株式会社SYKが、毎月3000万円の売り上げを叩き出しているLINE配信、その秘訣を知りたくありませんか?
今回は、以前の記事で紹介したLINE配信テクニックの続編になります。
LINE配信では、行き当たりばったりで配信するのではなく、配信スケジュールを作って構成を考えることが大切だとお伝えしました。
では、具体的にLINE配信をどう作っていけばいいのか、その部分をお伝えしていきます。
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目次
上場企業にも指導したノウハウをお伝えします

私たちもマーケターとして普段から他の人のLINE配信をチェックしたり、上場企業のLINE配信の指導に携わったりしてきました。
そんな経験をもとに言うなら、LINE配信は行き当たりばったりが1番ダメで、1ヵ月の配信スケジュールを立てることがポイントになります。
最初から1ヵ月のスケジュールを作るのが難しければ、1週間単位のスケジュールでもOK。
とにかくスケジュールを作るクセをつけて、ストーリー仕立ての配信を行う必要があります。
LINEに登録してくれたお友達に対して、いきなりセミナーや商品の告知をしても、反応は得られません。
そうではなく、その前段階のセットアップを経て、商品が売れていくんですね。
映画の本質は、結末ではなくストーリーにある
たとえば映画にも同じことが言えます。
映画館に映画を見に行く人は、その作品の結末だけを楽しみたいわけではありませんよね?
そうではなく、そこに至るまでのストーリーやプロセスを楽しむのが、映画の醍醐味。
ビジネスでも、LINEの配信ではストーリーを伝えることが不可欠になります。
そうしない限り、あなたの商品の価値がお客さんには伝わらないのです。
商品が売れないのは、価値が伝わってないから
仮にあなたが素晴らしいパーソナルトレーニングの商品を持っていたとしても、「3ヶ月で理想の体型を手に入れて、自身も身につく未来が手に入る」ということを伝えられなければ、商品は買ってもらえません。
売れていないフリーランスにありがちなのが、「いい商品を作れば、売れる!」という思い込みです。
しかし、どんなに良い商品を持っていたとしても、その価値がお客さんに伝わらなければ、絶対に売れることがないのです。
このように商品の価値を伝えることを、いわゆるマーケティングと呼ぶのです。
LINE配信スケジュールの作り方3ステップ

それでは早速、具体的なLINE配信の3ステップについてみていきます。
- 売り方を決める
- スケジュール配分
- セットアップ
といっても作り方はシンプルで、この3つを押さえれば十分です。
①売り方を決める
まずは、1ヵ月のLINE配信のゴールを定めましょう。
具体的には、商品をどのように売っていくかを最初に決めるのがポイント。
テレアポで売るのか、無料相談で売るのか、それともセミナーで販売するのか。
このような売り方を決めて目的を定めてから、「月末の25日にセミナーを開催しよう」という予定を立てるわけです。
②スケジュール配分
仮に今が10月10日で、10月25日にセミナーを開催するとしたら、その間の15日間にどのような配分でLINE配信をするかを考えます。
たとえば、15日までは興味づけの配信をして、20日までは実績者の声を配信する、そして25日までにセットアップの配信を行う…といった具合です。
③セットアップ
最後のセットアップというのは、商品を売るゴールに至るまでの準備段階のこと。
セミナーへの募集だったり、電話のアポ取りだったり、無料相談の告知だったり。
このセットアップを経て、商品を売ることを目指します。
LINE配信の3つのポイント

LINE配信のスケジュールを立てた後も、適当な配信をすればいいわけではありません。
お客さんとの信頼関係を構築して、確実に売り上げを伸ばすために、必要になる3つの配信テクニックがあります。
この3つについてもここで紹介しましょう。
興味づけ、What配信
まず大切なのはお客さんの興味づけをすることです。
他にも自分が持っているメソッドを説明したりして、話を聞いてもらう姿勢になってもらいましょう。
たとえばSYKなら、LINEのステップというメソッドがあるとして、「LINEステップとはどんなものなのか?」「それを使うとどうなるのか?」を伝えるわけですね。
こうした配信のことを、「What配信」と呼びます。
「5日間のステップを作るだけで、自動的に信頼関係を構築できる」とか、「月50万円、月100万円の売り上げを安定して増やせる」などの配信のことですね。
実績者の声

それから、実績者の声を見せるのも大切です。
「私はこういうメソッドを持っていて、こんな特徴があるんですよ!」と伝えることは簡単ですが、そもそも私たちは商品を売るのではなく、商品の効能を売るのが仕事です。
サボテンを買う人はサボテン自体が欲しいのではなく、緑から得られる癒しを買っているわけですね。
「そのメソッドを使って本当に結果が出るの?」というお客さんの不安を、実績者の声を使って証明していく。
そうすることで、メソッドの実証性や信頼性につながるというわけです。
権威性
そもそも消費者心理には、「見ない、信じない、行動しない」という3つのNOTがあります。
「本当に効果があるの?」という不安を払拭させるためには、実績者の声が一番効果的なんですね。
もし始めたばかりでまだ実績者の声がないなら、自分の実績を語ってもいいでしょう。
何年かけてそのメソッドを体系化したのか、同じメソッドを使ってこんな人も結果を出している…など。
いわゆる権威性を伝えるのがポイントです。
たとえば私たちが創業2年で累計5億円売り上げていることを書いているのも、ただ自慢したいわけではありません。
成功者が高いホテルに泊まっていることをSNSに投稿するのも、それを見た人に権威性を感じてもらいたいからです。
権威性がないと、そもそも人は話を聞いてさえくれませんので。
ノウハウの一部を配信するのも大切

ただし、人はよく理解できないものに対してお金は出したくない心理が働きます。
ですので、LINE配信では自分の一部のノウハウを有益情報として配信するのが大事になってきます。
そうすることで少しずつ信頼関係を作っていくわけですね。
このような配信を一対多数で配信できるのが、やはりLINEの大きなメリットなんですよね。
まずはゴールを立てて、スケジュールを作ろう
月末月初のタイミングで売り方のゴールを決めて、配信スケジュールを考えてみましょう。
1週目、2週目、3週目という形で、大まかな配信を考えるだけでもOKです。
まずはゴールから逆算して、スケジュールを立てること。
逆に、一番まずいのは、その日の気分で配信を決めてしまうこと。
月末になって焦って無料相談を始めても、売り上げにはつながらないのです。
おわりに
- 売り方を決める
- スケジュール配分
- セットアップ
LINE配信を考える上では、この3つがとても重要です。
あなたもこれからLINEを配信していくときには、これらのポイントを押さえておいてくださいね。