ロジックで売上をコントロールするLINE配信の3ステップ

あなたは今、行き当たりばったりの感覚でLINEを配信していませんか?

LINEの配信はなんとなくでやっていても成果にはつながらず、1ヶ月単位のスケジュールを考えて組み立てていく必要があります。

スケジュールなしで配信していれば、売り上げが不安定になりやすいんですね。

今回は株式会社SYKでも実践している、ロジックを使った売り上げコントロール術について取り上げていきます。

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①LINE@配信は、興味づけがすべて

あなたがどんなビジネスを手がけているとしても、私たちにとって一番大切なのは、見込みのお客さんの興味関心を引くことです。

お客さんに読んでもらえないLINEというのは、未読スルー、既読スルー、ブロックの3つのうちどれかの反応が返ってきてしまいます。

そうではなく、お客さんの意識をグッと引きつける「興味づけ」をしないといけないんですね。

興味引かれる自己紹介ができるか?

私たち株式会社SYKは創業して2年になりますが、最初の頃はもちろんお客さんゼロの状態からスタートでした。

そこから交流会や法人営業など泥臭く行動してきたわけですが、当時から心がけてきたルールが1つあります。

それは「あなたは何をしている人ですか?」と聞かれたときに、10秒以内で答えられるか?ということです。

表現1つで、興味づけが変わってくる

たとえばコーチングをしている人が「私は心理学を使ったコミュニケーションのコーチングを専門にしています」と自己紹介したとして、これでは興味は引かれませんよね?

では、「私はビジネスマンに向けて、営業成績を3倍にアップさせるためのコミュニケーションコーチングの専門家です」と言われたらどうでしょうか?

今まさに営業の仕事をしている人であれば、「本当に3倍になるの?」と興味が引かれるわけですね。

お客さんにブログ、YouTubeを見てもらうためには?

LINEの配信の中で、ブログやYouTubeの動画を見てもらいたいときってありますよね?

いくら読んでほしいからといって、ストレートに「読んでください!」と送っても、実際に読んでくれる人はほとんどいないでしょう。

なぜならお客さんは忙しいですし、あなた以外の公式LINEにも登録しているはずだからです。

そんな中で、「この人は特別だ!」「自分が求めることを教えてくれるんじゃないか?」と思ってもらえなければいけないんですね。

このように興味づけを全面に出した配信をすることで、メッセージの開封率や反応率は高まっていきます。

お客さんに開封してもらい、読んでもらうために興味づけの配信をしていきましょう。

②メリットと痛みを同時に見せる

LINE配信のポイントの2つ目は、メリットと痛みを同時に見せることです。

「あなたの悩みを解決できますよ!」と配信している人もいますが、悩みというのは一人ひとりによって大きく違います。

そうした事情を無視して、ぼんやりとした配信をしていても意味がないんですね。

たとえば、人間関係や夫婦関係、職場関係など1つの悩みに絞ってあげることが大切になります。

「人の幸福度は8割が人間関係に依存しているので、人間関係が円滑になることで、しがらみから解放されて自己肯定感が上がりますよ」というように、

メリットだけ伝えても、行動しない

ただし、こうしたメリットだけをお客さんに伝えても、お客さんは行動しないことがあります。

マーケティングにはいつの時代にも変わらない原則があるのですが、その1つが「痛みを伝えること」なんです。

もちろん中にはメリットを伝えるだけで行動してくれる人もいるのですが、なかなか行動できない人も多くいます。

そこで、行動しないことの痛みを伝えることで、背中を押してあげるのがポイントです。

痛みを経験するから、行動が変わる

たとえば禁煙セラピーの現場でも、「ご飯がおいしくなりますよ」「寿命が伸びてエネルギッシュになれますよ」などのメリットを伝えても、「そんなのわかってるよ!」と拒否されてしまうことがあります。

一方で、「タバコを吸う人と吸わない人で、これだけ肺の色の違いがありますよ」と、生々しい画像と一緒に見せられたら、ヤバいなと思って禁煙を決意する人は増えるはず。

ダイエットでも同じで、「メタボになるとこれだけ病気になりやすいんですよ」と伝えることができれば、ダイエットをする気になってくれるわけですね。

痛みをイメージして、尻に火がつくタイプも

たとえば集客に関しても、「今すぐSNSの発信をしていかないと、行き当たりばったりで売り上げが上下してしまい、いつ廃業してもおかしくないですよ」と伝えてあげる。

「そうならないために、調子がいいうちから先手を打って、集客の仕組みを作っておくのが大切ですよ!」と訴えることで、尻に火がついてSNS集客を学ぼうとする姿勢になってくれます。

ですので、メリットだけではなく痛みとセットで伝えるのが大切なんですね。

もちろん必要以上に恐怖を煽る必要はありませんが、最悪の可能性を伝えて、今のうちに行動することを促すのは、お客さんに対する優しさだと思ってくださいね。

③配信のスケジュールを作ること

最後のポイントは、LINEの配信スケジュールを作ることです。

あなたは1ヶ月のLINEの配信スケジュールをしっかり作っていますか?

最初は1週間のスケジュールでも構わないので、どの日に何を配信していくのか、事前に決めておくことが重要です。

行き当たりばったりの配信になってしまえば、当然ライバルに勝つことは難しいからです。

ストーリーで伝えるから、商品が売れる

そもそもLINEの配信は、1ヶ月単位のストーリーで考えないといけません。

たとえば月末に何かの商品を売りたい、来店につなげたいと考えたなら、まずは月末にゴールを持ってきます。

そのゴールの前日にいきなり告知しても商品は売れませんので、そこに到達するまでのセットアップも必要になります。

まず仲良くなることからスタート

たとえば初対面の人にいきなりプロポーズしたって、断られるだけですよね?

まずは連絡先を交換して、食事に誘って仲良くなり、その後で交際したり結婚に繋がったりするわけです。

LINEの配信でもこれと同じように、ストーリー仕立てで配信していくことが重要なんですね。

具体的なLINE配信のスケジュールとは?

私たちとお客さんとの関係は、一朝一夕で作られるものではありません。

でも、スケジュールにもとづいてLINE配信を行えば、1週間から3週間ほどでお客さんとの信頼関係を構築し、売れる仕組みによって売り上げをコントロールできるようになります。

そのためには、まず感覚でLINEを配信することから卒業すること。

具体的にどんな順番でLINEの配信をしていったらいいのかは、また後日ご紹介していきますね。

おわりに

  1. LINE@配信は、興味づけがすべて
  2. メリットと痛みを同時に見せる
  3. 配信のスケジュールを作ること

この3つのロジックを実践し、LINE配信を行うことで、売り上げを自在にコントロールできるようになります。

安定した売り上げを手に入れたいと考えているなら、ぜひこれらを実践してみてくださいね。