感情マーケティングで顧客心理をつかむ最強の経営術【喜多野修次】

こんにちは!株式会社SYK・代表取締役の喜多野です。

ビジネスの世界で商品が売るのが上手い人って、どんなテクニックを使っていると思いますか??

実はものを売るのが上手い人って、意識しているかどうかを問わず「心理トリガー」を使っているんです^^

私自身も、日々のYouTubeライブとかセミナーでは、心理トリガーをバンバン使っているんですよね。

他にも政治家さんとか経営者なども、みんな心理トリガーを活用しているわけです。

あなたも心理トリガーを使いこなすことで、同じリスト数でも売り上げを1.5倍、2倍に増やすことができるようになりますよ!

というわけで今回は、心理トリガーを使った「感情マーケティング」について書いていきたいと思います^^

心理トリガーとは?

そもそも心理トリガーとは何かというと、「心を動かす引き金」のことを指します。

心理トリガーを使うことで、購買意欲とか来店意欲を自然にかき立てることができるようになるのがメリット!

優秀な営業マンやマーケターも、お客さんに気づかれない形で自然に購買意欲を引き出す天才なんですね。

じゃあ具体的に心理トリガーにはどんなものがあるのか?

この記事では、今すぐ使えて幅広いシーンで役立つ3つの心理トリガーを皆さんにお伝えしていこうと思います!

①人は損したくない生き物

まず1つ目の心理トリガーは、「人は損したくない生き物」という原則です!

たとえばネット通販でも、「今買ってくれたら30%オフ!」みたいな宣伝文句ありますよね??

要するに、

何かを売りたいなら「得」を売るんじゃなくて、「損・不安・恐怖」を売りなさい

ということなんです^^

保険を売るときもそうですよね。

「うちの保険はこれだけ得なんですよ!」と売ろうとしてしまいがちなんですが、これじゃ売れない。

そうじゃなくて「日本人の2人に1人はがんになる時代ですよ」と不安を売る方が、圧倒的に成約につながるということです^^

健康食品がバカ売れする理由とは??

他にも健康食品業界ってすごく儲かることで有名ですけど、半年で数十万円するような高額商品も当たり前に売れる世界です。

じゃあどうしてそんなバカ高いものをみんな買うのかって言えば、

「がんのリスクが下がる」
「長生きできるようになる」
「病気のリスクを低減できる」

というような、不安や恐怖を消してくれる鎮痛剤として欲しがる人がいるからです。

マーケティングも同じで、

「このままだったら廃業倒産の真っ只中だから、新しい集客を模索しないといけない!」

そう考えて、SNS集客を始めるわけですね。

痛みを回避したいから、人は行動する

損したくない、お金に困りたくない…みたいな、痛みを避けようとする感情ってすごく強いんですよ。

そういう感情があるから、人は行動を起こすんです!

たとえばメタボリックシンドロームの人に向けて、

「痩せたら仕事ができるように見られて、自信もつきますよ!」

とアピールするんじゃなくて、

「メタボってこれくらいの死亡率だってデータがあるので、今すぐ痩せないとヤバいですよ」

と伝える方が、心を動かしやすいということです^^

私が禁煙に成功したのも、これが理由

あとは海外のタバコのパッケージなんかを見てみると、真っ黒になった肺の写真をそのままプリントしているものも多いんですよね。

これも国の方針としてタバコを吸っている人を減らしたいから、不安や恐怖を煽るようなパッケージを打ち出しているんです!

私も昔ヘビースモーカーだった時期がありますけど、当時は「そんなに体に悪いのかな?」って思っていたんです。

でも、海外に行ってタバコのパッケージを見たときに、「やばい!自分もこうなるのは怖い!」と感じたんですね💦

そこから徐々に辞めていったという経験もあったりします。

具体的なキャッチフレーズ例

他にも具体的なキャッチフレーズとして、

  • 知らないと大損!〜
  • 知らないだけで200万損をする
  • あなたは知らず知らずに損してる〜
  • 自己投資は将来への節約!

