たとえ1ヶ月全然働かなくても安定収入が入ってくるビジネスを作りたい…。
これは、フリーランスや個人起業家、スモールビジネス経営者なら誰もが一度は考えることでしょう。
このようなビジネスを「不労所得」や「ストック収入」と呼びますが、十分な安定収入を得るのは非常に難易度が高い。
しかし世の中には、初心者でも不労所得を狙えるビジネスもいくつか存在します。
今回はその中から、不労所得で収入を得る5つの方法について紹介していきたいと思います。
目次
不労所得ってどんなもの?

「不労所得」という言葉から、あなたはどんな収入を連想するでしょうか?
わかりやすいのは、株式などで「配当」という名前の収入を得ることでしょう。
たとえば1億円以上の資産があって、年に5%の配当が入ってくるように株式投資すれば、毎年500万円の不労所得になります。
自分では一切働くことなく500万円の収入が入ってくるので、多くの人にとっては不自由ない生活を送れるでしょう。
稼ぐ仕組みをいかに作れるかが大切
このような不労所得を得るためには、時給や月給で働く「労働収入」に頼っていてはいけません。
コンビニのアルバイトのように労働収入は手っ取り早く稼ぐのに向いていますが、何年もコンビニバイトを続けたからといって、不労所得がもらえるわけじゃありません。
大切なのは、自分が働かなくても自動的にお金が入ってくる「仕組み」をいかに作れるかにあります。
投資という仕組みもそうですし、報酬を払う代わりに自分のために働く社員を雇う…という仕組み(株式会社のこと)も、不労所得の一種と言えます。
あなたも不労所得を手に入れたいと考えるなら、稼ぐ仕組みづくりを最優先に考えてみましょう。
不労所得のタイプ①不動産投資

具体的にどんな不労所得があるのかを紹介していくと、まずは不動産投資が挙げられます。
投資とついてはいますが、不動産投資では銀行からお金を借りてマンションを経営するので、本質的には「不動産事業」と言えるでしょう。
入居者が家賃を払い続ける限り、安定した家賃収入が得られるのが魅力。
銀行からのお金を返し終われば、家賃収入全額を自分のものにすることもできます。
安定性や資産性という意味で、不動産投資以上に優れた不労所得は、ほとんど存在しないでしょう。
安定性は高いが、難易度も高い
一方で、不動産投資は初心者には非常にハードルが高いというデメリットもあります。
そもそも収益が期待できる物件というのは、ほとんど市場に出回らずに投資家サークルのような場所で情報交換されます。
私たちが営業マンに言われて目にする物件というのは、そもそも収益性が低くて不動産投資のプロが「稼げない」と判断した投資先なんですね。
そうしたハンデを抱えてもなお不動産投資にチャレンジしたいなら、相当の勉強や努力が必要になるでしょう。
不労所得のタイプ②アプリ開発

有料のスマホ向けアプリを開発して販売することで、不労所得を手に入れることもできます。
無料のアプリでも、広告を貼り付けることによって不労所得を手にすることが可能。
いったんアプリを作り上げてしまえば、定期的なメンテナンスだけで半永久的に稼げるのがメリットです。
プログラミングに自信あるならおすすめ
ただし、アプリ開発で不労所得を得るために、今からプログラミングを勉強しようとするのはおすすめできません。
なぜなら、アプリを開発できるほどスキルを身につけるのに時間がかかりすぎるから。
また、アプリ業界には大手企業も多く参入していますので、強力なライバルに打ち勝つ戦略を考えられる人でないと、まとまった金額の稼ぎにはならないでしょう。
不労所得のタイプ③ブログ

ブログアフィリエイトや、アドセンスと呼ばれる方法で不労所得を得ることも可能です。
ブログを書いておすすめの商品を紹介したり、広告を貼り付けたりすることで継続的な収入を得るビジネスモデルになります。
ブログを書くだけなら誰にでもできますし、アフィリエイトや広告の仕組みも難しくないので、気軽に挑戦できるのが特徴です。
数年単位でコツコツ続けられる人向け
一方でブログで不労所得を得るためには、長年の努力が必要になる欠点もあります。
ブログで1円の収益が発生するまでに3ヶ月かかる…なんてこともザラにあり、3年や5年続けてやっと数万円の収益がもらえるレベル。
気軽に始められるものの、稼ぐハードルは非常に高いため、多くの人が数年でやめてしまうのが実情です。
不労所得のタイプ④YouTube

ブログと同じように、動画の中で商品を紹介したり広告を貼ったりして稼げるのが、YouTubeです。
再生数が増えれば広告収入もどんどん増えますし、スポンサー企業が現れれば数百万円単位で契約を結べることもあるでしょう。
動画編集やネタ作りのスキルは必要になりますが、YouTubeブームによって参入するハードルはかなり低くなっています。
最初から広告収入が入るわけじゃない
勘違いされやすいところですが、YouTubeというのは1本動画をアップしたらすぐに広告収入が得られるわけではありません。
チャンネル登録者数が1000人以上、年間再生時間が4000時間以上という条件をクリアしないと、そもそも収入が発生しません。
さらに1再生あたりの広告収入は0.1円程度なので、10万再生の動画を作っても1万円ほどの収入にしかならないデメリットもあります。
不労所得のタイプ⑤オンラインサロン

最近ではオンラインサロンというビジネスモデルも注目を集めています。
オンラインサロンとはいわゆるファンクラブのようなもので、堀江貴文さんや西野亮廣さんなども手掛けていますね。
毎月定額の参加費を払うことで、非公開グループに参加してメンバーと交流したり、限定動画を視聴できたりするメリットがあります。
仮に月1000円の月額料金だったとしても、100人のメンバーを集めれば月10万円の収入。
個人が不労所得で手に入る収入としては、十分ではないでしょうか?
素人には難しいが、コツを掴めば最強
成功しているオンラインサロンは大半が有名人やインフルエンサーということもあり、いきなり素人が月10万円稼ぐのは現実的ではありません。
しかし、コンセプトをはっきりと定めてリストを集めるなど、事前に準備しておけば稼げる可能性は十分あります。
ときにはサロンのメンバーをビジネスパートナーとしてヘッドハンティングすることで、採用コストゼロで優秀な人材を集めることも可能。
不労所得以外のメリットも大きいのが、オンラインサロンの強みです。
おわりに
このブログでも、オンラインサロンを使った稼ぎ方や不労所得を手に入れる方法を随時アップしています。
労働収入以外の収入源を手に入れたい人は、ぜひ定期的にチェックしてみてくださいね。