目次
この知識はこんな人にオススメ
「基礎的なコピーライティングの知識を身につけたい人」
「お客さんに響く文章を書けるようになりたい人」
フリーランスが勝ち抜くには、文章力が不可欠

私たちフリーランスがオンラインでビジネスを続けていくためには、どうしても文章を書くシーンが出てくると思います。
Instagramのキャプションや、LINEのメッセージ、ブログ記事を書く際にも文章力が必要になりますよね。
しかし、いきなり編集画面を立ち上げてスラスラと文章を書けるのは、ごく一部の天才だけ。
ましてやコピーライティングのスキルとなると、マーケティングの専門家でもなかなか難しかったりもします。
これを読んでいる方なら、すでにInstagramマーケティングや広告集客、LINEを使った教育を実践しているはずです。
そうしたSNSで投稿をアップしたりメッセージを送信したりするとき、どんなことを考えて文章を書いていますか?
まさか「感覚でビジネスをやっている」なんてことはありませんよね?
インスタ、LINE、ブログでも文章術が必要
稼げていないフリーランスに限って、文章を考える際にも「なんとなく」の感覚で書いていることがよくあります。
それではいつまでも結果が出ないのは当たり前。
私たちがビジネスで結果を出すためには、感覚ではなくロジックにもとづいて行動することが欠かせないのです。
では、フリーランスの文章術としてどんなロジックを身につけておいたらいいのでしょうか?
今回の記事では、基本的な文章力・コピーライティングのスキルを底上げするのに役立つ、4つのポイントについて取り上げていきましょう。
①お客さんの立場になって考える

コーチ・コンサル・セラピストでも、治療院・エステの経営でも、ビジネスをやっているなら確実なことがたった1つだけあります。
それは、お客さんの心理を理解することが、大きな結果に直結するということです。
たとえば、お客さんの具体的な悩みをしっかりと理解していれば、その悩みを組み込んだInstagram投稿やLINEメッセージが配信できるはずですよね。
「どんなダイエット方法も、三日坊主で終わってしまう…なんて悩みはありませんか?」
このようなメッセージで問いかけることによって、お客さんの興味を引きつけることができます。
フリーランスのための文章術でも、同じことが言えます。
つまり、お客さんの心理を理解して、お客さんの立場になって物事を考えることが、「響く」文章を書くために不可欠であるということです。
顧客心理を理解して、言葉を選ぼう
あなたがどんなお客さんをターゲットにしているかによって、お客さんに響くキーワードというのは異なります。
たとえばダイエットの中でも、20代でダイエットしたいと考えている人と、50代でダイエットしたいと考えている人では、まったく違う悩みを持っているはずですよね。
20代のお客さんは異性にモテたいという欲求が大きいでしょうし、50代のお客さんは健康増進のために体重を落としたいと考えている人が多いのではないでしょうか?
つまり、20代のお客さんに向かって「ダイエットで健康になりましょう!」と訴えても響かないし、50代のお客さんに「体重を落としてモテモテになりましょう!」と伝えても意味がないということです。
ビジネスのおける「よい文章」というのは、小手先のテクニックではなく、顧客心理の理解によって決まるのです。
②最初の一文目で興味を引きつける

たとえばあなたがブログ記事を書いたとき、お客さんに一番読まれるのは記事のどの部分だと思いますか?
「結論が書いてあるところとか、まとめの部分じゃないの?」と思われる方もいるかもしれませんね。
しかし実は、ブログ記事の中で一番読まれているのは、当然記事の一文目です。
きっとあなたも、この記事の導入部分を読んでから本文を読み進めたのではないでしょうか?
これは特にLINEの配信で重要になる考え方なのですが、文章を書くうえでは最初の一文目をどれだけ工夫できるかが8割だったりします。
LINEの通知やトーク画面で表示される一文目で興味を引かれなければ、お客さんはあなたのLINEメッセージを読んではくれないでしょう。
「全部読んでくれる」は大きな間違い
私たちがどんなに丁寧かつ心を込めて文章を書いたとしても、読み手のお客さんがじっくりと全部読み通してくれるとは限りません。
それがよくわかるのは新聞でしょう。
たとえ新聞を定期購読している人でも、新聞の最初から最後のページまでを毎日読み通している人はいないはず。
一面だけ読む人や、4コママンガだけ読む人、スポーツ欄やテレビ欄だけに目を通す人などさまざまです。
InstagramやLINE、ブログの文章でも、お客さんは全体の一部しか読んでいなかったり、流し読みしていることが大半なんですね。
そのことを前提として、最初のつかみでどれだけお客さんの興味を引きつけるかを考えるべきなのです。
③1センテンス1メッセージを厳守する

文章は長ければ長いほどいいと考えている人は少なくないでしょう。
「自分でやるのは大変だけど、理想としては長くてしっかりした文章を書くべきだ」そんな思い込みを持っている人はよくいます。
しかし、長い文章を書くためには多大な時間や労力を必要とするように、お客さんにも大きな負担をかけてしまうものです。
特にやってはいけないのが、1つの文章にいろんな情報を詰め込もうとしてしまうことです。
詰め込みすぎは、お客さんを迷わせる
たとえば、「Instagram集客を紹介します!」というテーマの文章の中で、TwitterやFacebook、YouTubeの集客方法まで書かれていたら、お客さんとしては「どこを読んだらいいの??」と迷ってしまうことでしょう。
「売れる文章」「読まれる文章」を目指すなら、1つの文章に1つのメッセージだけを乗せて書くのが基本です。
もし2つ3つのテーマも書きたいと思うなら、2記事3記事にわけて投稿したり配信したりするべきなのです。
④シンプルで短い文章が最強

コピーライティングの世界では、原則として短い文章であればあるほどいいコピーだとされます。
なぜなら、長い文章よりも短い文章のほうが、お客さんの頭にスッと入りやすいからです。
今まで集客ができなくて売り上げが伸びずに悩んでいた人でも、1ヶ月毎日投稿を続けるだけで3000人のフォロワーを集めることができる、ここだけでしかお伝えしていないInstagramを使った集客のノウハウを全部公開!
というキャッチコピーと、
1ヶ月で3000人のフォロワーを集めるInstagram集客ノウハウ
というキャッチコピー、ぱっと読んでどちらのほうがすんなりと頭に入ってきたでしょうか?
当然、2つ目のキャッチコピーですよね。
長すぎるセールストークは逆効果
どんな文章を書くときにも、基本的に短い文章のほうがお客さんに読んでもらいやすくなります。
InstagramでもLINEでも、できるだけ短くてシンプルにまとまった文章のほうが、言いたいことが伝わりやすくなるんですね。
ただ、実際にやってみるとわかりますが、自分の言いたいことを短い言葉でまとめるのって、かなり難しかったりもします。
ですので、まずは140文字という制限があるTwitterを使って、短い文章で言いたいことをまとめる練習をしてみるのがおすすめですよ。
##おわりに
今回はフリーランスのための文章術として、コピーライティングも含めたノウハウをお伝えしてきました。
ここで取り上げたポイントをもとに、今日から文章の書き方を改善していってくださいね。