現状に甘えてない?「ゆでガエル理論」を乗り越えて生き残るフリーランスになろう

この知識はこんな人にオススメ

「長く稼ぎ続けられるフリーランスになりたい人」

「これからの時代で勝ち残るフリーランスを目指す人」

8割の人が陥ってしまう「ゆでガエル理論」とは?

あなたはゆでガエル理論」を知っていますか?

カエルを入れた水の温度を少しずつ上げていくと、温度の変化に気づかないままゆであがって死んでしまう…という話のことですね。

ゆでガエル理論では、ゆるやかな変化に気づけずにいると、大きな失敗を引き起こしてしまうことを示しています。

私たちの人生ではどんな場面でもこのゆでガエル理論は当てはまり、もちろんビジネスでも同様。

現状の売り上げや成果に満足してあぐらをかいていると、いつしか時代遅れの方法になってお客さんが離れていってしまう…そんな原則が、ビジネスの世界では常識になっています。

現状維持は、ゆるやかな衰退である

フリーランスの多くは、今の現状を維持することに大きなエネルギーを注いでいたりします。

今の売り上げ、今の見込み客リスト、今の貯金をできるだけ減らさないようにしているというわけです。

一見すると現状維持することで安定を手にしているように思えるかもしれませんが、実はそうではありません。

私たちのライバルは常に前へ進み続けています。

私たちが100の地点で満足して立ち止まっている間に、ライバルたちは120、150の地点を目指して進んでいるということです。

そうなれば、相対的にライバルたちと大きな差が開いていくことになります。

現状維持しているように思っていたとしても、実はゆるやかに衰退している状態なんですね。

行動しないことが、ビジネスにおける最大のリスク

あなたはビジネスにおける「最大のリスク」を知っていますか?

それは1億円の投資を行うことでも、ベンチャー企業を買収することでもありません。

「行動しないこと」が、ビジネスでは一番のリスクになるのです。

ずっと同じ商品を提供し続けていては、次第にお客さんは離れていってしまいます。

常に商品やサービスを改善し、新しい価値を生み出し続けなければあっという間に挫折してしまうのです。

コンフォートゾーンにとどまれば、ゆでガエル化する


現状維持を続けてゆでガエルになってしまうことを防ぐためには、まずは「コンフォートゾーン」から抜け出す努力をしないといけません。

コンフォートゾーンというのは、自分にとって安心してすごせる場所のこと。

リラックスして気持ちを落ち着けることができる自宅のようなものですね。

でも、いつまでも自宅に引きこもっていては新たな価値を生み出すことはできません。

新しいことを始めてビジネスの価値を高めていくためには、自宅から出てセミナーに参加したり、図書館で勉強をしたりする必要があるのです。

常に新しいことを学び続ける必要がある

私たちのコンフォートゾーンのすぐ外側には、「ラーニングゾーン」があるとされています。

イメージとしては、自宅から一歩踏み出せば新しい学びを発見できる…という感じでしょうか。

住みなれた場所や行きなれた場所から少し離れてみると、新しい出会いや発見があります。

「ずっと安全なところに引きこもっていたい」という感情を振り払って、ラーニングゾーンに飛び込んでいける人がビジネスで大きな成果を残せるのです。

毎日1つ、新しいことをやってみよう

具体的にコンフォートゾーンから抜け出すためのテクニックとしては、毎日1つ新しいことに挑戦するという決まりを作るのがおすすめです。

もちろん大きな挑戦ではなくていいので、たとえばいつもと違うブランドのコーヒーを飲んでみたり、家具のレイアウトを少し変えるだけでもOK。

毎日新しいことをやってみるという習慣が身につくと、ビジネスでも新しいことを始めることへの抵抗が少なくなります。

日常的にコンフォートゾーンから抜け出すトレーニングをしているので、新しい集客方法や営業ノウハウも、積極的に学びにいけるということです。

あなたもちょっとした変化でいいので、コンフォートゾーンから抜け出す練習を今日から始めてみましょう。

なんとなくだと失敗する!「情報収集」のワナ


私たちが現状維持に陥ってしまうと、よくある行動が「ひたすら情報収集してしまう」というものです。

新しい情報をインプットすることは、それだけでなんだか働いたつもりになることができます。

新しいノウハウやメソッドを学ぶことも、好奇心が満たされて充実感を感じさせます。

しかし、勘違いしてはいけないのは、情報収集そのものには1円の価値もないということです。

インプットでは1円も稼げない

ノウハウやメソッドというのは、知っているだけでは何の意味もありません。

稼げるノウハウと、圧倒的な行動力。この2つがセットになってはじめて、大きな結果につながるということです。

このことを理解できていないフリーランスは非常に多くいます。

ビジネスで稼いでいくためには、インプットよりもはるかにアウトプットのほうが大事なのです。

目的・ゴール・期限を明確化してリサーチを

もちろん情報収集がすべて意味がないものと言いたいわけではありません。

どれだけ前に進む力があっても、その方向性が間違っていればゴールにはたどり着けません。

ですので、情報収集する際には一定のルールを決めてしまうことがおすすめです。

具体的には、情報収集する目的ゴール、そして期限を設定してしまうのです。

たとえば「月100万円稼ぐための方法」をリサーチするとして、

  • 目的:家族で安心して暮らすため
  • ゴール:今すぐ実践可能なノウハウを発見する
  • 期限:1週間以内

このように決めておくわけですね。

特に期限を決めることは、ダラダラと情報収集していつまでも成果に結びつかない…というワナを回避できるので、必ず設定するようにしてください。

できない自分をそのまま受け入れる「セルフコンパッション」

私たちがビジネスで大きな成果を得ようとするなら、どこかで必ず失敗を経験することになります。

「集客がうまくいかない」「商品が売れない」

など、ビジネスをはじめてからさまざまな悩みに直面した人も多いでしょう。

そんな状況に陥ると、多くの人は「できない自分を責める」という行動に出てしまいます。

「どうして自分はダメなんだ」「なぜあの人みたいに稼げないんだ」

このような感情に襲われてしまうと、モチベーションが下がって行動するエネルギーが削られてしまいます。

その結果、さらに結果が出にくくなってネガティブな感情が生まれる…という悪循環に陥ってしまうんですね。

失敗はネガティブな出来事ではない

そんな悪循環から抜け出すために欠かせないのが、「セルフコンパッション」という考え方です。

セルフコンパッションというのは、ざっくり言えば「自分を素直に受け入れること」となります。

つまり、できない自分、能力のない自分を否定せず、肯定もせずにただ受け入れるわけです。

その上で、「じゃあ成長するためにどうしたらいいのか?」「あの人みたいになには何が必要か?」と考えていくことが、結果に結びつくわけですね。

自分の感情を紙に書き出してみよう

セルフコンパッションで必要なのは、自分のことを客観視することです。

まるで第三者が評価しているようなイメージで、自分のことを見つめてみることが大切です。

そのためのテクニックとしては、自分の感情や思考を紙に書き出してみるのがおすすめ。

紙に書くだけでも気持ちや思考が整理され、ストレスも軽減するのでぜひ試してみてください。

おわりに

長く安定して稼ぎ続けるフリーランスになるためには、常に改善し、変化していくことが欠かせません。

ここで紹介した思考術を参考に、あなたも行動し続けられるフリーランスを目指してくださいね。