5分でわかる!オンラインサロンのメリット・デメリットと5つの成功法則

「オンラインサロン」という言葉が、最近になってよく聞かれるようになりました。

ビジネスの世界で有名な人たちもどんどんオンラインサロンを始めているので、もしかしたらすでにどこかのオンラインサロンに参加したことがあるかもしれません。

もちろんオンラインサロンに参加者として入ってインプットを増やすのも大切なのですが、これからの時代は自分でオンラインサロンを立ち上げ、運営していくことが重要になってきます。

今回は自分でオンラインサロンを運営することのメリット・デメリットを詳しくお伝えしていきたいと思います。

オンラインサロンってどんなサービス?

そもそもオンラインサロンというのは、月額課金でオンライン上の非公開コミュニティに参加することを言います。

アイドルグループの有料ファンクラブのようなものだと考えると、わかりやすいかもしれません。

オンラインサロンには会員になった人だけが視聴できるコンテンツが配布されており、誰でも視聴できるYouTube動画やブログでは、なかなか語られなかった質の高い情報に触れることができます。

世の中に多いのがビジネス系のオンラインサロンですが、それ以外にも投資や占い、恋愛、ゲーム、英会話などのオンラインサロンも存在します。

専門スキルや知識を持った人がオンラインサロンを立ち上げて、さまざまなジャンルのオンラインサロンが誕生しているのです。

オンラインサロンが人気を集める理由

では、なぜ現代ではオンラインサロンが大きな人気を集めているのでしょうか?

その理由は、主に3つ考えられます。

①貴重な情報が手に入る

1つは、そこでしか得られない情報が手に入ること。

オンラインサロンに入るためには、毎月500円〜1万円程度のコストを払う必要があります。

それだけコミュニティの中で有益な情報が配信されているということでもあり、価値のあるスキルや知識を手に入れるのに適しているんですね。

②「ここだけの話」が聞ける

2つ目は、業界のぶっちゃけ話ができること。

オンラインサロンの中での会話は、外に漏れることがありません。

なので、なかなかブログや動画、SNSでは発信しにくいぶっちゃけ話であっても、活発にやりとりされているという特徴があります。

中には、そうしたぶっちゃけ話を聞くためにオンラインサロンに参加している人もいるくらいです。

③憧れの人とコミュニケーションを取れる

そして3つ目が、有名人と近い距離でコミュニケーションが取れること。

これはアイドルのファンクラブと同じようなイメージですね。

オンラインサロンの主催者がカリスマ性に優れた人であるほど、ファンクラブ的な意味合いで参加する人が増えるでしょう。

代表的な3つのオンラインサロンを紹介

最近のオンラインサロンの中でも特に有名なのは、次の3つですね。

  1. 西野亮廣エンタメ研究所
  2. HIU(堀江貴文イノベーション大学校)
  3. PROGRESS

それぞれ簡単に解説していきましょう。

西野亮廣エンタメ研究所

キングコングの西野亮廣さんが運営しているのが、「西野亮廣エンタメ研究所」です。

月額料金は1000円とリーズナブルなこともあって、会員数は4万人以上。

西野さんとの交流がメインでファンクラブ的な要素も強いですが、メンバー限定で西野さんのプロジェクトに参加できるという特典もあります。

HIU(堀江貴文イノベーション大学校)

堀江貴文さんが運営するのが、「HIU(堀江貴文イノベーション大学校)」です。

月額料金は1万800円とやや高めですが、オンラインサロン内ではさまざまなイベントやプロジェクトが進行しているようです。

40個以上の分科会に分かれて活動していることでも有名で、参加することで新たなスキルを身につけたり、ビジネスに挑戦できるメリットもあります。

PROGRESS

オリエンタルラジオの中田敦彦さんがが運営するのが、「PROGRESS」です。

月額料金は980円で、主に中田さんが運営するYouTubeチャンネル「中田敦彦のYouTube大学」に関連したコンテンツがメインとなるようです。

​YouTuber養成所やZoom飲み会にも参加できる特典があり、学びを深めたい人や中田さんとコミュニケーションをとって見たい人におすすめです。

オンラインサロンに「参加」するメリット・デメリット

これからオンラインサロンに入ろうとしている人も、立ち上げようとしている人も、まずはオンラインサロンに参加するメリット・デメリットについて確認しておきましょう。

オンラインサロン参加のメリット

オンラインサロンに参加することで得られるメリットとしては、スキルアップとコミュニティの広がりの2つが挙げられます。

オンラインサロン限定で公開されている情報をインプットすることによって、学びを深めることができるんですね。

たとえばYouTube配信についてのオンラインサロンなら、イチからYouTubeについて教えてもらえるなど手厚いサポートがあるのも魅力です。

さらに自分自身のコミュニティが広がり、より多くの人と交流できるメリットもあります。

同じ目標を持った人が集まるのがオンラインサロンという場なので、モチベーションアップやビジネスパートナー探しにも役立つかもしれません。

オンラインサロン参加のデメリット

オンラインサロンに参加するデメリットとしては、必ずコストがかかる点が挙げられます。

コミュニティ内で積極的に発言して活動している人も、ほとんど活動せず静かに見ているだけの人も、同じ月額料金がかかります。

あまりオンラインサロンを活用できていないと、月額料金が割高に感じることも出てくるでしょう。

オンラインサロンを「運営」するメリット・デメリット

では、オンラインサロンを自分で立ち上げて、運営する場合にはどんなメリット・デメリットが考えられるでしょうか?

オンラインサロン運営のメリット

まずオンラインサロンを運営するメリットとしては、安定した収入が確保できる点が一番でしょう。

仮に月額1000円であっても、100人の参加者が集まればそれだけで月10万円の収入になります。

個人で稼げる金額としては、毎月勝手に10万円得られるというのは、大きなメリットでしょう。

また、優秀なサロンメンバーをヘッドハンティングしてビジネスパートナーとして迎えることで、採用コストゼロで優秀な人材を見つけられるメリットもあります。

オンラインサロン運営のデメリット

オンラインサロンを自分で運営する場合、常に情報を発信し続けなければ、退会する人が増えてしまいます。

せっかく参加してくれた人が退屈しないよう、定期的にイベントを開催したり、コンテンツを追加したりする手間がかかるのはデメリットと言えます。

今こそオンラインサロンを始めるべき!5つの成功法則とは?

ここまでに紹介した以外にも、実はオンラインサロンにはほかにない強力な強みが存在します。

それは、次の5つのポイント。

  1. 商圏がない
  2. 利益率が高い
  3. 在庫を持たない
  4. 固定費がかからない
  5. 勝手に売れる

オンラインサロンは、これからの時代で安定してビジネスを続けていこうと考えるなら、非常に適したツールなんですね。

でも、素人がやっても絶対にうまくいきません

ただし、無名の素人がいきなりオンラインサロンを始めたって、失敗するのが当たり前です。

  • 集客はどうするのか?
  • コンテンツはどのようなものを提供するのか?
  • 決済手段はどんなものを使うのか?

こうした計画をしっかりと考えておかないと、一人も集まらないオンラインサロンになってしまうでしょう。

「何もしなくても毎月10万円稼げるらしい!」と、安易にオンラインサロンに手を出しても、うまくいかないのです。

おわりに

では、どうやったらオンラインサロンにメンバーが集まり、収入が安定して、成功することができるのか?

その具体的なノウハウは、次回以降の記事で解説していきますね。