注意!経営者が気をつけるべきお金の落とし穴あるあるベスト5【喜多野修次】

こんにちは!
株式会社SYK・代表取締役の喜多野です。

今回は、

経営者が気をつけるべきお金の落とし穴あるある

こちらのテーマで書いていきたいと思います^^

特に読んでいただきたいのは、ある程度稼ぎ始めてこれからどんどん売り上げを増やしていきたい経営者の方。

ここでお話する落とし穴にハマってしまったがゆえに、事業を続けられなくなってしまう経営者も多いんですよ💦

世の中には、成功して表に出てきている経営者だけじゃなくて、都落ちしてしまった経営者も星の数ほどいるわけです。

そんな残念な失敗をすることなく、年商1億円以上の経営者を目指すポイントを学んでいきましょう!

①成功してないのに飲み歩く

まず1つ目は、成功してないのに飲み歩く人です。

これは、たとえば六本木や西麻布系の、キャバクラとかクラブで遊ぶ人ですね。

皆さんにもぜひ覚えておいて欲しいんですけど、成功してないのに飲み歩くのってめちゃくちゃお金の無駄なんですよ。

六本木のお店とかでも、2時間くらいで20〜30万円の会計に行くわけですよ。

それくらいのお金をポケットマネーからポンと出せるくらいの役員報酬があるなら、別にいいと思います。

でも、そうじゃない人にとってはお金の無駄以外の何者でもない。

半年以内に売上落ちて一年以内で大体消える

仮に30万円のお金があったら、ネット広告を回した方が利益があるわけじゃないですか。

私がみている限り、ちょっと調子に乗って遊びにいってしまう人って、半年以内に少しずつ売り上げが落ちて消えてしまうパターンが多いです💦

もちろん絶対にやるなと言うわけじゃないんですけど、六本木や西麻布で100万円使うなら、もっと別の投資に使った方が売り上げにつながるんですね。

高いお金を払ってお酒を飲んでも、結局はトイレに流れて消えるわけですから、もう札束をトイレに流すのと一緒なんですよ!

だから、「遊ぶんだったら成功してから」と心に刻んで欲しいなと思います^^

②年商1億円まではブランド物は買うな!

2つ目のポイントは、年商1億円まではブランド物は買うな!ということです。

これも皆さんに強制するわけじゃないんですけど、やっぱり年商1億円いくまでは質素堅実にやる方がいいと思います!

私自身も、創業して1年目で1億2000万円の売り上げまでいきましたけど、当時は本当に質素にやってました。

ある程度売り上げが増えて、個人資産が増えてきたら、ポケットマネーの一部でちょっとしたブランドものを買ってもいいと思います。

でも、年商1億円いってないってことはまだ事業として安定してないわけですから、もし資金がなくなったら会社は終了なんですよ💦

いつそういう状況になっても大丈夫なように、個人資産を最大化させておく必要があるんです!

個人資産の最大化

私も年商1億円までは、個人資産も会社の口座も、当たり前のように最大化していました。

「会社の売り上げが上がってるから、貯金してないです」

という人がよくいるんですけど、舐めてるのかって思いますね💦

だって、社長自身の個人資産がなければ、銀行からの借り入れの審査も通りにくくなりますし、

個人資産があれば会社の業績が悪いときに自分で資金を補充できるんですから。

経営者は、自分自身の資産形成が会社を救うことにもなります。

その結果会社の業績が上がれば、相乗効果で資産が増えていくんです^^

だからこそ、年商1億円いくまでは無駄遣いしないことを心に決めてもらえたらと思います!

