日本という国は伝統的に、お金についての教育が足りていないという状況にあります。
昔から「お金持ち=悪いことをした人」というイメージがあったせいで、お金を稼ぐことに抵抗を感じる人が多いんですね。
このようにお金とネガティブな感情が結びついてしまうと、どうしてもビジネスでお金を稼ぐことに後ろめたさを感じてしまいます
今回は、そうした「お金のブロック」を解除して、お金に対する正しいイメージを身につけるための思考法について紹介していきたいと思います。
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目次
お金のブロックを持っていませんか?

実は私も、高校を卒業するまでは「お金持ち=悪い人」というイメージを持っていました。
このようなお金のブロックがあると、ビジネスを始めても稼げない確率が高くなります。
なぜなら、せっかくお客さんに商品を提供しても、お金をつけとることに罪悪感を覚えてしまうから。
このお金のブロックがあるせいで、本当は稼ぐ能力があるのにもかかわらず、全然稼げなくなってしまう例も少なくないんですね。
お金持ちになれない人の共通点
以前、「お金持ちになれない人の共通点」というテーマで、こんなツイートをしたことがありました。
この記事でお伝えしたい内容のエッセンスは、すべてこのツイートに詰め込まれていると言ってもいいでしょう。
お金についての洗脳を手放そう

私たち日本人は、無意識のお金のブロックに翻弄されてしまう傾向が強いです。
このブロックから逃れない限り、お金持ちになることは不可能でしょう。
具体的には、商品の価格だけを見て「高い!」「安い!」と決めつけてしまう人は、すでにお金のブロックに洗脳されている状態です。
「300万円です」と言われて、どう感じますか?
たとえば、私が「300万円です!」とお伝えしたとしましょう。
この金額を聞いて、反射的に「高い!」感じたりしませんでしたか?
商品やサービスなどの主語が抜けているにもかかわらず、金額だけ聞いて「高い!」と思ってしまうのは、まさにお金のブロックと言えます。
手に入る価値によって、300万円は安くも高くもなる
仮に「iPhoneが300万円です!」と言われたら、高すぎると感じるでしょう。
でも、東京の一等地で一軒家を300万円で建てられると言われたら、むしろ安い部類に入ります。
このように、価格というのは単なる数字でしかないんですよね。
お金のブロックを外し、洗脳を抜け出すには?

では、値段だけで高いか安いかを判断してしまう「お金のブロック」の洗脳を抜け出すためには、どうしたらいいのでしょうか?
まずポイントとなるのは、値段ではなく本質を見ることです。
つまり、商品の本当の「価値」を考えるべきだということでうs。
そもそも私たちがビジネスをやっていく中で、価値がある商品・サービスを持っているなら、その価値を言語化して伝えることさえできれば大金持ちになれます。
しかし世の中には、せっかく価値あるものを持っているのに、言語化ができなくて売れない…という人が非常に多い。
価値を伝えれば、単価100万円の商品も売れる
商品やサービスの価値をしっかりと言語化して伝える…そんな営業ができれば、いくらでも売り上げは増やすことができます。
実際、私たちのスクールでも単価100万円以上の商品を売って、月1000万円以上の収入を手にしている人がいます。
そうした人たちに共通するのは、自分の商品には100万円以上の価値があると信じ、価値を言語化しているということ。
商品を買うときは、価値を考えてお金を払おう
仮に私が明日の朝起きて、LINEの友達がゼロになったとしても、価値を言語化して伝えるスキルさえあれば食いっぱぐれることはありません。
またイチから集客したり、アフィリエイトなどで他人の商品を売ったりすることで、売り上げを立てることは可能だからです。
価値を言語化して使えるスキルは、商品を買うときに値段ではなく「価値」を考えながら、お金を払うようにすることで身につけることができます。
たとえ100円ショップの買い物であっても、「この商品は自分にとって100円の価値があるのか?」と考えてほしいということです。。
そもそも価格ってどうやって決まるの?

そもそも商品の価格というのは、他人が決めた定量的なものにすぎません。
たとえば世の中には、1回10万円を超える食事はほとんどありませんが、100万円以上のワインはいくらでもあります。
ワインに興味がない人からすると、「結局はただのぶどうの絞り汁なのに、どうしてそんなに高いの?」と感じますよね。
しかし、世の中には100万円出してでもワインを買う人もいるんですね。
いわゆる需要と供給のメカニズムで、100万円の価値があるワインが決まるということです。
私が150万円のベッドを買った理由
ちなみに私は、つい先日150万円のベッドを購入しました。
なぜこれだけの金額をベッドに使ったのかといえば、私たちの生活の3分の1を占める睡眠で過ごす場所だから。
睡眠の質によって日中のパフォーマンスも左右されるわけですから、150万円に見合う投資だと判断したわけです。
実際、100万円以上のベッドを使っている成功者も何人も知っているので、しっかりと価値を考えてお金を使うことができました。
商品の価格ではなく、費用対効果を伝えよう

ここまでの記事の内容を、ぜひあなたも商品を売るときに活用してみてほしいと思います。
商品やサービスの価値をうまく伝えるためには、言語化することがポイント。
特に費用対効果(コスパ)を重視して説明することで、説得力を高めることができます。
「人生の3分の1を過ごすベッドに投資して、質の高い睡眠をとってパフォーマンスを高めるためなら、150万円のベッドはむしろコスパが高い」という感じで商品を説明してみてください。
高いから売れないのではなく、価値が伝わらないから売れない
世の中には、5万円でも30万円でも100万円でも、売れない商品というのは存在します。
そうした商品は、高いから売れないのではなく、価値が伝わっていないから売れないのです。
しっかりと商品の価値を伝えて、お客さんに「この内容でこの値段は安い!」と感じてもらえれば、即座に売れるはずですから。
ライザップに200万円払う人の心理
これはダイエットやファッション、心理学などでも同じことが言えます。
たとえばライザップでも、一番高いコースだと2ヶ月で200万円かかるコースもあります。
なぜそれだけの金額のコースにお金を払うのかといえば、「一流のサポートを受けて体重を落とせることに価値を感じたから」なんですよね。
このように、お客さんに対して「金額」を提示するのではなく、「価値」を伝えるのが一番大事なことなのです。
おわりに
商品を買うときには、価格ではなく価値を噛みしめてお金を払うこと。
商品を売るときにも、この商品安いですね!と言ってもらえる発信を考える。
この2つを実践すれば、きっとあなたもお金持ちの生活が手に入りますよ。