みたいなものも挙げられます^^

YouTubeやブログのタイトルでも、こういうタイプの文言が使われていることが多いですよね!

こういう書き方をすることで、お客さんの購買意欲を引き出せるようになりますよ!

②信用信頼の法則

2つ目のポイントは、「信用信頼の法則」です。

これはつまり、よくわからない人からものを買おうと思わないよね?ということです^^

じゃあ人はどうやってものを買うのかというと、信用信頼している人からものを買うんです!

だからあなたの商品が売れないのも、お客さんからの信用信頼が欠けているからなんですね。

もっと言えば、あなた自身のことを信用信頼してくれても、あなたの商品に関しても信用信頼してもらえなければ、やっぱり購入には至りません。

だから、自分自身や自分の商品を信用信頼してもらうことが、まず最初にやらなければいけないことなんです!

人は見ず知らずの人から高額なツボは買わない

ここで大事になってくるのが、「単純接触効果」になります^^

実は信用信頼というのは、意図的に作り出すことができます。

具体的には、お客さんとの接触回数を増やせばいいんです!

たとえば、1回しか会ったことがない人よりも、2〜3回会っている人の方が、親しみやすく感じたりしませんか??

初対面の人よりも、何回か遊んだ友達の方が話しやすかったりしますよね^^

売れている営業マンも、お客さんと何度も接触を繰り返して、「あの人いい人だな。もっと話聞いてみようかな?」と、少しずつ心のブロックを外しているんです!

高級店が一等地にお店を出すのも理由がある

ちなみに、高級ブランドの店舗が、家賃が何千万もするような銀座の一等地にあるのも、これが理由です。

お店の前を通る人が毎日ウィンドウショッピングすることで、少しずつバッグが気になってきて、試着させてもらって、販売につながるわけです。

1回だけショーウィンドウの前を通っただけなら買わなくても、2回3回と通りがかると、気になって買いたくなるということですね^^

いろんなメディアを駆使して、接触を増やそう

この法則を情報発信に活かすなら、

  • 日々のLINE配信
  • ライブ/YouTube
  • SNS/ストーリー

これらを効果的に駆使するのがポイントになります^^

LINEの配信も2〜3日に1回は配信してあげる。

YouTube動画もSNSできるだけ毎日アップしてあげることで、お客さんとの接触回数を増やすことができます!

私もInstagramで4つくらいのアカウントを運用していますけど、そこから今もリストが集まってきているのは、やっぱり単純接触効果のおかげなんですね。

もちろん1日10配信とか増やしすぎてしまうと、今度はブロックされやすくなるので要注意。

それでも、定期的に更新してお客さんとの接触を増やすことを意識して欲しいと思います^^

③人は大衆と同じ行動をとろうとする

3つ目の心理トリガーは、「人は大衆と同じ行動をとろうとする」という法則です。

この心理トリガーをマーケティングに応用してみると、次のようなキャッチフレーズが使えます。

  • あの芸能人が愛用している〜
  • あの大手企業もやっているマーケティング手法
  • 気づいた人はみんなやってます!〜
  • あなたも仲間に加わりませんか?
  • 自分だけ取り残される前に〜
  • 今のうちから我々のように〜

こういう表現を使うことで、

「あの人もやっているなら私も!」
「みんなに取り残されたくないから私も!」

と感じて、行動してくれるようになるんです^^

このように巻き込み方を提案してあげると、お客さんを安心させてあげることができるんですね。

ただしこれは、使いすぎると情報商材とか仮想通貨みたいな怪しい表現になってしまうので要注意ですよ!

おわりに

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

  1. 人は損したくない生き物
  2. 信用信頼の法則
  3. 人は大衆と同じ行動をとろうとする

今回の記事で紹介した心理トリガーは、こちらの3つになります。

みなさんもぜひこれらのポイントを参考に、感情マーケティングをマスターしていきましょうね!

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