③会社全体の収支を経営者が把握していない

次に3つ目のポイントが、会社全体の収支を経営者が把握していないこと。

このパターンも非常に多くて、会社の経費や売り上げを知らないというのは、経営者として致命的だったりするんですよ。

たとえば、今の会社の売り上げと経費がざっくりとわかっていれば、どれくらい利益が残るのかがわかります。

それだけじゃなくて、具体的に何に対してどのくらいの割合で経費を使っているのかがわかるんですよ。

固定費と変動費、クレジットカードの明細の中で経費にできるものとできないもの。

これらもある程度把握するべきなんですよ。

失敗する社長は、みんなどんぶり勘定

どんぶり勘定な社長というのは、お金に飲まれるという話もあります。

会社を倒産させたり事業に失敗してしまう人って、やっぱりお金の扱いが雑なんですよ。

もちろんうちの会社は経理スタッフを雇っていますが、必ず私も目を通すようにしているんです。

それだけ責任を持って、自分自身の会社のお金の流れを把握しておくべきだと思いますね^^

たとえば通販事業で、1つの商品だけを売っているなら集計もシンプルです。

じゃあABCDEと5つの商品を売っていたとして、Aの利益率が30%出ているんだけど、Bの商品は5%だけ。

この場合には、Bにかける広告や人件費をカットして、Aの商品に向ける方が利益が出るよねと考えることができます。

このように判断するためにも、会社としての収支や商品ごとの利益率など、社長として把握しておくべきところだと思っています^^

④売上にこだわりすぎて利益が見えていない

そして4つ目は、売上にこだわりすぎて利益が見えていないことです。

経営者の中には、売り上げ至上主義の人って結構多いんですよ。

それも決して悪いことじゃないんですけど、売り上げをあげること自体は難しくないんです。

大量に経費を使えば、売り上げも増えるわけですから。

でも、大事なのって売り上げを大きくすることじゃなくて、利益を残すことなんですよ!

100億円の売り上げがあっても、経費で102億円使っていれば、2億円の赤字です。

まず考えて欲しいのは、会社にどれくらいの利益を残して、その利益をどんな割合で事業に半分するのか?ということ。

それを踏まえて、どれくらいの売り上げが必要なのかを考えるべきなんですよ。

だから、「利益至上主義」が正しいんですね^^

株主が見ているのは、売り上げではなく利益

たとえば上場企業とかでも、株主が見ているのは売り上げではなくて利益なんですよね。

だって、利益から自分に配当がもらえるわけですから。

基本的に利益を残せない経営者というのは、どれだけ売り上げを増やせたとしても無能なんですよ💦

売り上げにこだわるんじゃなくて、利益から逆算して売り上げを作ることが大事!

その売り上げを作るために、いくらの商品を何個売るか?と考えていけばいいわけです。

ケチほど成功する

実際、私の周りで成功している人やお金持ちの経営者って、数字にうるさい人が多いんですよ。

ぶっちゃけていえば、(良くも悪くも)ケチな人が多い。笑

もちろん商談用のスーツにお金をかけるなどは大事だと思うんですけども、

いわゆるいらない経費をいかにケチれるかが重要なんですね!

できるだけ少ない資本で最大の売り上げをあげていくためには、どんぶり勘定じゃない人の方が達成しやすくなりますよ^^

⑤広告費にお金を使いすぎて費用対効果が計れていない

最後のポイントは、広告費にお金を使いすぎて費用対効果が計れていない人です!

このパターンも結構多くて、たとえば英会話の教材販売をしていて、売り上げの50〜60%は広告費という人も珍しくないんですよ。

もちろん業種によって仕方ない部分はあると思います。

でも、基本的には広告費は、売り上げの3分の1以下に抑えるのが目安になります^^

たとえば月1000万円の売り上げを作るなら、広告費は300万円以下という感じですね。

売り上げがどこから生まれているかという点も重要で、

広告経由で売れる場合もあれば、口コミやブログ、SNSから売れる場合もありますよね?

こうした販売経路はしっかりと管理した方がいいと思います。

そうじゃないと、出した広告でどれくらいお客さんが集まり、売り上げが増えたのかわからなくなりますから。

このデータがないと、来月以降どれくらい広告費をかけるのが適当なのか、決められないんです💦

いくらの広告費で、いくら売り上げてるのかを管理しよう

たとえば30万円の広告費をかけて90万円の売り上げになったとして、

その売り上げが全部広告からなら全然問題ありません^^

でも、90万円の売り上げが全部SNSからだったりしたら、広告は失敗しているということになります。

広告から1円も売り上げがあがっていないことになりますからね💦

……というわけで広告を使う際には、費用対効果をしっかりと考えてもらえたらと思います^^

おわりに

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!

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