オンラインサロンといえば、有名人やインフルエンサーだけのものだというイメージがあるかもしれません。
しかし実際には、個人のフリーランスや起業家でも、オンラインサロンを運営するハードルは低くなっています。
今回はそんなオンラインサロン運営について、個人が始めるメリットを3つ紹介していきましょう。
目次
メリット①安定した継続収入

まず1つ目のメリットは、安定した継続収入が手に入ることです。
オンラインサロンは月額課金制のビジネスになりますので、たとえば毎月20万円などの安定した収入が、継続して入ってくることになります。
集客を頑張り続けなくていい
安定した継続収入が入ってくるということは、集客を頑張り続けなくていいということでもあります。
一度集客を頑張っておけば、その後は集客に全力を傾けなくても大丈夫。
そのおかげで、「来月の収入はどうなるんだろう…」といった心配からも無縁になります。
精神的にも安定

フリーランスの方なら誰でも経験があると思うのですが、「来月の収入がゼロになるかもしれない」という状況だと、大きな不安を感じますよね?
そんな中でオンラインサロンを持っているだけで、毎月決まった額が入ってくるので、精神的な安定が手に入るのが大きなメリットです。
広告費を予測しやすい
さらに1ヵ月に入ってくるお金が把握できるので、広告費を予測しやすいというメリットも生まれます。
ビジネスの規模を大きくしていくとなると、どうしても広告を使って集客を自動化していくことが不可欠になります。
来月の売り上げが分からない状態だと、広告にいくらかけられるかが予測するのは難しかったりします。
でも、オンラインサロンを使って毎月決まった金額が入ってくるなら、「じゃあ月20万円まで広告に使えるな」と、計算できるわけです。
メリット②優秀な人材の発見や育成

続いて2つ目のメリットとして、優秀な人材の発見や育成につながることが挙げられます。
オンラインサロンに入ってくれる人の中には、意識が高く能力も高い人や、同じ方向性を持った人も多くなります。
そうした優秀な人たちをヘッドハンティングすることで、ビジネスを手伝ってくれる仲間としてお迎えすることができるんです。
優秀な人をヘッドハンティング
従来であれば優秀な人を雇いたいと思った時に、こちらからリクルート費用を払って採用活動をしていくのが普通でした。
しかしオンラインサロンを持っていると、むしろ優秀な人自身ががお金を払って集まってきてくれるというメリットがあるんですね。
ビジネスで一緒にコラボできる人が見つかる
さらに、一緒にビジネスをやる相手が見つかったりするケースもよくあります。
実際に私たちのところでも、1000人規模のオンラインサロンを運営していて、優秀な人や高いスキルを持った人もたくさん集まっています。
たとえばプロフィール写真を撮るときにカメラマンの人にお願いしたり、HPのデザインをデザイナーさんにお願いしたりと、(もちろんお金は払うのですが、)一緒にビジネスをしていく人が見つかることも多いですよ。
メリット③お客様と信頼関係を構築できる

3つ目のメリットが、お客様と信頼関係を構築できる点です。
おそらくこれがオンラインサロンを運営する1番のメリットとなるでしょう。
まずオンラインサロンと言うのは、サロンに入ってもらってからお客様との関係がスタートします。
従来なら商品を売って終わりだったところが、オンラインサロンの場合はお金を払ってからがスタートとなるわけです。
オンラインサロンに入った会員さんとは密なコミュニケーションを取っていくので、濃いファンを作りやすいというメリットも生まれます。
会員さんとの会話の中で、悩みを深く知れる
自分の話を聞いてもらうだけではなくて、会員さんの悩みやビジネスについての話もよく聞くようになります。
相手のことをよく知り、理解できるようになるのかオンラインサロンの特徴でもあるんですね。
お客様と信頼関係を構築できるメリットは?

このようにお客さんとの信頼関係を構築できることには、一体どんなメリットがあるのでしょうか?
そもそもの話、オンラインサロンのキャッシュポイントというのは、1つだけではないんです。
一般的にオンラインサロンと言えば、毎月いくらの会費収入だけがキャッシュポイントだと思われています。
しかし実際には、それ以外にもキャッシュポイントが存在するということ。
実はオンラインサロンは、教育や集客商品としても使うことができるんです。
集客の流れが変わってきている
最近のビジネスの世界では、集客の流れが変わりつつあります。
これまでのマーケティングでは、集客→教育→販売という流れが王道とされてきました。
おそらくこれを読んでいる人も聞いたことがあると思うのですが、この方法は多くの人がやり始めてきた結果、どんどん効果が薄くなっているという現状があります。
これからは集客→会話→販売へ

そんな現状の中で、これからは「集客→会話→販売」という流れがメインになってくる、と私たちは見込んでいます。
「教育」の部分が「会話」に変わっているのが特徴ですね。
教育というのは、どちらかというと一方的に教えるスタンスでした。
それが会話になると、こちらから教えるだけではなく、相手からの話も聞くという双方向のやりとりを行うことになります。
これからは、この双方向のやりとりが必須になる時代に切り替わっていくんですね。
通信講座と家庭教師、どっちを選ぶ?
たとえばわかりやすいのは、受験勉強のときに通信講座を選ぶか、家庭教師を選ぶかというケースを考えるといいでしょう。
この2つのうちどちらが成績が伸びやすいかと言われると、おそらく家庭教師のほうですよね?
なぜなら、一方的に教わるだけではなく、こちらから質問ができたり、個人のペースに合わせてやり方を変えたりしてくれるため、結果が出やすくなるから。
マーケティングでもこれと同じことが言えます。
集客媒体としてオンラインサロンを使う

つまり、相手との会話で悩み事をヒアリングして、信頼関係を構築した結果、販売につなげるという流れです。
そしてこの会話の部分で使えるのがオンラインサロンとなるわけです。
一つの集客媒体として、オンラインサロンを使うというイメージです。
自然と生まれる会話から、問い合わせが発生
集客媒体として使うのであれば、オンラインサロンは無料でもいいですし、月額500円くらいの格安の料金設定でも問題ありません。
まずはオンラインサロンに人を集めて、会員さんとのコミュニケーションの中で会話が生まれる。
自分のことをよく知ってもらいい、相手のこともよく知れば、自然と自分が持っている本命商品に対して問い合わせが来るようになります。
「こういう商品ってないですか?」「ぜひそれを買いたいです!」という問い合わせが来て、勝手に商品が売れていくという形です。
オンラインサロンでお客さんとの信頼関係を構築したおかげで、こちらから売り込むのではなく、相手から「欲しい!」と言ってもらえるようになるのです。
おわりに
このようにオンラインサロンは、1つのサービスとして会費収入を得ることもできますし、商品の販売ツールとしても使えるということです。
この2つの特徴を持っているのが、オンラインサロンの強み。
そんなオンラインサロンを、あなたも始めてみませんか?