「集中できる自宅」を作るための3つの心理テクニック

この知識はこんな人にオススメ

「自粛期間中にライバルと差をつけたい人」

「最高の集中力を手に入れたい人」

なぜ私たちは自宅で集中できないのか?

よく学生時代に「家だと勉強できないんだよねー」と言って、わざわざ図書館や自習室を使っている人っていましたよね。

もしかしたらあなたも、自宅で作業するのが苦手なタイプだったりするかもしれません。

さまざまな誘惑とか、やらなきゃいけないことがある自宅と比べて、カフェや図書館だと集中しやすいというのは事実です。

でも、フリーランスや個人起業家としてオンラインで働くなら、どうしても自宅で作業することも必要になってきます。

高い集中力を維持できるなら、移動時間もかからずいつでも質の高い休息が取れる自宅で働くのがベストですよね。

新型コロナによってライバルも外出自粛

特に最近では新型コロナによる外出自粛によって、カフェや図書館にも気軽には行きづらくなっています。

「行きつけだったカフェでいつも仕事をしていたのに、お店が休業になって集中できるところがなくなってしまった…」なんて経験をしている方もいるのではないでしょうか?

外出自粛によって家にいる時間が長くなっているのは、あなただけではありません。

世間一般のサラリーマンもほとんどが在宅勤務・リモートワークに切り替えていますし、あなたにとってのビジネス上のライバルも同じ。

自宅での集中力が大きな差になる

つまり、外出自粛によって自宅で仕事をするしかない現在、どれだけ集中して働けるかによって、ライバルとの大きな差が生まれるというわけです。

「自宅じゃ集中できないから、コロナが収まってからカフェで仕事しよう」みたいなことを考えていたら、アフターコロナの世界では生き残ることはできません。

では、具体的にどうやって集中できる自宅を作っていけばいいのか?

そこが一番気になるポイントですよね。

というわけで今回は、集中できる自宅を作るための3つのポイントについて紹介してきましょう。

①やるべきことを1つに絞る

私たち人間の脳みそは、実は複数のことを同時に考えるのに向いていません。

一度に集中して考えられるのは1つまでで、2つ以上のことを同時にやろうとしてもうまくいかないのが普通です。

たとえばYouTubeの動画を見ながら本を読もうとしても、動画が気になって本の内容が頭に入ってこなかったり、本に集中しすぎてYouTubeの音声が聞こえなかったりして、どうしても同時には進められないものです。

そして一番重要なのは、2つ以上のことを同時にやっていると集中力が低下するという事実です。

静かな環境で本を読むのに比べて、エンタメ系のYouTube動画を聴きながら本を読むのは、圧倒的に効率が落ちてしまうんですね。

テレビが見れてマンガも読めるなら、集中できない

もしかしてあなたのお部屋には、テレビやマンガ、ゲーム機などが置かれていませんか?

まさかやってはいないと思いますが、そういう誘惑を視界に入れながら仕事をしていたりしませんよね?

いつでもテレビの電源を入れることができて、すぐにマンガを読み始められる環境では、ビジネスに集中できないのも当然です。

テレビの専門家やマンガの専門家になりたいなら別ですが、もし仕事に集中して取り組みたいと考えるなら、そうした誘惑は部屋から断捨離してしまって、絶対に視界に入らないようにしなければいけません。

パソコン1台、使うアプリ1個だけを視界に

理想の仕事環境としては、目の前のデスクにパソコンが1台だけ置かれている状態です。

どうしても必要なとき以外は、スマホもデスクには置いてはいけません。

そしてパソコンのアプリに関しても、仕事で必要なものだけを立ち上げるようにすべきです。

机の上にものが散乱していて、同時に10個も20個もアプリを使っているなら、いますぐそのやり方を見直してください。

私たちはたった1つのことしか目に入らないときに、最高の集中力を発揮できるからです。

②〆切を作る

フリーランスは孤独な働き方なので、自分を監視してくれる上司や同僚はいないのが普通です。

サボろうと思えばいくらでもサボることができるため、自分を律する力が必要になってくるんですね。

もし「私は自分を律するのが苦手なタイプなので…」という場合には、おすすめのテクニックが1つあります。

それは、他人との約束をしてしまうことです。

フリーランスだからこそ、スケジュール管理が大事

具体的には、〆切を作ってそれを宣言してしまいましょう。

いわゆる「スケジュール管理」と呼ばれる考え方ですね。

いつでも仕事ができて、いつでも遊ぶことができるのがフリーランスなので、大きな成果を得るためには絶対に期限を設定しないといけません。

「この日までに商品を完成させる!」
「来月の1日にZoomセミナーをやる!」
「明日までにこの本を最後まで読む!」

といった感じですね。

学校や会社で、「〆切直前になって、一気に宿題や仕事を終わらせた」という経験を持つ方は多いと思います。

フリーランスとして働く中でも、この〆切を意図的に作って「明日までに絶対にやらなきゃ!」という強制力を生み出すのがポイントです。

周りやお客さんに宣言するのが最強

その際には、自分で決めた〆切をほかの人にも宣言して、他人との約束を取り付けてしまうのがおすすめです。

たとえば、「来週の月曜日に重大発表があるので、絶対にチェックしてくださいね!」という形で、後に引けない状況を作ってしまいましょう。

自分の身の回りのフォロワーやお客さんに宣言してしまうことで、「この人たちからの信用を失いたくない」という心理が働きます。

これによって、何の期限も作らなかった場合に比べて圧倒的に高い集中力を発揮できるでしょう。

③やる気スイッチを用意する

ビジネスとプライベートとの境界があいまいになってしまうのも、フリーランスならではの悩みの1つです。

会社員のように始業時間や終業時間が存在しないので、気分の切り替えがうまくいかないことが出てくるんですよね。

そんなときには、ビジネスとプライベートを切り替えるためのスイッチを作ってみましょう。

ビジネスとプライベートのメリハリをつける

たとえば、「仕事に取り掛かる前にはコーヒーを飲む」「仕事が終わったら一回ベッドに寝転がる」のようなルールを作るといいですね。

ポイントになるのは、ビジネスの時間とプライベートの時間を切り替える際に、いつも決まった儀式を行うこと。

「今日は紅茶を飲んでから仕事を始めよう」とするのではなくって、どんな日でも必ずコーヒーを飲んでから働くようにするべきです。

そのルールを何度もやっていると、次第にコーヒーを飲むだけでも集中力のスイッチが入るようになります。

ベッドに寝転がってスイッチを切ることで、「仕事やらなきゃダメかな…」のような慢性的なストレスからも解放されるでしょう。

仕事部屋を作るのもおすすめ

広い家に住んでいる方におすすめなのは、自宅の1つの部屋を完全な仕事部屋にしてしまうことです。

もし一人暮らしの方でワンルームに住んでいるよって方なら、部屋の一角を仕事用スペースにしてもいいですね。

そのスペースや仕事部屋に入っただけで、ビジネスモードに切り替わって集中力がアップするような環境を用意するわけです。

仕事部屋には絶対にテレビやマンガを置かず、仕事に関係するものだけを置くのがコツですよ。

おわりに

今回は集中力を高めるためのお部屋づくりについて解説してきました。

手っ取り早く高い集中力を手に入れたいなら、ぜひこうしたテクニックも試してみてください。