こんにちは!
株式会社SYK・代表取締役の喜多野です。
今回は「売れる情報発信・集客できる人」をテーマに、売れる人の情報発信は普通の人と何が違うのかについて解説していきます。
目次
集客できる売れる情報発信の極意

まず前提として、相手のためを思って情報発信をしたり、お客さんが求めている情報を提供したり、緊急性を提示したりすることは、大事な要素の一つです。
しかし、私たちがそういった情報を発信しても、ある根本的な原則を見落としていると、その情報はお客さんには伝わらないんです。
実は情報発信で一番重要なのは、「権威性」であると言われることがあります。
今回は、この権威性の見せ方についてご紹介していきます。
権威性の見せ方について
そもそも人は、その人のことをすごいと思わないと、話を聞こうとはしません。
たとえば、駅前で昼間からお酒を飲んでいる不潔なおじさんに「俺がSNSマーケティング教えてやるよ」と言われても、あまり説得力はないですよね。
一方で、ホリエモンが「俺がSNSマーケティング教えてやるよ」と言ってきたなら、「それはお金払ってでも聞きたいな」となりますよね。
この違いは、権威性の有無にあります。
他にも、「老化を防ぐためには、こういうのがいいらしいよ」と白衣を着たお医者さんに言われたら説得力があるように感じるのも、権威性の効果です。
権威性がない状態で、いくらお役立ち情報や相手の求める情報を提供しても、人は話を聞いてくれません。
まずは、この権威性をどういう風にしたら自然な形で、しっかり伝えることができるのかを解説していきます。
権威性とは

そもそも権威性とは、簡単に言うと「この人すごい!」と思ってもらうことが大切です。
「この人だったら、私の悩みを解決してくれそう」「この人だったら話を聞いてみてもいいかも」と思ってもらわないといけません。
人は、発言者本人から権威性を感じないと、いくら有益な情報を発信しても価値を感じません。
人が反射的に権威性を感じてしまう情報というのは、以下のような方たちです。
- お医者さん
- 弁護士
- 公認会計士
- 政治家
- 政治家・官僚
- 経営者・社長・会長
- 東大卒の〇〇
このような肩書きがあると、反射的に「この人すごいんだ」と錯覚してしまうことがあると思います。
中には、本当はそこまですごくなくても、すごいと錯覚してしまう場合もあるほどです。
権威性の正体

では、私たちが情報発信をする時に、権威性をどういう風に発信をすればいいのでしょうか。
権威性の正体を分解すると、大きく分けて4つに分けることができます。
- 経歴
- 教え子の実績・クライアントさんの実績
- 過去の経験
- 紛れもない事実
それぞれご紹介しましょう。
①経歴
1つ目は、経歴です。
学歴や過去の成果物などのことです。
華やかな経歴がある人は、積極的にアピールしていくと良いでしょう。
たとえば、『東大出身マーケッター』と言うと、東大を出ていることとマーケティングができるということは直接的な因果関係はないですが、権威性は高まります。
他にも、昔上場企業に勤めていて、営業でトップを取った経験があるという方が、会社から独立してフリーランスで営業コンサルタントになっている場合は、次のような見せ方をします。
- 元上場企業トップセールスが教える〇〇
- 上場企業トップセールスを辞めて、起業した独立営業コンサルタント
このような見せ方をすると、権威性が高まります。
他にも、弊社のクライアントさんで薬剤師をしながら健康法をお伝えするオンラインサロンをサブスクでやっていた方の場合、「現役薬剤師が教える薬に頼らない健康法」という見せ方をしていました。
薬を販売している薬剤師が、薬に頼らない方法を教えてくれると説得力がありますよね。
こういった使える経歴がある場合は、積極的に経歴を使いましょう。
②教え子の実績・クライアントさんの実績

2つ目は、教え子の実績・クライアントさんの実績です。
よくあるのは「Aさんが〇〇円売り上げた」「生徒さんの累計売上が1億以上の私が教える」などです。
たとえば、起業支援コンサルタントをしている方なら「起業コンサルタントの私が教える」と言われるより、「生徒の累計総売上が1億以上の私が教える」と言った方が説得力があります。
「たった49日間で−11キロ痩せたダイエットメソッド」というようなキャッチコピーを使った時に、それは自分の成果ではなくてクライアントさんの成果でもいいわけです。
自分が出した実績ではなく、生徒さんが出した実績をうまくまとめて累計の数字を見せたり、もしくは自分のクライアントさんの中でトップクラスの人の実績を一部借りるやり方もあります。
③過去の経験(自分がやってきたこと)
3つ目は、過去の経験です。
こちらはすごい実績や経験がない場合でも、使いやすいやり方です。
私自身も、「過去の経験」と次にお伝えする「紛れもない事実」で上がってきたタイプで、最終学歴も高卒で、資格は1個も持っておらず、就職も1回もしたことがありません。
起業する前は、サイゼリアと塾講師のバイトくらいしかやったことがありませんでした。
こんな私の場合は、「私が実際に6,000万円自己投資をしてきた中で思うこと」という話を聞いた方が「僕が最近思うこと」というよりも説得力があります。
他にも、過去の経験を伝えることで、以下のようなさまざまな見せ方ができます。
- 私が〇〇に関する本を累計200冊以上読んできて思うこと
- ライブ配信を100回以上してきた私が教えるインスタライブ集客のポイントはこれだ
- インスタ運用100アカウント以上を常時運用してきている
- 総プロデュースでいうとインスタ1,000アカウントを超えています
- 15分電話を全部含めたら累計個別セッション数300人超えの私が〜
みなさんも自分がやってきたことについて、過去を振り返って考えてみましょう。
④紛れもない事実

4つ目は、紛れもない事実です。
- 業績トップクラスの〜
- SNS総フォロワー7万人の〜
このようなフレーズを使う形ですね。
これはリサーチ会社に依頼すると、すぐに作ることができます。
たとえば弊社のSNSクリエイター資格講座は、主婦がおすすめする3つの部門で「主婦が選ぶおすすめ在宅ワークNo.1」を取っています。
これをリサーチ会社にお願いすると、エンブレムや商標を取得することも可能です。
こうした紛れもない事実を、後からマーケティング的な要素で作っていくこともできます。
今から経歴を変えることは無理なので、現実的なやり方としては「②教え子の実績」「③過去の経験」を使うのがおすすめです。
クライアントさんの実績や、過去の自分の実績を洗い出してみて、さまざまな切り口で書き出してみると使いやすくなるでしょう。
まずは自分の過去を棚卸しをして、権威性が高まる要素を書き出してみることが重要です。
次回の後半の記事では、権威性を使った具体的な配信事例について解説していきます。
おわりに
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
弊社SYKでは、「SNSで結果を出すための最初で最後の講座」のコンセプトで『タクスー』というサービスを提供しています。

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