今日はオンラインサロンを始める前に、必ず知っておくべきことについてお話ししたいと思います。
私たちSYKでも1000人規模のオンラインサロン運営を手掛ける中で、気づいたことや経験をもとにお伝えしていきましょう。
オンラインサロンというのは、始めるのは簡単ですが運営にはトラブルや問題がつきもの。
トラブルに直面してオンラインサロン運営に挫折してしまわないように、あらかじめ落とし穴の位置を知っておきましょう。
目次
①サロン内で営業する人が出てくる

オンラインサロンを始めると、コミュニティーの中でオーナーの許可なく自分の商品を売り込もうとする人が出てきます。
他人のオンラインサロンの中で、無理矢理自分の商品を営業しようとするケースですね。
そうした人たちに対しては、厳しく注意する必要があります。
たとえばオンラインサロンの規約に明記したり、入会する際の面談で強調しておいたり。
中には、このような営業行為に対して罰則を設けて、一発でオンラインサロンを強制退会にするところもあるようです。
ノウハウが盗まれてしまった場合は?
同じような迷惑行為として、オンラインサロン限定で発信しているノウハウが盗まれてしまうケースもあります。
限定コンテンツとして投稿していた内容がパクられたり、無許可で転載されていたり。
そうした行為に対しても、同じように規約に明記する必要があるでしょう。
あるいは、オンラインサロンのオーナーの中には、ノウハウが盗まれることを気にしない人もいます。
パクりコンテンツはしょせん二番煎じですから、自分のコンテンツに自信を持って発信し続ければ、会員さんもどんどん増えていくはずですよ。
②発信するネタが尽きてしまう

オンラインサロンに投稿する内容が尽きてしまい、ネタ切れになってしまうケースもよくあります。
ただ、この問題に対しては、ネタ切れで困る人と困らない人、この両者には明確な違いがあったりします。
その違いとは、普段から情報発信する習慣を持っているかどうかです。
情報発信するクセが、ネタ切れを防ぐ
ネタ切れを防ぐためのコツは、実は専門性やスキルの高さではないんです。
普段からアウトプットする習慣を持っているかどうか、毎日SNSやブログ、YouTubeで情報発信しているかどうかなんですね。
あなたもオンラインサロンで継続的にコンテンツをアップしていきたいなら、必ず情報発信するクセをつけておきましょう。
インプットの不足が原因の場合も
ネタ切れを起こしてしまう原因として、単純にインプットの量が足りていないケースもあります。
アウトプットはインプットから生まれるものですから、インプットが少なすぎればネタも尽きてしまいます。
そうならないように、読書やセミナーなど、インプットが足りているかを見直してみてください。
③マンネリ化してしまう

オンラインサロンの失敗パターンとして、マンネリ化してしまうというパターンも挙げられます。
これはオーナー側もそうですし、会員側もそう。
オーナーや会員さんがマンネリ化を感じてしまえば、オンラインサロンは自然消滅してしまうでしょう。
そうならないように、オーナー自身が飽きないようにすること、会員さんには飽きさせない工夫が必要になってきます。
マンネリ化を防ぐための方法
オンラインサロンのマンネリ化を防ぐなら、オーナーの変化が不可欠です。
ビジネスの世界では、現状維持することはゆるやかに衰退するのと同じ。
何か変化を起こすからこそ、成長していくことができるんですね。
そもそもオーナーというのは、そのオンラインサロンの中では一番の影響力を持つ立場です。
そんなオーナーが変化し続ける姿勢を見せることも、1つの責任ではないでしょうか?
④退会率が高まってしまう

せっかくオンラインサロンに入ってくれたのに、会員さんがすぐに退会してしまう…。
そんな悩みも、オンラインサロンのオーナーにはよくあることです。
会員さんの退会率が上がってしまう原因としては、「期待値」に対してオンラインサロンの「満足度」が低いパターンが多いです。
つまり、「期待したほどじゃなかった」「予想したより得るものが少なかった」という印象を持たれてしまう場合ですね。
入会導線をを見直してみよう
これを防ぐためには、入会までの導線を見直してみるといいでしょう。
たとえば、広告やLPのキャッチコピーをチェックしてみて、過剰に期待を煽るような文章になっていないか考えてみてください。
または、「こんな人には向いていません」と、退会率が高そうな会員さんを弾く仕組みも大切ですよ。
⑤コミュニティが盛り上がらない

オンラインサロン運営において、最大の悩みはこれだと思います。
「コミュニティがなかなか盛り上がらない」という悩みは、きっとあなたも抱えることになるでしょう。
しかし、そもそも人が少ない段階では、オンラインサロンが盛り上がりにくいのも当然です。
少なくとも30人や50人以上にならないと、コミュニティとして盛り上がりにくいんですね。
盛り上がる必要性はあるのか?
それから、会員さんが「盛り上がっているオンラインサロン」を求めているのかということも、確認したほうがいいでしょう。
もちろんオーナーからすれば盛り上がったほうがいいでしょうが、会員さんの中には「ワイワイ盛り上がるのが苦手…」という人もいるからです。
一人ひとりの会員さんは、オンラインサロンへの参加に熱意を持っているわけでもありません。
ただノウハウを学べれば、それでいいと考える人も多いんですね。
そうした意味では、盛り上がるかどうかは本質的にはそれほど重要ではないんです。
どうしても盛り上げたいときには?

それでもやはりコミュニティを盛り上げたいと考えるなら、効果的なポイントがいくつかあります。
たとえば、オフラインイベントを開催して会員さん同士で交流するというパターン。
そうすることで、Facebook上などでもコメントが増えて、活発になる可能性があります。
最近はオフラインイベントも難しいでしょうから、オンラインのイベントでもOKです。
たとえばオンライン飲み会のようなイベントを開催することで、コミュニティが活性化する可能性は十分にあります。
少人数プロジェクトを立ててみよう
それから、コミュニティの中で少人数のプロジェクトを立ち上げてみるのも効果的です。
100人のサロンの中で、5人や10人が参加する部活を作ってみるというイメージですね。
そうすることで、仲のいいグループが生まれて、オンラインサロン全体を盛り上げてくれることもありますよ。
おわりに
- サロン内で営業する人が出てくる
- 発信するネタが尽きてしまう
- マンネリ化してしまう
- 退会率が高まってしまう
- コミュニティが盛り上がらない
というわけで、この5つがオンラインサロン運営でよくある5つの失敗でした。
それぞれの対策方法をしっかり押さえて、オンラインサロン運営を成功に導いてくださいね。