残念ながら、この世界には唯一絶対の成功法則というのは存在しません。
もし誰でも成功者になれる法則があるなら、世の中のすべての人々が成功していなければおかしいということになってしまいます。
ただ、成功する唯一絶対の法則はなくとも、成功できる可能性を2倍3倍に高められる方法なら、確実に存在します。
それが、いわゆる「成功者マインド」です。
この記事では、結果を出せる起業家なら誰でもやっている、成功者マインドについて3つ紹介していきます。
①学習の5段階ステップ

ビジネスや英会話、資格の勉強などでもそうですが、私たちは何か新しいことを理解するとき、5つのステップを踏むことになります。
その5ステップというのは、次の通り。
- 知らないし、できない
- 知っているけど、できない
- 考えると、できる
- 考えなくても、できる
- どこからでも教えることができる
それぞれのステップについてみていきましょう。
レベル1は、知らないし、できない
まずレベル1の段階では、新しい知識について知らないし、実践することもできない状態を指します。
たとえばInstagramやLINEの配信をするノウハウなんて、知らないし聞いたこともない。
だから、Instagramでフォロワーを集めたり、LINEで商品を売ったりすることもできないというわけですね。
レベル2は、知っているけど、できない
具体的な知識やノウハウを学ぶことで、レベル2にステップアップすることができます。
この段階では、なんとなく知識は持っているけど、実践できない状態。
InstagramやLINEのノウハウを学び、そういうものがあると認知している。
でも、実際にInstagramやLINEをビジネスに活用することはできていない段階ですね。
レベル3は、考えると、できる
しっかりと実践トレーニングを積めば、レベル3の状態に成長します。
全身の意識を集中して、全力で意識を向けることでなんとか実践できるレベルです。
師匠やメンターに教えてもらいながら、あるいはテキストや動画を見ながらだったら、InstagramやLINEを使いこなせるようになった状態です。
レベル4は、考えなくても、できる
私たちが日本語を無意識に使いこなしているのと同じように、新たな知識を無意識に使いこなせるようになったら、レベル4の段階に入ります。
ほとんど集中したり意識したりすることなく、まるで呼吸をするようにInstagramやLINEを使える状態です。
ここまでくれば知識はほぼ完璧にマスターしたと言っていいでしょう。
しかし、学習の5ステップにはもう1段階上があります。
レベル5は、どこからでも教えることができる
学習の5段階の最高レベルは、「どこからでも教えることができる」です。
たとえばInstagramやLINEの使い方について、人から質問されたときにも瞬時に答えられる状態のこと。
人からの質問に答えて教えられるということは、それだけ知識が整理されて頭に入っているということ。
InstagramやLINEを使った集客の専門家として教育事業にも携わりたいなら、このレベルを目指していきましょう。
②結果を出せるインプットのやり方

私たちが何か新しいことを学んでインプットするときには、2つの要素が不可欠になってきます。
それは、「素直さ」と「自己責任マインド」です。
これは、月10万円稼ごうとがんばっている人も、年商10億円を目指してがんばっている人にも欠かせません。
自己流は事故る。TTPしよう
まず「素直さ」というのは、つまり自分の価値観を捨て去ることを言います。
師匠やメンターに教わったことは愚直に実践し、自己流やアレンジを加えないことが最も重要です。
たとえば、Instagram集客のやり方を学んだけど「自分はこっちの方がいいと思う!」とアレンジしてしまえば、絶対に集客はうまくいきません。
ビジネスの世界では、TTP(徹底的にパクる)という言葉もあります。
私たちSYKのInstagramやLINEをTTPするつもりで行動できる人が、結果を出せるのです。
人生を変えたいなら、今の選択を変えよう

そもそも今のあなたがいるのは、過去の自分がどんな選択をしてきたかの結果です。
これまでずっと努力してきた人には結果がついてきますが、楽なほうを選んできた人にはツケが回ってきます。
今の売り上げや経済状況、人間関係、健康状態にも同じことが言えます。
私たちの人生というのは、一瞬の意思決定の積み重ねでできているわけですから、何かを変えたいと思うなら、今この瞬間の意思決定を変化させていく必要があります。
自己責任マインドを持とう
次に、インプットするときに重要な要素「自己責任マインド」とはどんなものなのでしょうか?
自己責任マインドというのは、できないことや失敗したことを、周りのせいにせず自分の責任だと考えることを言います。
たとえば師匠やメンターのやり方の通りにやってみたけど失敗した…というときに、「きちんとモデリングできていなかったかもしれない。改善できるところを探そう!」と考えられるのが、自己責任マインドです。
もし自分以外に責任を押し付けてしまえば、それ以上考えなくなり改善もできなくなってしまいます。
常に改善できることを考える

私たちも人間ですから、「時間がない」「お金がない」「自分には合わない」などの言い訳は、いくらでも出てくると思います。
しかし、そうした言い訳を作っているばかりでは絶対に成功できません。
まずは自分が今改善できることはないのか?を考えてみること。
その方がよっぽど結果が出やすくなります。
実際、世の中の成功者たちも、常に改善できることがないか考え続けているものです。
③「バックエンド理論」商品を売らないのは罪

私たちはこの先、事業者としてお客さんに商品を売る立場になります。
これまでは消費者として買う立場ばかりだったのが、売る立場に回らなければいけないということです。
すると、中には「こんな商品を売ってお金をもらうのは、悪いことなんじゃないか」という悩みを抱えてくる人が出てきます。
お客さんからお金を受け取ることに罪悪感があり、自分を安売りしてしまおうとするメンタルブロックがある人は、初心者には多いようです。
LTVを高める方法を考えよう
どんな商品・サービスを売るにしても、一人のお客さんに長く愛されるビジネスをやっていかなければなりません。
なぜなら、日本の人口はどんどん減り続けており、新規のお客さんを集めることは難しくなっていくから。
具体的には、日本の人口は毎年50万人減っているとされています。
これは鳥取県の人口とほぼ同じ。
つまり、日本では毎年、1つの県がなくなるほどの人口減少が起こっているということです。
そんな時代で生き残るためには、生涯にわたり商品を買ってくれるような、リピーターを育てていく必要があるのです。
1回売って終わり…ではない!

私たちが手がける高額のバックエンド商品というのは、1回売ったらそれで終わり…にしてはいけません。
たとえばダイエット関連の商品を提供して、3ヶ月で若い頃の体型に戻れたお客さんがいるとします。
そんなお客さん自身も成長しているので、次は「夏までに筋肉をつけて、腹筋を割りたい」などと、違ったニーズを抱えていることもあります。
そんなタイミングで、「こちらの筋肉増強プログラムはどうですか?」を提案できるから、リピーターになってくれるのです。
お客さんの悩みに応じて、ラインナップを揃えよう
お客さんが抱える悩みは、たった1つではありません。
2つ3つとあるかもしれないし、半年後にはまた1つ増えているかもしれない。
そんなお客さんの悩みを解決できる商品を自分が持っているなら、それを売らないのは罪であるとさえ思っています。
お客さんの抱える悩みに応じて商品・サービスのラインナップを揃えてあげる。
そしてお客さんの悩みに寄り添ったビジネスをやっていくべきなのです。
おわりに
- ①学習の5段階ステップ
- ②結果を出せるインプットのやり方
- ③「バックエンド理論」商品を売らないのは罪
この3つが、結果を出せる起業家に共通する特徴です。
これからビジネスで成功したいなら、これらの考え方をしっかりマスターしておきましょう。