SNS集客したいなら、SNSを使うな!

SNS集客で成功したいなら、SNS以外のことを改善していく必要があります。

これはどういうことかというと、SNS集客で失敗している人は、そもそもコンセプトや商品名、価格設定などのビジネスモデルがうまくいっていないケースが非常に多いんですね。

ビジネスモデルがボロボロであれば、いくらSNSでフォロワーが増えたとしても、売り上げにはつながりません。

では、具体的にどのようなビジネスモデルにすれば、SNS集客で結果を出せるのでしょうか?

ここではSNS集客を成功させるための、SNS以外の改善方法についてお伝えしていきましょう。

SNS集客ができない人は、SNS以外に原因あり

SNS集客がうまくいかない人でも、ノウハウが足りないからうまくいっていない…という人は多くありません。

それどころか、SNS集客のノウハウは十分に身に付いていて、これ以上学ぶ必要がない…というレベルの人もいるくらいです。

しかし、SNS集客をノウハウが十分に持っていても、そもそものビジネスモデルに欠陥があると、売り上げは伸びなくなってしまいます。

土台がグラグラだから、集客できない

ここでいうビジネスモデルというのは、コンセプトや商品名、価格設定などのことを指します。

たとえばコンセプトがブレブレで、誰に何を伝えたいのかぼやけたままでは、いくらSNSをがんばってもうまくいきません。

個人向けの商品なのに、価格が1000万円とか1億円となっていれば、買ってくれるお客さんが1人も現れないのです。

お客さんにあなたの商品価値が伝わっているか?

SNS集客でうまくいっていないパターンで、特に多いのがお客さんに価値が伝わっていないケースです。

つまり、なぜその商品が役に立つのか、なぜそのサービスを買うべきなのかが伝わっていない。

お客さんに価値が伝わっていなければ、当然集客することはできませんし、売り上げが伸びることもありません。

商品名を変えるだけで、SNS集客に成功することも

その意味では、商品名を変えてみるだけで、SNS集客に成功するパターンも多いのです。

つまり、お客さんに対してしっかりと価値を伝え、なぜ役立つのか、なぜ買うべきなのかが伝わる商品名に変更してみるわけです。

そうすれば、たとえフォロワーが少なくても商品を買ってくれるお客さんが増え、売り上げアップにつながるんですね。

あなたの商品のビフォーアフターは何ですか?

では、具体的にどうやったらお客さんに価値を伝えられるのか?

一番簡単なのは、その商品を手に入れた人が、どんなビフォーアフターを経験するのかを伝えることです。

たとえば、「営業が苦手な人でも、ストレスなく会話できるようになる方法」のような感じですね。

ビジネスの本質は、お客さんのお悩み解決にあります。

悩みを抱えていた状態から、商品を手に入れて理想の未来を手に入れるまでを、具体的にイメージさせてくれる商品が売れやすいんですね。

「自分らしく生きる」ではNGな理由

ちなみに、副業や起業系でよくあるのが「自分らしく生きるサポートをします!」みたいな表現です。

このコンセプト自体は悪いわけではないのですが、「自分らしく」という言葉の定義は人によって大きく変わります。

人間関係がうまくいくことが重要だと考える人もいれば、月100万円稼げたたらいいと思っている人、自由に使える時間が増えたら自分らしく生きられると信じている人もいます。

こうした中でどんな人に対してアプローチしていくのか、明確になっていないから結果につながらないんですね。

権威性がなければ、話を聞いてもらえない

SNSで発信していく際には、権威性を高めることも重要な要素の1つです。

権威性というのは、たとえば自分のこれまでの実績や指導者数などから生まれるもの。

「この人はすごい人だ!」「この人の話は聞く価値がある!」と思ってもらうことで、お客さんが話を聞く姿勢になるのがポイントです。

権威性を演出できなければ、誰にも話を聞いてもらうことができないんですね。

子育てを語れるのは、子育て経験者だけ

権威性と言われると難しく感じるかもしれませんが、切り口次第ではどんなことも実績になり得ます。

たとえば子育てについての商品を発信していくなら、子育て経験があることが権威性を高めるのに役立ちます。

「ママ起業家のためのSNS集客」といったビジネスを手がけるなら、子育て経験がない人より経験がある人から、お客さんは学びたいと思うはずですから。

権威性が高ければ、それだけで問い合わせが増えるチャンスにもつながるんですね。

SNS集客できない人は、自分を安売りしすぎ

SNS集客でうまくいかない人のパターンを観察してみると、商品の値段が安すぎるという特徴も見つかります。

たとえば、単価5000円の商品を売って月100万円稼ぎたいと考えた場合、毎月200人集客しないといけません。

月200人安定して集客するというのは、よほどのインフルエンサーでなければ不可能な数字です

では、単価50万円のものを売って月100万円稼ぐならどうでしょうか?

この場合なら、月に2人だけ集客すればいいので、素人でも十分に目指せる数字になります。

薄利多売は、大企業だけの戦略です

ビジネスの初心者の方なら「安くすればするほど売れやすくなる」と考えている人も多いでしょう。

でも、そうした薄利多売のビジネスモデルでやっていては、大企業に勝つことはできません。

大企業に比べて資金も人材も少ない個人・中小企業が生き残るためには、薄利多売の逆をやらないといけないんですね。

つまり、高単価な商品を少ないお客さんに販売していくことが不可欠だということです。

モデリング先を探そう

実際にSNS集客を始めるときには、イチから自分でやろうとしてもうまくいきません。

まずはSNS集客を始める前に、モデリング先を探すようにしてみましょう。

モデリング先というのは、自分がSNSを使っていくにあたってお手本となるようなアカウントのことを言います。

同業他社のSNSをフォローし、LINEに登録

たとえば自分と同じような商品を売っていて、お客さんが多く集まっている人を探してみるわけです。

そして、その人のSNS、LP、メルマガ、LINEなどをチェック。

SNSの使い方やLPの作り方を参考にしてみて、メルマガやLINEにも実際に登録してみましょう。

このようにモデリング先のやり方をお手本にすることで、SNS集客の成功率は大きくアップするはずですよ。

おわりに

SNS集客で成功したいなら、まずはSNS以外のところを改善しなければならない…。

具体的には、コンセプトや商品名、価格設定などのビジネスモデルを見直すことが大切です。

このポイントをしっかり押さえて、SNS集客で結果を出せるように努力していきましょう。