
単に「早起きは体にいいですよ!」と言うよりも、「早起きは体にいいことが、2010年の○○大学の研究で証明されています!」としたほうが、納得感が高まりますよね?
他にも、著名人の言動を引用してくるのもおすすめ。
「ダイエットに効果があるおすすめサプリです!」とするよりも、「女優のAさんやタレントのBさんも愛用しています!」としたほうが、試してみようかな?という気になるはずです。
権威性を高めるコツ②体験談を話す
たとえば私のようなSNS集客の専門家なら、「私が実際に1ヶ月で50リスト集めた方法です!」という言い方をすることで、権威性を高めることができます。
単に「1ヶ月で50リスト集められる方法です!」とするよりも、自分自身の体験談を入れるほうが説得力が増すわけですね。
基本的には自分の体験談をもとにして権威性を高めるのがコツですが、さらに効果が高い方法として「お客さんの体験談を話す」というテクニックも有効です。
つまり、「実際に私のコンサルを受けたCさんも、1ヶ月で50リスト集めることができました!」と伝えていくわけです。
人は具体的な体験談に裏付けられた事実に大きな説得力を感じる生き物なので、もし自分の商品を買ってくれたお客さんが既にいるなら、その人からの成果報告を「実績者の声」としてアピールするのがおすすめですよ。
権威性を高めるコツ③研究年数を伝える

もしあなたがこれまで5年以上ダイエットについての勉強を重ねてきたなら、「これまで5年間ダイエットを研究してきました」という表現を使うだけでも、差別化を図ることができます。
単に「勉強してきました」「携わってきました」よりも、「研究」というキーワードを使ったほうが、ずっと権威性が高まるわけですね。
冷静に考えてみれば、5年間研究してきたからと言って必ずしも質の高い商品やサービスを提供してくれるというわけではありません。
でも、人間の心理というのは不思議なもので、「5年間の研究!」と数字を使って表現されると、つい納得してしまう傾向にあります。
もちろん悪用厳禁なテクニックではあるのですが、自分の権威性を高めて価値を伝えやすくするためには役立つことでしょう。
権威性を高めるコツ④実績をアピールする
「②体験談を話す」と似ていますが、より金額や期間を強調して実績をアピールするという方法もあります。
たとえば、「SNS集客は稼げます!」と主張するよりも、「SNS集客は稼げます。私は月収1000万円を稼ぎました」とするほうが、圧倒的に気になる!と感じますよね?
「月収7桁達成!」「1ヶ月で月10万に到達!」のように、金額や期間は権威性を高める効果的な実績となります。
もちろん金額は大きく、期間は短いほど権威性は高まりますが、単に数字だけをアピールするのでも権威性は高まります。
もし自分の実績をアピールしたことがないなら、まずはプロフィールやキャッチフレーズに取り入れてみてはいかがでしょうか?
権威性を高めるコツ⑤ファンになってもらう

権威性を高める最高のテクニックとしては、目の前のお客さんに自分のファンになってもらうことがあげられます。
たとえば堀江貴文さんのオンラインサロンに加入し、著書を全部購入していて、YouTube動画も毎日チェックしている…という人なら、堀江さんがどんなことを言ったとしても「なるほど!そうなんですね!」と素直に受け入れるはずです。
これが権威性が最高に高まった状態で、難易度は最も高くなりますが、商品も100%売れるようになります。
このレベルに達するには、お客さんの教育やブランディングの知識が必要にはなるのですが、最終的なゴールとしてここを目指すのもいいでしょう。
おわりに
というわけで今回は、権威性を高めるための5つのテクニックについて紹介してきました。
まずは簡単に取り入れられる①〜③のテクニックを参考にして、あなたも今すぐ権威性を高めていってくださいね。