インフルエンサーとは違って、無名の素人はオンラインサロンで収益を出すのは難しい…。
一般的にはそんなイメージが持たれています。
確かに知名度も影響力もない普通の一般人が、オンラインサロンを始めてもお客さんは集まらないでしょう。
しかし、オンラインサロンといっても内容はさまざま。
無名の素人には、無名の素人なりの戦い方というのがあります。
今回はインフルエンサーじゃなくてもオンラインサロンで収益を得るための知識についてお伝えしていきましょう。
目次
インフルエンサー向けノウハウは、意味がない

オンラインサロンの運営ノウハウというと、よくあるのがインフルエンサーがインフルエンサーのために発信しているノウハウです。
仮に堀江貴文さんが、オンラインサロンで成功するためのノウハウを発信したとして、あなたはそれを学びたいと思いますか?
もちろん何か学びがあるのかもしれませんが、実際に私たちがオンラインサロンを運営するときには役に立たないでしょう。
なぜなら、有名人やインフルエンサーなら、ほとんど努力しなくてもお客さんは集まるだろうから。
同じやり方を無名の素人が真似しても、当然お客さんは集まらないでしょう。
無名の素人でもオンラインサロンで収益を出すには?
では、有名人でもインフルエンサーでもない私たちが、オンラインサロンを始めて収益を出すためには、どうしたらいいのでしょうか?
ポイントとなるのは、オンラインサロンの4つのタイプを知ること。
そして、オンラインサロンの価格を正しく設定し、飽きられないように工夫し続けることです。
この3つについて、この先でみていきますね。
オンラインサロンの4つのタイプとは?

オンラインサロンといえば、有名人やインフルエンサーがオーナーになって運営しているコミュニティが有名ですよね。
堀江貴文さん、西野亮廣さん、中田敦彦さんなど、影響力のある人がオンラインサロンを始める例は珍しくありません。
こうしたオンラインサロンは、「インフルエンサー系」に分類されます。
実はこれを含めて、オンラインサロンの種類は4つ存在しているんです。
インフルエンサー系
まずインフルエンサー系についてですが、これはファンクラブと同じようなものだと考えるといいでしょう。
影響力を持ったオーナーがトップに立ち、オーナーの話を聞きたい人や交流したい人がオンラインサロンに参加します。
何か学びを得たり、仕事を作ったりすることもまれにありますが、主な目的はコミュニティ内で楽しく過ごすことです。
ノウハウ提供系

2つ目は、「ノウハウ提供系」のオンラインサロンです。
たとえばブログ運営のノウハウを学べるオンラインサロンだったり、YouTube制作のノウハウを得られるオンラインサロンなどもそう。
このタイプなら主にブログやYouTubeの初心者が集まるので、中級者以上の方であればオンラインサロンを運営することができます。
スキルや技術よりも、むしろ教え方やコミュニケーション能力のほうが重要かもしれません。
人と関わることが好きな人なら、ノウハウ提供系のオンラインサロンにも向いているでしょう。
趣味系
3つ目に、「趣味系」のオンラインサロンもあります。
たとえば釣り、グルメ、クルマなど。
ノウハウを学んだりするわけではなく、同じ趣味を持った人たちと交流するのが目的です。
そのため、高単価にして収益を得ることは難しいですが、このタイプで運営されているオンラインサロンも少なくないですよ。
ギルド系
最後の「ギルド系」というのは、参加しておくことで仕事が回ってくるようなオンラインサロンを指します。
たとえば、動画編集のスキルを学べて、さらにYouTuberからの仕事依頼も紹介してもらえる…といったオンラインサロンのことですね。
そのお仕事も実績の1つになるので、稼ぎたい人に向いています。
100人なんて必要ない!5人いればOK

オンラインサロンを始めるときには、「最初にたくさんお客さんを集めるのが大事!」という意見があります。
それも間違いではないのですが、最初は5人くらいの少数で始めたほうがいいという考え方もあります。
なぜなら、一度に多くのお客さんがオンラインサロンに参加すると、一人ひとりへのフォローが間に合わなくなってしまうからです。
最初の5人を満足させるところから
でも、1ヶ月に5人くらいの少数しか入ってこないなら、一人ひとりのお客さんをしっかりフォローできます。
最初に一気にお客さんが増えるオンラインサロンは、減る時も一気に減ってしまうものなのです。
オンラインサロンの価格は1万円以上にすべき理由

それから、オンラインサロンの価格について。
無名の素人がオンラインサロンを始めるなら、価格はなるべく高いほうが有利です。
なぜなら、オンラインサロンに何百人も集めるというのは、無名の素人には難しいから。
たとえば、月1000円のオンラインサロンで30万円稼ぐには、月300人のお客さんを集めないといけません。
でも、月1万円のオンラインサロンなら、月30人でいい。
「100人以上の会員がいるオンラインサロンは、上位10%だけ」というデータもあるくらいですから、高単価×少ない会員数で収益を狙うのがベストなのです。
どうやって単価を上げればいいのか?
では、どうやったらオンラインサロンの単価を上げてもお客さんが集まるようになるのでしょうか?
高単価戦略の例としては、たとえばお客さんとの距離を縮めることが挙げられます。
一対一の個別コンサルを行なって、一人ひとりのお客さんと仲良くなれば、大会する可能性も低くなります。
あるいは、オフラインのイベントを開催してコミュニティの中に仲間を作ってもらえれば、所属感も強くなるでしょう。
オンラインサロンの中で部活を作って小さなコミュニティを形成し、参加したばかりの人でも溶け込めるような仕組みを考えるのもコツですよ。
オンラインサロンの成功は、オーナーの◯◯で決まる

最後に、一番大切なことをお伝えしましょう。
それは、オンラインサロンの成功は、オーナーの変化で決まるということです。
オーナー自身がスキルアップし、新しいことを学ぶから、オンラインサロンでも継続してノウハウを提供することができます。
それがなければ毎日同じことの繰り返しになり、退会数が増えてしまうのです。
常にスキルアップを目指そう
その意味では、「オンラインサロンを成功させたいなら、常にスキルアップしろ!」ということになります。
オンラインサロンの収益で新しいことを学び、それをオンラインサロンに還元していく…。
そんな仕組みができると、スキルアップと収益が同時に手に入って、理想の働き方になりますよ。
おわりに
世の中のオンラインサロンノウハウは、主にインフルエンサー向けになっていて無名の素人には意味がない…。
だったら、無名の素人なりの戦略でオンラインサロンを攻略していくしかありません。
そのときには、ここで紹介した考え方を参考にしてみてくださいね。