起業家が長期的に成功するためのハングリー精神とは

あなたは1年や2年の短期的な成功を手にしたら満足ですか?

それとも、10年や20年の長期的な成功を手にしたいタイプでしょうか?

きっと大半の人は、長期的な成功を手にしたいと考えているはずです。

では、起業家やフリーランスが長期的に成功するためには、どんな要素が必要になるのでしょうか?

ここでは成功するための条件として「ハングリー精神」についてお伝えしていきたいと思います。

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成功するフリーランスは、ハングリー精神が旺盛

起業家やフリーランスが成功するための要素として、「ハングリー精神」は必要不可欠な心がけです。

というのも、ビジネスで成功するためには、どちらかというと男性脳を多用する傾向にあるから。

もちろん女性が不利というわけではなく、女性でも男性脳が優位な人もいれば、男性で女性脳が優位な人もいます。

単に、エネルギッシュに行動して、競争に打ち勝とうとする気質が、男性脳の持ち主に多いんですね。

つまり、男性脳が優位な人のほうが、成功を手にしやすいということです。

現状に不満がある人こそ、長期的に稼げる

そもそもビジネスで結果を残せる人というのは、現状に何か不満を持っている人です。

  • もっと広い家に住んでいい暮らしがしたい!
  • 精神的に余裕を持ちたい
  • 子どもに自由な進路を選択させたい
  • 今の事業をもっと大きくしたい
  • 自分のサービスをより多くの人に届けたい
  • お金をたくさん稼いで社会貢献したい

こういう気持ちが原動力になって、ビジネスへ向かうエネルギーを獲得している人が多いんですね。

実際、私たちSYKでも、月1回はビジネスの方向性を見つめ直しています。

ハングリー精神とは?空白を埋める働きを持つ

そもそもハングリー精神というのは、足りない部分を補おうとするときに働く力を言います。

「もっとこうしたい!」「もっとよくなりたい!」という気持ちこそが、ハングリー精神なんですね。

『神は空白を嫌う』なんて言葉もあります。

たとえば焼肉屋さんのバイトが急に辞めてしまったとき、その直後にもっと優秀なバイトが応募してくる…というように、自然と空白を埋める力が働くんですね。

稼げる人は、資産を失っても稼げる

ビジネスに関しても同じことが言えます。

事業で成功して巨万の富を得た人が、災害などで資産を失ってしまったとします。

そんな人も1年くらい経てば、また事業を興して復活し、経済力を回復させていることがよくあるのです。

これもまさに『神は空白を嫌う』の言葉通りの現象ですね。

SYKが掲げる4つのミッション

ちなみに私たちSYKの会社としてのミッションは、「刺激と成長」を掲げています。

  • 学び
  • 成長
  • 刺激
  • ワクワク

この4つの価値観を原動力にし、会社を大きく育てているわけです。

あなたのミッションは何ですか?

あなたには事業に取り組む上でのミッションはありますか?

何のためにビジネスをやっていて、何のためにお金を稼ぎたいと思っているのでしょうか?

その原動力を定期的に見直してみるだけでも、信じられないくらい大きなエネルギーを生み出してくれますよ。

現状に満足することで起こる3つのデメリット

ハングリー精神と対になる言葉として「現状に満足する」ことが挙げられます。

ハングリー精神を失い、今のままでいいやと思ってしまう。

こんな状況に陥ってしまうと、次のような3つのデメリットが発生してしまいます。

①潜在的モチベーションの急低下

たとえば年商500万円を目指して活動してきたフリーランスが、やっとの思いで目標を達成できたとしましょう。

ここで現状に満足して「目標を達成したから、もういいや」と思ってしまえば、ビジネスは必ず右肩下がりになっていきます。

目標というのは1回叶えて終わりではなく、常にアップデートしてワンランク上を目指していくものです。

そうでなければ、たとえ毎日一生懸命やっているつもりでも、無意識のうちにモチベーションが下がってしまうんですね。

今の自分にはちょっと難しそうだ…というくらいの目標を常に掲げて、モチベーションを維持するようにしましょう。

②売り上げの急降下(Creativity)

高い目標を掲げていれば、自然と売り上げを増やすためのアイデアが浮かんでくるものです。

たとえば、1000万円売り上げようとして日々働く人と、100万円でいいやと思っている人では、思いつくアイデアも違ってくるということです。

「単価100万円以上の商品を作るためにどうしたらいいか?」という発想は、1000万円の売り上げを目指そうとする人なら当たり前のように出てくるでしょう。

しかし100万円を目指す人にとっては、そもそも単価100万円の商品を作ろうとすることもないのです。

③調子にのる(テング状態)

売り上げが増えて現状に満足した結果、調子に乗り始める人も多くいます。

わかりやすいのは、六本木などで豪遊しているIT社長でしょう。

あちこちをぶらぶらと飲み歩いている経営者の中で、長期的に稼ぎ続ける人はほんの少ししかいません。

この世界では、調子に乗ったら終わりだということも覚えておきましょう。

もちろん、月100万円稼げた節目に、ちょっとしたご褒美を自分に買ってあげるのは悪いことではありません。

でも、月100万円の収入を全部使い切るようなお金の使い方は危険。

将来のために蓄え、事業を大きくするための投資に使いましょう。

総資産250億円で、家賃8万円のワンルームに住む人も

史上最年少で会社を上場させた、株式会社リブセンスの社長、村上さんという方がいます。

村上さんは総資産で250億円も持っていると言われていますが、実は当時、渋谷で家賃8万円のワンルームに住んでいたんだそう。

「これだけ謙虚に暮らしている成功者もいるのか!」と衝撃を受けて、以来私はずっと村上さんのファンなんです。

ハングリー精神を持ち、ビジネスに取り組もう

私は、これを読んでいるすべての人がワンルームに住むべきだ…と言いたいわけではありません。

でも、こういう人もいるんだよという事実を知ることは、きっと役に立つはずです。

あなたもハングリー精神を身につけて、ビジネスの成功のために努力していきましょう。

おわりに

起業家やフリーランスが長期的な成功を手に入れるためには、ハングリー精神が不可欠。

現状に満足してしまえば、モチベーションが下がり、売り上げも下がり、調子に乗ってしまうからです。

常に高い目標を掲げて、それに向かって努力し続けることが成功を呼び込むのです。