こんにちは!株式会社SYK・代表取締役の喜多野です。
今回のテーマである「ストーリーテリング」とは、物語風にして自分のストーリーを伝えたり、商品の価値をストーリーに乗せて伝えることを言います。
ストーリーテリングは、YouTubeなどで喋るだけじゃなく、ライティングでも重要になってくる考え方です。
実際に、売れている人や成功している人は、コピーライティングやパブリックスピーキングの重要性を理解している人たちなんです。
そんなストーリーテリングの極意を3つ、ここで紹介していきますね^^
目次
この2つのスキルがあれば、困らない!

人を惹きつける文章(コピーライティング)を書く、または人を惹きつけるトーク(パブリックスピーキング)ができる人は、どんなビジネスでも必ず結果を出すことができます。
私もそれほどコピーライティングが得意じゃないんですが、パブリックスピーキングは昔から得意でした。
もしかしたら逆のタイプの人もいると思うので、書くのと話すのだったらどっちが得意なのかを念頭に置きながら読んでほしいと思います^^
ストーリーテリングのメリット
ストーリーテリングを使うことで、LINE・メルマガ・SNS発信で劇的に反応が取れるようになります。
営業、セミナー、セールス、YouTube、ライブ配信でも爆発的に反応が集まるようになるノウハウです。
ただ、ストーリーテリングの概念が大切なのはみんな知っているんですけど、具体的に教えてくれる人ってほとんどいないんですよね💦。
私も教えてくれる人がいなかったので、自分よりも話すのが上手な師匠をひたすらモデリングして、話し方をそっくりそのまま真似したり、レコーディングしてずっとイヤホンで聴いていたりしました。
そんな経験をもとに、あなたにも使えるように言語化してポイントを3つお伝えしていきます!
- セリフ口調
- 情動表現
- 情景描写
3つのポイントは、こちらです^^
①セリフ口調

たとえばYouTubeやブログで、自分の生い立ちについて話すことがあります。
ここで普通の人だと、
私は神奈川県で生まれました。横浜高校を卒業して、1年浪人して大学に入りました。その後大学を中退してビジネスを起こして、今に至ります。
こんなふうに事実だけを伝えてしまうんですが、何もおもしろくないですよね?
でも、セリフ口調を使うことで感情が乗りやすくなるんです!
だから、YouTubeでもブログでも、私はセリフ口調を使うことを意識しています。
私がビジネスを始めてすぐの頃、全然稼げなくて年収5万円だったんですよ。
これだけだと事実のみなので、ここにセリフ口調を加えてみましょう。
本当に悔しくて悔しくて、「もうビジネスを諦めようかな」と思っていた時期があるんです
こうやって伝えたほうが、ずっと引き込まれますよね?
あなたも毎回じゃなくていいので、自分のことを伝えるときにはセリフ口調を意識してください^^
②情動表現

次に「情動表現」というのは、感情を言語化することを言います。
たとえば「悔しい」「つらい」「悲しい」みたいな感情を、もっとLINEに出してほしいんです。
ちなみに私だったら、
小学校の頃はすごいやんちゃしていたので、毎週親が呼び出されて先生に叱られる…なんて経験をしました。
そんな三者面談の帰り、近所から電車で10分くらいのところにある常磐公園のベンチに座って、母にこう言われたんです。
「あなたは勉強はできないけど、本当は優秀なんだから。人のために何か与える人間なんだから、ちゃんとしなさいよ」
そう言われて、私自身は本当に悲しくなったんです。
このような書き方で、感情を出してほしいんです。
「楽しい」「嬉しい」みたいなポジティブな感情でもOK!
結局、お客さんの心を動かすのは感情です。
人は、相手を好きにならないとファンにはなりません。
そしてあなたのファンになるのは、あなたの話で感情が動いた時。
だからこそ、こうした感情表現は情報発信の時に使っていきましょう^^
③情景描写

さらにもう1つ、情景描写と呼ばれるものがポイントです。
先ほどのエピソードのように「近所から電車で10分くらいのところにある常磐公園」という情景を描写する感じですね。
もっと詳しく言うと、
常磐公園って樹木が生い茂っていて、真ん中に滑り台があって、子どもたちが遊んでいるような閑静な住宅街の真ん中にあった公園だったんです。
このような情景を描写することによって、人って引き込まれやすくなり、話がどんどんおもしろくなるんです。
話がおもしろい人は、情景描写がうまい
松本人志さんの「すべらない話」とかあるじゃないですか。
あそこに出ている人って、この情景描写をめちゃくちゃ意識しているんですよね。
話がおもしろい人って、普通の話をおもしろおかしい話に変えられるスキルを持っているんです。
もちろん私は、あなたに芸人になれって言いたいわけじゃないのですが。
たとえば私は以前、こんな体験をしました。
ある時私は、停電になってびっくりして、コーラが入ったガラスのコップを落としちゃったんです。
近くで友達がキャーっと叫び声をあげたんです。
ここだけ聞いても、別におもしろくないですよね?
情景描写するだけで、ありありとイメージできる

でも、次のように描写したらどうでしょうか?
この間、家に友達が泊まりにきていたんです。
で、夜8時50分くらいから友達と一緒にソフトドリンクを飲みながら(私はお酒が飲めないので)、乾杯して仕事の話とかいろいろしてたんです。
その後、お菓子でも取りいこうと思ってキッチンに移動したんですけど、その時、
パッ…と
電気が真っ暗になったんです。
「あ、停電か…!」と、急に真っ暗になったことにびっくりして、持っていたガラスのコップを落としちゃったんですね。
すると「パリーン」と音がして、ガラスが床一面に飛び散ってしまったんです。
それから数秒してから、「うわっ」という友達のうめき声が聞こえてきました。
そこで私は、友達がケガしたんじゃないかと思い、救急箱を取りに行こうとしたその時、電気がついたんです。
振り返ったら、友達が「良かったー」って言っているんです。
その友達はガラスを踏んだわけではなく、停電したことにびっくりしただけで、
反応が遅いから数秒遅れてびっくりする…という変な友達だったんです。
こんなふうに、情景描写を入れたほうがリアルで鮮明にイメージできたと思います。
人の名前のような固有名詞を出したり、思い出話を出したり、具体的な描写をすることで、まるで目の前で起こっているかのようにイメージさせるのが重要です。
こうすると、最後まで話を聞いてもらえるようになるし、話に引き込まれるからファンになってもらいやすくなりますよ^^
おわりに
今回は「ストーリーテリング」の極意として、この3つをお伝えしてきました。
- セリフ口調
- 情動表現
- 情景描写
あなたもLINEの配信でストーリーテリングを実践してみてくださいね^^