こんにちは!株式会社SYK・代表取締役の喜多野です。
いきなり本質的な話から入りますが、どんなビジネスでもお客さんにとって
「この商品絶対いいよね!」
「その商品興味あるわ〜」
そんなふうに思われる商品というのは、単発ではなく、半永久的に売れ続ける商品です。
そのために自分が持っている商品の、キーポイントや強みを理解しておくことが大事。
みんな意外と自分の商品のよさをわかっていないことが多くて、すごくもったいないなーと思うんです💦
だから今回は、爆発的に売れるキーポイントの見つけ方として、みなさん自身の「売れる訴求」を見つけるヒントをお伝えしていきたいと思います^^
目次
あなたが今限界突破するためのセンターピンは何?

まず考えていただきたいのが、マーケティングで限界突破するためのセンターピンは何かという点です。
結論から言ってしまうと、ビジネスというのはシンプルに言って、
- 集客・教育・販売
この流れを実践すれば商品は売れるわけです。
そしてもう1つ、
- 売り方・見せ方
- コンセプト力
この2つがセンターピンとなります。
いわゆる営業を変えるか、あるいはコンセプトを変えるか。
この2つしかありません^^
もちろん具体的なノウハウとして、Instagramの使い方やLINEの配信方法を学ぶのも大事です。
でも、一番の根幹にあるのは、「売り方・見せ方」「コンセプト力」なんですね。
「売り方・見せ方」or「コンセプト力」があれば、売れる
このうちコンセプト力については、誰でも簡単にヒットコンセプトを作れるとは限りません。
でも、コンセプトが優れていると、それだけ勝手に集客できて、クチコミでお客さんが集まってきます。
つまり、ヒットコンセプトがあれば集客に困らなくなるんですね。
さらに言えば、コンセプト力はそこそこでも、売り方や見せ方が上手で強みを訴求できる言語化能力があるだけで、一発で商品が売れるようになるんです。
これは、私自身が心理コーチをやっていた頃に体験した法則の1つです。
コンセプトを改善するためには?成功例を考察

コンセプトを変える場合には、何も今の商品をガラッと変える必要はありません。
ただ、今の商品にもう少しプラスアルファで価値を付け足せないかを考えるのがポイントです。
もっと具体的に、ヒットコンセプトの具体例を紹介しましょう。
- お風呂でエステ
- 通勤快足(靴下のメーカー)
- スッキリフルーツ青汁
- LINE@超集客法
- SNS集客2.0
- インスタ映えしないインスタ集客法
- SNSクリエイター
お風呂でエステ
入浴剤で「お風呂でエステ」(おうちでエステだったかも…)というめちゃくちゃ売れている商品があります。
これは私も昔、入浴剤を買おうと思ったときに見つけて印象に残っているコンセプトだったりします。
そもそもエステとお風呂って、まったく関連のない別ジャンルですよね?
でも、お風呂産業の入浴剤を、エステというマーケットに持ち込んで、エステに興味がある美意識が高い人に訴求しているわけですね。
「お風呂に浸かるだけで、自宅にいながらすべすべなお肌が手に入る」
そんな見せ方で売っている入浴剤として、結構おもしろいコンセプトだなって思います^^
通勤快足

「通勤快足」はサラリーマンの方がよく履いている靴下ですね。
もともとは「風通しのいい爽やかな靴下ですよ」的なコンセプトでやっていたそうなんですが、全然売れなかった。
そこで、商品名を「通勤快足」にチェンジして、電車の吊革広告に出したんだそう。
商品も値段も変えてないのに、商品名を変えただけで爆売れしたんですね。
これがヒットコンセプトの威力なんです^^
スッキリフルーツ青汁
一昔前には、「スッキリフルーツ青汁」というコンセプトも流行りましたよね。
それまでは青汁って、年配の方が飲んでいるまずい飲み物という印象がありました。
でも、「これからの青汁は、飲み心地がスッキリしたフルーツたっぷりの甘い飲み物ですよ」というコンセプトで、20代の女性にも青汁が好まれるようになりました。
このような飲みやすくて甘い青汁を三崎優太さん(青汁王子)が発売して、わずか3年で130億円売り上げたという話もありますよ。
LINE@超集客法

「LINE@超集客法」というのは、うちが以前やっていた講座です。
単なる「LINE@集客法」だとおもしろみがないので、「超」という言葉をつけたんです。
すると結構インパクトが大きくて、
「気になってセミナーに参加しました」
「講座に参加してみました」
なんて声をいただくことができましたね。
インスタ映えしないインスタ集客法
「インスタ映えしないインスタ集客法」これも、うちがやっていたコンセプトです。
私たちが創業1年目で1億円稼げたのは、コンセプトの力が半分以上あると思っています。
当時はInstagram集客といえば、インスタ映えしないとダメだという考え方が当たり前の時代でした。
そこに「インスタ映えしなくても集客できますよ」という逆説を取りに行ったことで、問い合わせが殺到するようになったんです。
ただ、こういうコンセプトって一朝一夕でパッと思いつくかといえばそんなこともありません。
私たちもやっぱり、常日頃からアンテナを張り巡らせて、常にヒットコンセプトを考えているからこういうアイデアが出てくるわけなんです。
商品ラインナップを増やしてみよう

みなさんがコーチ・コンサル系のビジネスや店舗をやっているなら、まずは商品ラインナップを増やすことが重要です。
たとえば、今高額な商品として50万円の商品を売っているなら、もう少し低単価のコースを用意したり、逆にもっと高単価のコースを用意したり。
このようにお客さんのレベルに応じて、提案できる商品を用意しておくのも大事なんですね^^
徹底的なリサーチが、ヒットコンセプトを生む

そしてコンセプトを考えるときに押さえておきたいのが、
「徹底的なリサーチ」
です!
常日頃から24時間365日、自分の業界をリサーチして、うまくいっているお店の価格・客単価・販売方法・宣伝方法などを調べてみるということです。
自分の同業者をとにかくリサーチしてみると、反応があるものが絶対に出てくると思います。
たとえば、
「Googleで検索したときに何度も目にする広告」
「Facebookで3ヶ月前からずっと出ている広告」
こういう事例は、反応がいいからこそ続いているわけです。
反応がいい既存のアイデアを、組み合わせよう
- 反応がいい既存のコンセプトA
- 反応がいい既存のコンセプトB
このように、反応がいいコンセプトを2つを組み合わせることで、新しいコンセプトを作ることができます。
これが、簡単にヒットコンセプトを作るための一番の方法なんですね^^
たとえば、もともと売れていた「青汁」と、もともと売れていた「フルーツジュース」を組み合わせて、フルーツ青汁を作る。
「エステ」という市場と「入浴剤」という市場を組み合わせて、新しいコンセプトを作る…というように。
全くのゼロから生み出そうと思っても、なかなかヒットコンセプトは生まれません。
だからこそマーケターは、既存の成功例をどれだけ持ってこれるかという「知識量」や「リサーチ力」で勝負が決まるんですね!
おわりに
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
今回は誰でも簡単にできるヒットコンセプトの作り方について紹介してきました。
売り上げが伸び悩んで困っている方は、ぜひ今回のやり方でコンセプトを改善してみましょう^^