「貧乏は病気である」
というのが、成功者の間では常識になっています。
病気である以上一刻も早く治療するべきですし、そのための治療薬も用意されています。
では、具体的にどんな治療薬を使えば、貧乏という病気を治すことができるのか?
今回は貧乏という病をテーマに勉強の大切さについてお伝えしていきたいと思います。
目次
「お金がない」って本当ですか?

あなたは「お金がない」という口癖を、無意識に使っていませんか?
何か欲しいものがあったときに「でも、お金ないしな」と諦めたり、気になっていたセミナーが募集されていても「今月はピンチだから…」と、ついお金がないことを理由にしてしまうことってあると思います。
でも、本当の意味でお金がなくて困っている…なんてことはありませんよね?
なんとなく「お金に余裕がない」「家族から無駄遣いだと思われそう」といった気持ちから、お金がないという言葉を使っていませんか?
本当にお金に困っている人はレベルが違う
本当にお金に困っている人の場合、100円の食パンを買うかどうかで迷ったり、お金が足りなくてスーパーのお米が買えなかったりします。
でも、私たちが普段このような気持ちになることって、まず起こり得ないと思います。
たまたま財布の中にお金が入っていなかったとしても、電子マネーやクレジットカードで普通に買い物しているはず。
そんなふうに考えてみると、本当にお金がない人が言う「お金がない」と、私たちが普段使う「お金がない」って、全然違う意味合いに思えてきませんか?
お金ではなく、人間関係で悩む人が大半

そもそも「お金がない」と悩むのは、物理的にお金が足りないことが理由ではありません。
本当は、人間関係の悩みが隠されているんです。
たとえば、お金がないせいでブランドもののバッグが買えなかったとしましょう。
この場合、本当に悩んでいるのは「このバッグを持って街中を歩きたい」「おしゃれなバッグを着こなして褒められたい」という欲求が満たせないこと。
ランチに行くお金がないときに悩むのは、「一人だけ仲間外れにされたくない」という心理が働いているからなんです。
人と比べてお金がないだけ
多くの人にとっては、「お金がない」という悩みは「人からよく思われたい」という悩みに置き換えることができます。
本当の意味でお金が不足しているわけではなく、人からよく思われるために必要なお金が不足しているというだけ。
だから、日常生活で困ることなんてありませんし、本当にお金が足りない生活で苦しんでいるわけでもないんですね。
いわば、人と比べてお金がないことに悩んでいる状態ということです。
絶対にビジネスで成功する方法
そんな人が「自由に使えるお金を増やしたいから」という理由で、ビジネスを始めてもうまくいきません。
心の底からお金が足りていないと感じているわけではないので、収入を増やすことへのモチベーションが上がらないんですね。
逆に、生活保護を受けるレベルだったり、明日の食べ物にも困る状態の人は、持っているすべてのエネルギーをビジネスに向けることができます。
「なんとしても今月は月10万円稼がないといけない!」というモチベーションさえあれば、どんな人だって月10万円稼ぐことができるんです。
貧乏から抜け出すには、まず勉強すること

「お金がない」と口癖のように言っている人に限って、お金を増やすための勉強をまったくしていないこともあります。
たとえば、今自分がどれくらいの税金を支払っているのか、節税でどれくらいの金額が戻ってくるのか、少し会計の勉強をしたらすぐに計算することができます。
勉強することで税金を減らすことができれば、当然手元に残るお金も増えていきます。
それを学ばないということは、もはや「無知税」を払っているようなもの。
お金がないと言う前に、まずはお金についてより深く勉強するべきなんですね。
意味のない保険や年金を払ってませんか?
お金の勉強が不足してしまうと、「無知税」以外にも無駄なお金を支払ってしまうことになります。
たとえば、民間の医療保険や個人年金と呼ばれる金融商品もそう。
保険や年金についての勉強をした人であれば、このような商品にお金をかけるのは無駄遣いだと判断できます。
国や地方自治体が運営する健康保険・国民年金のほうが、民間よりもずっと得をすることをよくわかっているからです。
大手の保険会社が立派な自社ビルを持っているように、保険業界は非常に儲かる世界です。
なぜなら、世の中にはお金の勉強をせず、「無知税」を払ってくれるお客さんが大量にいるからです。
NISA、iDeCo、ふるさと納税、やってますか?
お金についての勉強として外せないのが、NISA、iDeCo、ふるさと納税の3つです。
これらはどれも日本人なら誰でも利用できる制度で、うまく活用すれば税金を減らして手元に残るお金を大幅に増やすことができます。
しっかりとお金について勉強した人であれば、当たり前のようにこの3つの制度を使っています。
あなたがまだこれらの制度を利用していないなら、お金の勉強が足りていない可能性が非常に高いです。
勉強しない人は、営業マンに搾取されるだけ

高齢者が多く住む地方では、保険会社の営業マンが頻繁に高齢者の自宅を訪ねていると聞きます。
今の高齢者はバブルの時代を経験して資産をため込んでいる一方で、お金についての知識が少ない。
そんな高齢者たちは、保険会社にとってのいいカモになっているんですね。
実際、日本郵政の「かんぽ生命」が、似たような不正を行って大きな問題になりましたよね。
こうした営業マンが高齢者の資産を狩り尽くしたあとは、お金の知識を持っていない現役世代を狙いにくるでしょう。
貧乏という病気を治す薬とは
こうした営業マンから身を守り、「お金がない」という思い込みを外し、貧乏という病を治すためには、お金の勉強するしかありません。
税金や金融商品についての知識をつけて、正しくお金を使う。
それこそが貧乏という病気を治す治療薬になるんです。
「お金のプロ」に学んでも意味がありません

お金について勉強しようと思ったとき、多くの人はFP(ファイナンシャルプランナー)に相談しようとしてしまいます。
FPは私たち個人のライフプランを設計し、マネープランについてアドバイスしてくれる存在です。
そんなFPの言うことなら役に立ちそうに思えますが、実はほとんど意味がないこともあります。
というのも、お金持ちとして成功しているFPはほとんど存在しないからです。
お金のことを学んでお金持ちになりたいなら、シンプルにお金持ちから学べばいいのです。
今すぐお金持ちから学ぼう
幸いにも、今の時代には世の中のさまざまなお金持ちがブログ・YouTube・SNSで情報発信しています。
中には無料でお金についての知識を提供してくれるところもあるほどです。
そしたらお金持ちの発信している情報をインプットするだけでも、貧乏から抜け出す手助けになります。
あなたも今すぐに、お金持ちからお金のことを学んでみませんか?
おわりに
貧乏でお金に困っている状態は、私たちの脳のパフォーマンスにも大きな影響を与えます。
お金について心配するあまり、目の前のことに集中したりアイデアを考えたりすることにエネルギーを使えないからです。
そうなってしまう前に、お金の勉強して貧乏という病治療しましょう。