あなたのオンラインサロンの活用方法、すごくもったいないです。
多くの人は「スキルアップのため」「主催者の話を聞くため」という目的を持って、どこかのオンラインサロンに入っています。
それも悪いことではないのですが、オンラインサロンという場はインプットだけではなく、リサーチのためにも使えるという性質を持っています。
今回は、知るだけでオンラインサロンをもっと活用できるようになる情報をお伝えしていきたいと思います。
目次
ただオンラインサロンに参加するだけでは、意味がない

オンラインサロンという場所は、参加する側の意識の持ち方によって、大きく性質が変わるという特徴を持っています。
たとえば参加する人が「有名人のオンラインサロンだから、入りたい」という、ファンクラブに入るような気持ちで参加していたら、スキルアップの役には立たないでしょう。
一方で「このオンラインサロンで、稼ぐスキルを1つ身につける」といった明確な目的意識があると、得られる情報も増大するはずです。
せっかく加入したオンラインサロンを、集客や売り上げアップのために活用していきたいと考えるなら、目的意識をはっきりさせる必要があるのです。
ワイワイガヤガヤするのが目的になってない?
ファンクラブとしてオンラインサロンに入ることも、スキルアップのためにオンラインサロンに入ることも悪いことではありません。
問題になるのは、スキルアップのためにオンラインサロンに入ったはずなのに、いつの間にかファンクラブに入る気持ちになってしまうことです。
本当はビジネスについて学ぶためにオンラインサロンに参加したけど、いつの間にかオフ会で遊んだり、ライブで盛り上がったりすることが目的になっている…。
そんな状態であれば、オンラインサロンにお金を払う意味はなくなってしまうでしょう。
オンラインサロンに入って、お客さんを奪え!

よくよく考えてみると、オンラインサロンはビジネスを考えている人にとって、格好のリストが集まる場と言えなくもありません。
たとえば副業や起業を始めたいと考えている人が集まるオンラインサロンに入ったら、それだけで「副業・企業に興味がある人」というターゲット層が見つかります。
仮にあなたが副業や起業に関するビジネスを手がけているなら、オンラインサロンのメンバーに直接アプローチするだけで、ターゲット層にぴったりのリストを集められるということです。
ターゲット層が集まるオンラインサロンを探そう
もちろん実際にお客さんを奪おうとするのはマナー違反になりますので、積極的にやろうとおすすめしたいわけではありません。
そもそもオンラインサロンの規約として、ビジネスの勧誘目的での参加はNGとされているパターンも多いです。
しかしターゲット層が集まるオンラインサロンに入るだけで、得られる情報というのはたくさんあります。
たとえば、ターゲット層が抱えているリアルな悩みに触れられるというのも、大きな魅力です。
オンラインサロンに入って、悩みをリサーチしよう

仮に副業・起業を目指している人が集まるオンラインサロンに入ったとして、お悩み相談や質疑応答のスレッドが立っていたとしましょう。
ここで頻繁に取り上げられる悩みや質問は、ターゲット層の多くが抱えている問題だと判断することができます。
たとえば、お悩み相談のスレッドに「営業マンにおすすめの副業はなんですか?」という質問が、何度も投稿されていたとします。
その情報だけでも、「副業や起業を考える人には営業マン出身の人が多いのか」という気づきを得られるかもしれません。
ゼロからリサーチするより、遥かに効率的
「副業や起業を考える人には営業マン出身の人が多い」という事実を、別の方法でリサーチしようとすると案外手間がかかります。
たとえばSNSで副業についての悩みを検索してみたり、実際に募集してみたり。
そんなことをしなくても、オンラインサロンの悩み相談をチェックするだけで、質の高いリサーチができるわけですね。
まずはコミュニティ内でGIVEしよう

より具体的に悩みや質問を募集してみたいなら、オンラインサロンの中でアンケートを取るという方法もあります。
「副業を考えている方、あなたの意見を聞かせてください!」という形で、ターゲット層のリアルな声を集めるということです。
そのためには、まずは副業や起業についてのお役立ち情報を投稿して、そのコミュニティにGIVEしていく必要があります。
コミュニティの中で信頼関係を築くことができなければ、アンケートに回答してもらえる可能性が低くなるからです。
いきなりTAKEしても、相手にされない
オンラインサロンに加入した直後にアンケートを出しても、「なんだこの人?」と思われてしまって、相手にされません。
そうなる前に、まずはオンラインサロンの運営に貢献しておきましょう。
副業についての体験談を投稿してみたり、人のお悩み相談に回答をつけてみるという方法もいいですね。
具体的なオンラインサロンリサーチのやり方

最後に、オンラインサロンを使った具体的なリサーチのやり方についても紹介しておきましょう。
といってもやることはシンプルで、オンラインサロンでアンケートを実施して、リサーチするだけです。
①ターゲットが多く加入しているサロンを見つける
まずは、自分のビジネスのお客さんとなるターゲット層を絞り込み、ターゲット層が多く参加しているであろうオンラインサロンを見つけましょう。
集客・YouTubeについての商品を扱っている人なら、集客に困っている人が集まるオンラインサロン、YouTubeを始めたいと思っている人が集まるオンラインサロン探してみる。
その際には、意識が高くて行動力もあるなど、参加者の質が高いところを優先して選ぶといいでしょう。
②信頼関係を構築する

次に、オンラインサロン内での信頼関係を獲得します。
参加してきた人がいきなりアンケートのお願いを投げ掛けても、協力してもらえる可能性は低いからです。
いきなりアンケート(TAKE)を狙うのではなく、まずは情報を提供(GIVE)する。
これはオンラインサロン以外でも大切な考え方になりますので、覚えておきましょう。
③アンケートを取って悩みをリサーチする
最後に、実際にアンケートをとってリサーチを行います。
ターゲット層がどんなことに悩んでいるのか、どこに問題を抱えているのかを調べるためには、絶好のアンケートとなるでしょう。
ここで得られたアンケート結果をもとに商品を作ったり、LPのキャッチフレーズを考えれば、きっといい結果につながるはずです。
おわりに
一般的にはスキルアップやファンクラブといった目的で利用されるオンラインサロン。
でも、実はターゲット層の抱える悩みや問題をリサーチする場としても使えるんです。
事前にそれぞれのオンラインサロンのルールを理解しておく必要はありますが、こんな使い方もあることを覚えておきましょう。